続けないと習慣にならない
前々回子供たちが躾けられたことを守れないというようなことを書いたが言われた時だけ仕方なくやって以降言われない限り自分の意思ではやらないというのが現実なのだが子供たちにとって躾けられる機会というのは家庭学校そして地域のコミュニティとくにおけいこ事や塾などの習い事といったところであるどの機会においても躾けする立場の大人はその場だけでなく今後これ以降の同じような状況のおいて同様の行動を取ることを意図して躾けているのであるが子供たちにとってはそれらが結びつかず例えば家庭においても父親に言われることと母親に言われることが同質のことであっても違う人間の指示同様に学校という場においてもあくまでも言った先生個人の指示と受け止めている習い事や塾においてもあくまでもその場所でのローカルなルールと受け止めてその場だけでの行動にしかなっていないのだそれでもその場その場で言われた場所での指示されたことを守っているならばまだ優秀な方で例えば大人を感心させるような一度どこかで躾けられたことを他のどんな場面でもきっちり守れているような子は珍しい存在になりつつあるしそれが出来ている子はただ生粋の真面目な子か素直すぎるくらいの子でたいていの子はそうはいかないもちろん周りを見渡しても出来ていない子が多いので自分もやらなければ自分だけがきちんとやっていないと気づいたり自覚する環境でもないだから余計に出来ないともいえる子供とは言われない限り見られていない限り手を抜こうとするそしてまた注意されない限りそれでいいのだやらなくてもいいのだと勘違いをして結局はやらないままである大人としてうんざりするほどいい加減にしてほしいと思うほどまた同じことを言わなければダメなのと思うくらいしつこく繰り返し言い続けないといけないし出来ていないことにペナルティを科すとこれまたあくまでもその場面における約束事を受け止めてしまってそれ以外の同様の場面ではやはりやらないでいたりする本当にイタチゴッコのようなものである言われたことを自ら守って続けていかないと習慣にはならない塾でも塾なので成績を上げるためのいろいろなアドバイスや取り組み方を教えたりまたそれは勉強に対してだけでなくそれ以外のことに向き合うときの心構えとして指示したり話をしたりしているそれでも受け止め方は個人差が大きいし直後は出来ていてもそこからの崩れていき方のスピードの違いも個人差がある理想は二度と言われなくても見られていなくても他の場面でも守り続けられ習慣に落としこめるようになってくれることであるとにかく言われたことは守り続ける意志をもつことそれは言われた相手の目の前だけでなく一般的な普遍的な常識なのだということを意識させること