カテゴリ:読書
なるほど。
福田恆存が言うように生真面目ではあった。 もっと言えば説教臭いだろうか。 まぁ、教育的な寓話という所だろう。 だが、大仰で気取った修辞に飾られた訳知り顔のシェイクスピアより好感を持てた。 主人公が様々な苦難に遭う所はヨブ記を連想した。 ばかと呼ばれる所は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」か。 だが、世俗的な欲を追求する人間に対して無欲な人間をばかと呼ぶのはどうだろうか。 適度な欲を持つ中欲人間も居るのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/06/27 05:31:57 PM
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