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November 25, 2007
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両国の江戸東京博物館で開催されていた文豪.夏目漱石展を鑑賞。

日曜日だったので、多くの人々が鑑賞に訪れ、博物館も熱気に溢れ賑わっていた。

漱石は1867年(慶応3年)生まれ、誕生の翌年、江戸は東京と改められ元号も明治へとうつった。つまり明治の年号と漱石自身の年齢が重なることで、展示物の表示年月も鑑賞者にとても解りやすい。(この年に漱石の年齢はいくつだったかがすぐにわかり、彼の暮らしぶりを容易に想像できる。)

弟子の小宮山豊隆が、太平洋戦争の空襲による焼失を避けるため、漱石山房(漱石最期の住居)から、自ら図書館長を務めていた東北帝国大学(現・東北大学)付属図書館に移動させて、奇跡的に残った、蔵書3000冊をはじめとする漱石ゆかりの資料が展示されていた。

絵画への造詣も深く、自筆の書や絵画も数多くあり興味深かった。

母は昔から、好きな作家の中でも、特に漱石贔屓だった人。自宅にも漱石関連コーナーを作って大事に作品を読んできた人で、展示物の殆どは以前に見聞きしたものだったりで、そう真新しいものはなかったようだった。

でも、私は漱石の学生時代、数学も得意で建築学を目指した頃もあり理系にも優れた才能を併せ持っていたことなどを展示物で初めて知り、面白く感じた。

筆まめだった漱石が留学先の英国から夫人に手紙を何通も送っているのに対し、鏡子夫人からは返事が殆ど来なくて激怒したらしい。この対照的な夫婦の姿も垣間見れて、楽しい。

50年ほどの短い生涯の中で、彼が何を考え、どのように暮らしてきたか、実際の足取りをたどる形での展示されていて、興味深かった。

江戸東京博物館の常設展示部分もボリュームたっぷりで見応えがあり、両方を納得いくまで観るとなると、時間がいくらあっても足りような感じだった。

写真は、常設展示の撮影許可場所での展示物 
001.JPG


002.JPG


003.JPG



部活を終えて夕食合流する予定の上の子を博物館前で、かなり待たせてしまった。
「築地でお寿司を食べる」と言う当初の予定を変えて、両国でちゃんこ鍋を食べて帰ることになった。








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Last updated  November 26, 2007 08:21:47 AM
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