カテゴリ:数学
アポロニウスの円の一般式をなかなか導けなかったが漸く出来た。
それは、2定点A(-m、0)、B(n、0)に対して AP:PB=m:nになるような点Pの軌跡だった。 m=nならABの垂直二等分線になる。 まず、AP:PB=m:nよりnAP=mPB 両辺を2乗すると、n^2AP^2=m^2PB^2 そこで、点Pの座標を(x,y)とすれば n^2{(x+m)^2+y^2}=m^2{(x-n)^2+y^2}, n^2(x^2+2mx+m^2+y^2)=m^2(x^2-2nx+n^2+y^2), n^2x^2+2mn^2x+m^2n^2+n^2y^2=m^2x^2-2m^2nx+m^2n^2+m^2y^2, =(m^2-n^2)x^2-2mn(m+n)x+(m^2-n^2)y^2 =(m^2-n^2){x^2-(2mn/m-n)x+y^2} 先のxの項を(m^2-n^2)で割るのがなかなか思い付かなかった。 後は平方完成だ。 (m^2-n^2){x^2-(2mn/m-n)x+(mn/m-n)^2-(mn/m-n)^2+y^2}、 (m^2-n^2){(x-mn/m-n)^2+y^2}=(m^2-n^2)(mn/m-n)^2, 両辺を(m^2-n^2)で割り (x-mn/m-n)^2+y^2=(mn/m-n)^2となる。 これがアポロニウスの円についての一般式だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/04/15 12:00:26 AM
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