カテゴリ:読書(哲学)
浅田彰は序文でこう言う。
「要は、自ら「濁れる世」の只中をうろつき、危険に身をさらしつつ、しかも、批判的な姿勢を崩さぬことである。対象と深くかかわり全面的に没入すると同時に、対象を容赦なく突き放し切って捨てること。同化と異化のこの鋭い緊張こそ、真の知と呼ぶに値するすぐれてクリティカルな境位(エレメント)であることは、いまさら言うまでもない」と。 なるほど。 確かにそうだろう。 しかし、「境位」に何故わざわざ「エレメント」とルビを振るのか。 更に、「いまさら言うまでもない」なら言うな。 この辺りに鼻持ちならない気取りを感じる。 ともあれ、とっとと再読を終えて浅田彰を切って捨てたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/11/05 12:00:42 AM
コメント(0) | コメントを書く
[読書(哲学)] カテゴリの最新記事
|