カテゴリ:読書(哲学)
中世のイタリアは、諸民族の支配が入り乱れる中、終末思想による虚無が人民を覆っていた。
全財産を教会へ寄進する者もいれば、快楽に耽る者もいた。 市場では人肉が堂々と売られ、「勇気(virtus)」という言葉も 「暴力」や「強制」という概念に捻じ曲げられ 時には、「レイプ」さえ意味した。 これは、現在のアメリカのスポーツ選手が、女性をレイプするのは「カッコイイ(cool)こと」だと思ったり、日本の難関大学の学生が、「彼女たちはバカだから」と低ランクの女子大生を酔わせてレイプすることによく似ている。 人間は、しばしば、物事を自分の都合の良いように解釈する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/04/09 12:00:16 AM
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