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水川あさみは全く知らなかったが小籔はかなり嫌いな芸人だった。
どうやらかなりのボンボンだったらしい。 幼い頃、ピアノとギターを習っていた。 お母さんはかなりの美人だがツェッペリンやピンクフロイドを聴く結構ぶっ飛んだ人だったようだ。 お笑い好きはしっかり継承されている。 小藪が風邪を引いても「あほや」で済ます口の悪さはたけしの母親を思わせる。 高校まではそこそこ優秀だったが突然尾崎豊に影響され落ちこぼれる。 その後、漫才では成功したようだ。 しかし、順調な日々も相方との決別で終わりを告げる。 一旦、お笑いの世界から足を洗おうとするが母親のアドヴァイスで吉本新喜劇に入る。 だが、当然のごとくセリフもほとんどないその他大勢役である。 既に結婚していたが嫁さんに食わせて貰う。 50円の大きな大根を買い喜ぶ嫁さんを見て情けなくてバイト帰り自転車のペダルを漕ぎながら泣くような日々が続く。 しかし、子供の頃母親に大きくなったら人付き合いで役に立つと勧められ始めた将棋が正に吉本の楽屋で役に立つ。 それから、徐々にセリフも増えて行った矢先、母親がガンに倒れる。 危篤状態の母親を小藪が見舞うと「モロゾフのプリンが食べたい」と言われる。 小藪はバイクを飛ばし閉店したデパートで無理を言い分けて貰い病室に帰ったが母親はもう食べる気力を失っていた。 母親に何も親孝行出来なかった小藪はせめてもの償いに「プリン」という曲を作った。 街頭で歌うとホストやギャルが泣いていた。 小藪が嫌いだった私も泣かされた。 おまけに、もうモロゾフのプリンを食べられなくなってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/07/25 07:49:43 PM
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