2024/11/12(火)04:29
ヴィトゲンシュタイン「哲学探究」" 私は思う "
ヴィトゲンシュタインは「私は思う」について考察する。
そして「自分の口がしゃべっているのに耳をすませば、私は、『他の人が私の口でしゃべっている』と言えるかもしれない」「雨が降っているけど、ぼくはそう思わない」「私が・・・・・と思っていると仮定しよう」「雨が降っているのかもしれないけど、雨は降っていない」などの奇妙な言説をひねりだす。
これらには、離人症や解離性同一性障害、あるいは、矛盾の曖昧ヴァージョンのような趣がある。