住宅ローン組み合わせサンプル 損得分析~首こりには〇〇入浴~
今日はなんだか、平均よりは暖かいそうなんですが、それでも、寒くなってくると、妙に肩や首に力が入っちゃったり。そして、毎日PCを見続けていると、肩こりというよりもその原因が首こりだったりなんてことも多くありますよね。 そんなとき、先日、見かけた雑誌によれば、アゴの線まで入浴するアゴ入浴っていうのがいいそうです。よく効くのは、半身浴なんていいますが、この冬の時期で、冷え性の方なんかは、むしろ、肩やアゴまで浸かったほうがいいそう。ゆずなんかも入れたら、ゆずの美肌効果で香りも楽しめるし、バスタイムも楽しくなりそうですよね さて、先日、掲載しました住宅ローンタイプ組み合わせによる損得分析問題について、回答を掲載させていただきます。 その前に、サラッとですが、問題を再度チェックしてみましょう!問 題 菊地さんは、全期間固定の住宅ローンと、固定金利期間選択型の住宅ローンの組み合わせに興味をもっている。CFP認定者は<ケース1>全額を全期間固定金利で借入れした場合と、<ケース2>1,500万円ずつを全期間固定金利と10年固定金利で借入した場合について、菊池さんに説明を行った。次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句や数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、11年目以降の金利は関西まで変わらないものとする。また、計算過程で円未満が生じた場合には、円未満切り捨てとする。 *<ケース2>の場合、11年目以降の店頭金利が4.5%になると、11年目以降の毎月返済額は、(ア)円となります。また、この場合30年間の総返済額は、<ケース1>に比べると(イ)になります。*30年間の総返済額が<ケース1>よりも<ケース2>の方が多くなるのは、店頭金利が(ウ)%になった場合です。注:(ウ)については、0.1%単位で、最も近い金利とする。1.(ア)131,249 (イ)少なく (ウ)5.02.(ア)131,249 (イ)多く (ウ)4.43.(ア)134,777 (イ)少なく (ウ)4.44.(ア)134,777 (イ)多く (ウ)5.0 ・・・それでは回答です! 回答(ア)の毎月返済額は、全期間固定と10年固定の返済額の合計額<ケース2>となります。10年固定タイプは、11年目以降、店頭金利が4.5%になると、問題に提示されている条件の通り、0.6%を引いて、適用金利は、4.5%-0.6%=3.9%となります。残りの返済期間はすでに、10年返済していることから、30年から10年を引いて、残り20年となります。 早見表で、残額20年のところと、3.9%のところをみると、60,072円。こちらを使って求めます。 60,072(3.9%、20年×1,105万円(10年後の残高)÷1000万円=66,379円(円未満切り捨て) よって、全期間固定の金額 ¥64,870+66,379円=131,249円となります。 (イ)は、<ケース2>の場合の総返済額となります。当初10年間の総返済額は問題に提示されているように 14,619,000円・・・(1)となります。11年目以降の20年間の総返済額は 131,249円<(ア)の回答>×12か月×20年=31,499,760円・・・(2)30年間の総返済額 (1)14,619,000円+(2)31,499,760円=46,118,760円<ケース1>全額全期間固定の場合と、<ケース2>全期間固定と10年固定を比較してみると、ケース2の方が少なくなります。 (ウ)は両方の住宅ローン比較から導きだします。<ケース2>の場合の当初10年間の総返済額は14,619,000円 11年目以降の全期間固定金利部分の総返済額 64,870円×12か月×20年=15,568,800円 46,706,760(<ケース1>の場合の総返済額)-14,619,000円-15,568,800円=16,518,960←つまり、20年間の10年固定金利部分の返済額がこの金額を超えた場合に、組み合わせた場合の総返済額の方が多くなる。 16,518,960÷(12か月×20年)÷1.105=62,288(円未満切り捨て)62,190円(4.3%、20年)<62,288円<62,726円(4.4%、20年)ゆえに、適用金利が4.4%以上になった場合に、<ケース2>の方が、返済額は多くなることになります。また、適用金利が4.4%なので、店頭金利は、4.4%+0.6%=5.0%以上となります。 それでは、今日はこの辺で