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ホテルと旅館の批評

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2022年08月08日
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カテゴリ:サンフレッチェ
  週中のルヴァンカップは、ターンオーバーしてきたマリノスに対して、レギュラーメンバーで臨んで3-1と勝利。アドバンテージを持ってアウェイ戦に向かうことになりました。一番の難敵マリノスに先勝したのが大きい。

 そして、中二日でアウェイの鹿島アントラーズ戦です。ルヴァンカップを優先してリーグ戦のメンバーを代えてくるかと思ったら、しっかりと同じメンバーでした。スキッベ監督は、選手のコンディションに問題がなければ、ぎりぎりまで使うタイプのようです。もっとも、ヨーロッパでは週に2試合やるのは当たり前という考えもあるのでしょう。選手層の問題もあるし。

 今節のメンバーは、ルヴァンカップのメンバーと同じになりました。

       ベンカリファ

     満田      森島

柏    松本     野津田    藤井

    佐々木  荒木   塩谷

         大迫

SUB:川浪、野上、青山、川村、柴崎、エゼキエウ、ドウグラスV

 ドウグラスVが予想より早い復帰でルヴァンカップに途中出場したので、そのままベンチに入りました。また、FC東京戦で大きなミスをしたJサントスは、ベンチ外です。怪我で手術をした東に代わって柏がそのまま先発です。東が今シーズン絶望なので、今後は柏の先発が増えていきそうです。

 アントラーズは直近4試合で勝利がなく、コロナにかかる選手も多くて練習もなかなか揃わない状況だったようです。それでも、上田が抜けたとはいえ、前線のタレントは豊富で、さらに中2日のサンフレッチェに対して、1週間の準備ができています。前回対戦で敗れているだけに、サンフレッチェ対策はしっかりとやってくるでしょう。

 連戦になるサンフレッチェはアウェイの鹿島戦は苦手ではないけど、今日は引き分けでも十分と思った試合前です。

 試合開始からいつもの風景です。左サイドでボールを回して、右サイドの藤井にボールを出すけど、そこからの攻撃はあまりチャンスになりません。縦への突破、中へのカットインと藤井はいろいろトライするけど、あまり期待感がないですね。藤井のマークが一人だけだったので、比較的ボールを運べていたけど、最後のところは残念な結果でした。

 戦半でチャンスだったのは、満田のプレスからボールを奪ったシーンと前線からのプレスのこぼれ球を満田が拾ったシーンの二つです。前者は、満田のクロスはベンカリファに合わない、後者は、森島のシュートは枠を外れました。

 一方、守備ではイエローカードが3枚も出ます。アントラーズは、4-4-2だけど、ロングボールを左MFのカイキやFWのエヴェラウドに合わせます。カイキは塩谷が見て、エヴェラウドは主に荒木が見ていましたが、ボールを持たれると、鈴木が絡んでチャンスを作って行きます。鈴木が比較的フリーなポジションで、下がり目でポストプレーをするので、佐々木がどこまでついていくのか迷っているようでした。
 
 前半は決定的なシーンはあまり作られなかったけど、ボールを持たれて押し込まれてしまう時間もあり、前半は冷や冷やしながら見ていました。

 後半開始から、前半にイエローカードを受けていたベンカリファに代えて、ドウグラスVを投入です。ベンカリファは、しっかりと守備に走ったけど、攻撃のチャンスはなかなか作れませんでした。相手がまだ元気な前半だからしたかないか。

 後半の最初のピンチは、左サイドからのクロスをフリーでカイキに合されたヘディンシュートでした。幸い枠を外れて行ったけど、危ない所でした。佐々木を翻弄した鈴木の切れのいい動きからクロスは危険でした。

