損キリルール損切りの基本は「買う前に考えること」に尽きます。1.何をいくらで買うか? 株には割安な株と割高な株があります。割高な株を買うということは損切りできない確率が高いということです。 株には買ってよい適正な株価というものがあります。 たとえばIPO銘柄の場合、主幹事証券のつけている公募価格が間違いなく適正価格です。初値が2倍、3倍になるようならば、 調整するのを待ってから買うべきです。調整しなければ買わないことです。 1年以上上場している株ならば、必ずどこかで調整して下げているので、そこがその株の適正価格ということになります。 2.売値(株価が上がった場合) (1)買った株が1.5倍に上がれば必ず売ります。 (2)期日を設定している場合、たとえば権利日とか決算日、には、その期日に必ず売ります。 3.売値(株価が下がった場合) (1)買った株が10%下がったところで、一度はヘッジ売りをします。短期の調整かも知れないと考えるからですが。 (2)一度ヘッジ売りをすると、私の経験では「必ず」15%まで下げるので、そこで初めてイヤイヤながら損切りします。 要点は、どのようなルールであろうと、「買ったときに売るときの条件を決めて必ず実行する」ということです。 実行できないルールならば、ルールを変えないといけません。 |