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ハーバードが実施する入試問題GMAT(数学・データ分析・言語能力)の抜粋が面白かった。
「ある大学のイベントで2日間で10人の作家を紹介する。 1日で紹介する作家は5人。 片方の日は、半数以上を英語以外の言葉で書く作家。 もう片方の日は、少なくとも4人の女性作家の予定。 また、どちらの日も、同じ国の作家は2人まで。 すでに8人は下記のように決まっている。 1日目 男性 英語 ナイジェリア、 女性 フランス語 フランス 女性 フランス語 フランス、 女性 英語 イギリス 2日目 女性 英語 イギリス、 女性 英語 イギリス 男性 スペイン語 アルゼンチン、 男性 中国語 中国 さて、問題は A:女性・英語・アメリカ、 B:男性・英語・アメリカ、 C:女性・日本語・日本 D:女性・フランス語・フランス、 E:男性・スペイン語・ペルー、 F:男性・フランス語・フランス の中で「どちらの日でも紹介できる作家」と「どちらの日にも紹介できない作家」を1人ずつ選べである。 解説は以下。 4人を女性にできる日は1日目。 女性はA、C、D。 しかし、フランスはすでに2人いるのでDはアウト。 2日目は、英語がすでに2人いるので英語以外から選ぶ必要があり、それは、C、D、E、F。 なので、「どちらの日でも紹介できる作家」はC、「どちらの日にも紹介できない作家」はBとなる。 なるほど。 ごちゃごちゃした質問文を見ただけで考える気が失せたが、ひとつひとつ論理的に説明して貰うと納得できる。 しかし、ハーバード・ビジネス・スクールに入るにはこんな問題64問を2時間15分(1問2分ちょい)で解き約9割正答しなければならないのだ。 さすがMITに並ぶエリート中のエリート。 でなければ、Volatile(変動)Uncertain(不確定)Complex(複雑)Ambiguous(曖昧)な世界に対しスピード・アジリティ・クリエイティビティをもって立ち向かえないのだろう。 実際、卒業生には、ゴールドマンサックスの元CEO、ニューヨーク証券取引所元会長、ワーナーブラザーズ元CEO、楽天の三木谷氏などそうそうたるメンバーがいる。 2年間の学費2000万円も初任給約3400(コンサルティング会社の場合)貰えるので余裕で元が取れる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/05/27 10:02:35 AM
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