 また、塩谷のハンドはVARチェックによってノーハンド。体に当たってから手に当たったという判断でしょう。

 ゴール前の混戦からシュートを打たれたけど、大迫がいい判断で防ぎます。後半に入ってもなかなかチャンスがないので、今日は何とか引き分けでいいと思っていました。

 73分、森島→エゼキエウ、藤井→野上に交代です。塩谷をボランチにあげるようなことをするのかと思ったけど、ポジションはそのままです。藤井のような縦の突破は期待できないけど、クロスに対する対応や守備は野上のほうがいいので、守備の安定を図りながら攻撃のチャンスをうかがう交代です。

 だんだんスペースができてきた83分に柏に代えて川村を入れます。柏は、満田や佐々木と連携して、ポケットを取ったり、カットインしてシュートにいったりと、ベテランらしい攻撃だったけど、この交代が結果を生み出します。

 直後に、大迫からのボールを川村がうまくトラップして、中央にパスを出します。松本→エゼキエウと渡り、エゼキエウがドリブルで中央にボールを運んで、右サイドに上がってきた野上にパスを出します。野上は、落ち着いてグランダーのクロスを入れると、ニアのドウグラスVが入ったことで、GKとDFの間のゴール前のスペースにクロスが渡ります。そこに逆サイドから走りこんでいた川村が合わせて、均衡を破る先制ゴールになりました。柏を真似たような動きでした。最初のパスを出した後、きちんと前まで走りこんでいたことが結果につながりました。

 川村のゴールは、J1初ゴールになりました。このゴールに絡んだのが、エゼキエウ、野上、ドウグラスV、そして川村と途中出場した選手がすべて絡んだゴールになりました。

 川村は、直後のシュートチャンスを外してしまったけど、この1点で十分でした。リードされたことで、アントラーズは選手交代をして前に圧力をかけてきます。しかし、サンフレッチェは5-4-1としっかりと3ラインを作って、前からプレスをかけ続けるので、アントラーズのチャンスは作られません。アントラーズは、リードされてからバランスを崩してしまったように見えました。

 そして、最後は相手のパスをカットした佐々木が前線のエゼキエウに素晴らしいロングスルーパス。エゼキエウは、右の後ろ脚でトラップして、左サイドに流れながらドリブルします。そして、詰めてきたDFを交わして、素早い右足の振りでシートを右サイドに決めました。エゼキエウのシュートのうまさがでたシーンでした。ブラジルに一時帰国したときは、夏にはブラジルのクラブに移籍するかもと思っていたけど、復帰して素晴らしいゴールを決めてくれたことに脱帽です。

 2-0となり、満田に代えて柴崎を投入されたところで、まもなく試合は終了しました。今日は、交代選手がすべて活躍するという監督の采配がぴたりと当たった試合でした。これまで、ケガもありなかなか試合に絡めなかった選手がようやく戦力となり、しっかりと結果を出すと、選手層の底上げができます。なにげに、5人交代制とはいえ、柴崎の試合出場数が21とサブとは思えない数字になっています。今日も勝利給をしっかりとゲットになりました。

 川村のヒーローインタビューがとても新鮮でした。3年間レンタル移籍だった愛媛から復帰してケガを乗り越えて、勝利となる貴重なゴールだから、感慨もひとしおだったでしょう。おめでとう。

 今日の勝利で、勝点38(10勝6敗8分)で、暫定ながら5位にあがりました。2位のアントラーズを破ったけど、次のリーグ戦はアントラーズに代わって2位になった柏レイソルです。上位対戦が続きます。優勝は無理でも2位は狙えるポジションです。

 また、中3日でルヴァンカップの第2戦の横浜マリノス戦です。第1戦のアドバンテージがあるけど、今日のメンバーでまた行くのでしょう。アウェイでの連戦が続くけど、いったん広島に帰って調整のようです。しっかりとコンディションを整えて、ルヴァンカップに臨んでもらいたいですね。

p.s. 試合後にアントラーズのバイアー監督は解任になりました。4位という成績でも解任とは、厳しいですね。また、ブラジル路線に戻るのでしょうか。

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Last updated  2022年08月11日 20時48分03秒
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