カテゴリ:読書
今回は演説の意義についてだった。
まずヒトラーは文筆に携わる騎士やうぬぼれ屋に対し次のように警告する。 「この世界における最も偉大な革命は、決してガチョウの羽ペンで導かれたものではないのだ!」 「おおぜいの民衆はなによりもまず、つねに演説の力のみが土台になっている」 「偉大な運動はすべて大衆運動であり、困窮の残忍な女神によって扇動されたか、大衆のものに投げこまれたことばの放火用たいまつによってかきたてられたからであり、美を論ずる文士やサロンの英雄のレモン水のような心情吐露によってではないのである」と。 これは、おそらく、大衆の性情について正鵠を射ているだろう。 そして、現代の反知性主義と同じ心情が感じられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/10/19 08:18:52 AM
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