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偽造カード関連

「偽造カード対策関連株」（下）ＩＣカード普及加速




カード犯罪の増加を受けて、金融機関の発行カードは、より安全性の高いＩＣカードが主流となる見通し。ＪＲ東日本に「スイカ」を供給するなど、ＩＣカードメーカーとしてビジネスの実績を積み重ねている共同印刷　<7914>　も２６日の東京市場では買われ、連日の昨年来高値更新となった。また、前日にストップ高となったドッドウェル　<7626>　も続伸している。セキュリティーシステム分野に幅広く展開するドッドウェルは金融機関向けカード発行機を手掛けている。

ＩＣカード関連に展開する企業は幅広くあるが、他にはカードメーカー大手のＮＥＣトーキン　<6759>　、ＩＣカード関連のソフト開発に強いシーイーシー　<9692>　、クロスキャット　<2307>　などがある。また，ＡＴＭの大手メーカーである沖電気　<6703>　はアイリス（目の瞳孔の縮小・拡大を調整する薄膜組織、個人固有の模様がある）によって個人を認証する製品群を投入している。（Ｓ．Ｋ）