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ヒトラーは言う。「なにかある物体が落下した場合、その落下の深さはつねにその物体の最初あった場所から現在の場所までの距離で測られる。民族や国家の没落についても同じことがいえる」と。
ヒトラーにとってのそれはビスマルクが築いたドイツ帝国の没落だった。 ヒトラーはドイツ帝国を「無類の勝利の前進ののち、ついに不朽の英雄的精神の報酬として、子孫のために成立した」と称揚した。 そして、当時の崩壊状態は非常につらくひどいものだった。 これは、現在、トランプの発言である「米国を再び偉大な国に」とか 安倍政権の「日本を取り戻す」というスローガンを連想する。 ナチスドイツの行く末を思うと非常に危なっかしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/03/08 12:00:34 AM
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