カテゴリ:読書
タイトルから予想されるほど毒々しくはなかった。
ギリシャ神話やキリスト教の寓話が混ぜられた近代社会の描写には美しさすら感じた。 いずれにせよ、主に腐敗した社会への嫌悪が書かせたのだろう。 性愛への耽溺は頂けないが詩を書くことが生きる救いだったのではあるまいか。 詩はあまり読み込んでいないのでサンボリスムが果たす効果はあまり分からない。 しかし、彫琢されたセンスは明らかだった。 「愛のコリーダ」等にも感じたが、過度な性愛描写、つまり、ポルノグラフィーには管理社会への反抗心が隠されているようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/07/07 12:00:16 AM
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