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ディラックは相性の悪かった相対論と量子力学の橋渡しをしたらしい。
だが、その式からマイナスのエネルギーが導かれる。 ディラックはそこから反物質の存在を予言した。 そして、実際、CERNのチームにより反水素が合成された。 なにやら、空間に高いエネルギーが集中すると粒子が生成されるらしい。 この辺りはアインシュタインが唱えた、エネルギーと物質が同等であることを連想させる。 それに際して電気的な性質やスピン等が逆のふたつの粒子が同時に出現する。 それを、対生成と呼ぶ。 何故、現在の宇宙では圧倒的に物質の方が多いのかはCP対称性の破れで説明される。 10億個にひとつの確率で僅かに対称性に破れがある粒子同士はぶつかっても消滅せず、物質として残るのだ。 ひょっとすると、それが、宇宙空間がスカスカである理由なのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/07/08 12:00:53 AM
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