ホテルと旅館の批評

あかん遊久の里鶴雅

2022/7月上旬 部屋：ツインルーム 星：

　去年は、阿寒湖は観光だけで終わったので、今回は阿寒湖温泉にあるホテルで宿泊することにしました。去年、トイレを借りたときや中庭を見た時にいい感じのホテルだったので、「あかん遊久の里鶴雅」にしました。



　車でエントランスに行って、荷物を降ろしてから、駐車場に移動します。コロナ禍なので、バレーパーキングではなくなっています。駐車場は600mぐらい離れた場所にあるけど、マイクロバスが待機しているので、すぐにホテルに戻ってこれます。でも駐車場代が1泊400円です。北海道の田舎で駐車場代がいるのは、ちょっと残念ですね。

　チェックインは、事前にチェックイン機で行って、それからフロントで鍵を受け取ります。チェックアウトも機械で行うようになっていました。鶴雅グループなので、コロナ対策と省力化の投資は積極的にやっているようです。

　鍵を受け取って、部屋に向かいます。今回は、一番安いプランで本館のおまかせ和室です。



　本館の5階で眺望はよくない8畳の和室でした。2人なら十分の広さです。窓側のソファは硬いので、ソファと思ってどんど腰掛けるとお尻が痛いです。二人なら大きな部屋はいらないし、禁煙が基本なので、どこになってもいいだろうと、おまかせにしました。最初からこの和室を指定するより、料金は4千円（2人で）ほど安く済みました。

　和室なので、布団は夕食時に敷きに来てくれます。夕食時に部屋番号を伝えるので、連絡がいくのでしょう。



　部屋についているバスルームは、普通のホテル並みです。でも、温泉の大浴場があるので、トイレ以外には使わないので、問題はありません。



　部屋にあったウェルカムデザートは、熊笹の饅頭、干し梅、甘納豆でした。それから、ロビーのあるフロアに、「ふかしいも」もありました。風呂上がりに、バターをのせて、部屋にも持って帰って食べたけど、たくさん食べてしまうと、夕食に影響するので、ほどほどに（笑）。



　大浴場は、屋上にある大浴場と1階にある大浴場の二つがあり、曜日で男女入れ替え制でした。今回は、チェックインしたときに屋上の大浴場が男性だったので、そのまま青空を見ながら入りました。

　阿寒湖を見下ろすこともできるので、晴れた日はとても気持ちよく入れます。それから、泉質もいいですね。一人で入る大きな桶のようなお風呂にざぶんと入ると、溢れるお湯に小市民的贅沢を感じることもできます。ここの天空露天風呂は入ったほうが気持ちいいです。

　どの部屋を選んでも食事は同じで、食事会場でのビュッフェになります。



　料理は、刺身にとても力が入っていました。赤海老、甘エビがどんと盛られています。その中から、エビを除いて刺身とお鮨をもらいました。あと、アスパラガスが旬の時期だったので、アスパラガスを使った料理ももらいました。和食だと、ちょっと微妙です・・・。

　和食、中華、洋食と揃っているけど、洋食のバリエーションが少し落ちます。ステーキは、牛脂注入物であまりおいしくないです。また、パンの種類はもう少し増やしてほしいですね。あと、中華の人気のなさがなんとも。もっと、みんな食べてあげよう！。



　ご飯を控えめして、いろんなおかずに挑戦です。一番おいしかったのは、ドライフルーツを混ぜたカッテージチーズにはちみつをかけて乗せたグリッシーニでした。デザートの代わりになります。
　
　力の入れようから、メインは和食なのでしょう。また、北海道に来た観光客だから、ここに並ぶ人が一番多いですね。中華料理の列が少し寂しい感じでした。今回は、行者ニンニクの餃子のみになりました。唐揚げとか、他で食べるので、ここで食べる気にはならないです。

　朝食も同じ食事会場です。朝食も、和食、中華、洋食とそろっていますが、洋食のライブキッチンは、目玉焼きでした。オムレツになると時間がかかるから、団体客を捌けなくなりますね。



　和食で、鱒イクラの醤油漬け丼です。ちょっと盛りすぎたと反省しながらいただきました。朝食なら鱒イクラで十分おいしいです。

　夕食、朝食ともビュッフェの質はとてもいいと思います。部屋に拘らなければ、とてもコスパのいい温泉ホテルになると思います。もちろん、予算に余裕があれば、露天風呂付きの部屋もあるので、そちらもどうぞ。



　花を植えて、真ん中に立つと花のドレスをきたような写真になります。青空がきれいだったので、誰もいないところを撮ってみました。

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