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「半値になっているならば、太郎はその弁当を買う」
「半値になっているならば、太郎はその弁当を買わない」 標準的な論理体系によると、この両命題は両立する。 「ならば」はあくまで「仮定」であり、真逆を仮定してもいいのだ。 なので、仮定が真だった時初めて両命題は成立しない。 つまり、仮定が否定される。(半値になることはありえない) ともあれ、普通「半値になっているならば、太郎はその弁当を買わない」とはいわない。 「半値になっていても、太郎はその弁当を買わない」の方が自然だろう。 実際、「その弁当は不味いから半値でも買わない」という状況は十分考えられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/02/06 04:36:50 AM
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