タイトル |
感想
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The Merchant of Venice
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名作ここに極まり。
はっきり言って傑作です。
息苦しい程胸が締め付けられました。
シェイクスピアの紡ぎ出す素晴らしい言葉の数々。
それを演じる名俳優達。
映画の基本がここにあるのではないだろうか。
やはり、面白い作品は原作・脚本が素晴らしいということだ。
時には露骨な、時には難解な語彙で愛や憎悪を表現し、
人間と言うものの本質をえぐり出す。
映画館で1800円出して観ても損はしない映画でした。
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THE BROTHERS GRIMM
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この映画は子供も楽しく観れる冒険ファンタジー。
物語の端々にグリム童話のキャラクターも登場してくるので、
どのキャラがどの童話のキャラかを探すのも一興。
おそらく、大人が観るよりも子どもが観た方が
数倍楽しめる映画やと思いました。
「スリーピー・ホロウ」という映画が好きな人は好きだと思う。
1000円くらいなら観てもいいかなと思いました。
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ティム・バートンのコープスブライド |
話の内容としては単純である。
もしこれがストップモーション・アニメやなかったら
怒ってるかもしれない。
しかし、ストップモーションを使うことで、
色んな表現方法があるということを示す
ティム・バートンには脱帽。
逆に言えば、それがなければ内容的には駄作かもしれない。
でもね、正直、ピアノの連弾のシーンにはウットリしました。
子供が観ても楽しめる映画かな。
値段としては500~800円なら観てもいいかなって感じでした。
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私の頭の中の消しゴム |
日々における一瞬一瞬の大切さを描いている映画である。
何気ない日常の1コマには
人がどれほど幸せな気持ちで居るのか、
人が人をどれほど愛しているのか、
という事が分かる瞬間が内包されている。
そして、その積み重ねこそが僕らの記憶となるという事を再認識させてくれる映画である。
主役の2人がとてもお似合いである。
2人の会話。
2人の笑顔。
配役だけでもこの映画は良かったと評価できる。
ちなみに、周りでは泣いてる人が多かった。
その中でも印象的だったのが2人できている老夫婦であり、
老夫婦は2人そろって泣いてた。
僕はと言えば、バッティングセンターに行きたくなった。
映画館で観ても損はしない映画やったと思います。
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ELIZABETH TOWN |
まず感想としては、良く意味が分からなかった。
時々笑える箇所はあるものの、ストーリー全体としては意味が分からなかった。
あと、気になったのはバックミュージック。
はっきり言ってうるさい。
監督が音楽好きなのは分かるが、多用しすぎ。
監督はキャメロン・クロウ。「ザ・エージェント」や「バニラスカイ」の監督。
もしかしたらもう感度がズレたのかもしれない。
あの名作「ザ・エージェント」を撮った監督とは思えない出来やった。
俳優陣の演技は普通。
女優のキルスティン・ダンストは凄い可愛いらしい女の子役であったが、
あまり可愛く感じられなかった(これは完璧僕個人の好み。特に顔が苦手)。
全体的にすこぶる残念であった。
しかし、僕個人の感想なので、他の人からすれば良いと感じる映画なのかもしれません、とフォローしときます。
ちなみに個人的には500~800円位なら観てもいいかなと思った程度の作品でした。
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