フランクの妻が書いています。
この記事について、書いていいものか数日考えていました。
うつ病の観点からだけ、感じたことを書きます。

１日に川崎の児童投げ落としの容疑者が出頭したとテレビで報道された時点で
・・・多分これから、精神科の入院歴とか通院歴が、報道されるんだろうな・・・
その通りに（翌日には）

２日朝日新聞より抜粋
『精神科の病院に昨年１１月から今年３月まで入院し、その後は別の病院に通院していた。
本人は「うつ病だった。昨年、自殺願望があった。」などと話しているという。
捜査本部は、病気との関係は、不明だが責任能力は問えるとみて・・・』

とありました。

私は、「病名を出したかあ。うつを抱える方もその家族も嫌な思いをされていることだろう。
うつ病で、無差別殺人を執拗に繰り返すなんて、できるかって！」と思いました。

うつ病の知識があれば、原因は全く違うところにあると
容易に想像できそうなもの。

「うつ病って人を殺したくなる病気でもあるんだ」と
見当違いの解釈をする方がいないことを願います。

うつ病を職場や学校や大切な人に話し辛くなる環境には、なりませんように。

そのためにも、うつのブログが続けて、
現在、うつ病と無縁の生活をされている方の目にふれてもらえたなら・・・

いつまで「うつをテーマ」にブログを続けようかと思うこともありましたが、
しかし、こういう誤解を生みかねない記事がでると

「うつ病は、他を攻撃するよりむしろ自分を責めて、自己の心身の苦しい症状と向かい合う病気」であること、
そしてその病気を治したいと日々懸命に治療し、
様々な不安や挫折感と闘いながらも生活している姿を
伝えていきたいと改めて思いました。

新聞報道は、うつ病だと”本人が”言っていると断っていますし、問題はないのでしょう。

この話題を取り上げることそのものが、うつの方々を傷つけることがありましたら、この日記を後日削除いたしますので、お知らせください。

また、うつ病の時の感情について、
うつを経験された方からのご意見などありましたら、
お書き込みくださいませ。


小学生の男の子を持つ親として、ご両親のお苦しみは
筆舌に尽くしがたく、計りしれないものと思います。
この犯罪を心から憎み、悲しみ、
亡くなられたお子様のご冥福をお祈り致します。