カテゴリ:読書
ヒトラーはマルクス主義を、犯罪者的頭脳から生まれ、国民とその人種的内容を無条件に無視し、低級な人種であるユダヤ人による非ユダヤ人の奴隷化と絶滅をもくろむものであると断ずる。
いやはや。 被害妄想というしかない。 だが、マルクス主義が目も当てられない管理国家や虐殺を生んだこともまた事実ではある。 そして、それはナチスも同様だ。 詳しくは知らないが、そもそも、マルクス主義は、利益を最大化しようとする資本家によって奴隷化される労働者を救おうとするものではないのか。 しかし、現在のように、人間の公共心が低い間は、共産主義はおろか、健全な社会主義も不可能ではあるだろう。 いずれにせよ、急進的な社会改革はしばしば地獄を出現させる。 「人間はそれほど理性的な存在ではない」とは保守の言であるが そこだけは賛同する。 だが、理性こそが人類の希望でもあるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/11/15 12:00:27 AM
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