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March 6, 2008
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カテゴリ:映画(洋画)

ひとつの心臓が引き寄せた3人の男女の運命を描いた重厚なドラマ。
ある日、交通事故が起こる。その結果、全く知らない他人同士の人生が絡み合っていく様を、時間軸を交差させながら展開させていく。ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロの主演3人が熱演し、全てアカデミー賞にノミネートされる。

STORY
クリスティーナ(ナオミ・ワッツ)は、建築家の夫と2人の幼い娘に囲まれ幸せな家庭の主婦である。
ジャック(ベニチオ・デル・トロ)は、刑務所から出所してからは神を信仰し、真面目に働き2人の子供と妻を養っている。一方、大学で数学を教えるポール(ショーン・ペン)は余命1か月と宣告され心臓のドナーを待つ日々だった。ある日、クリスティーナは、夫と日常的だが幸せな内容の会話を電話で交わす。しかし、その後、思いもよらぬ悲劇が起こるのであった・・・。

キャスト&スタッフ
[監督]アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
[キャスト]ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ

バベルの映画監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの映画だけあって、凝った作りだった。
時系列をいくつも飛び越えて編集され、最初は、登場人物の繋がりが見えにくかったが、絡まった紐がするすると解けていくように、徐々に解るような仕掛けになっている。
臓器移植も映画の重要なテーマの一つ。
脳死判定を受けた患者の家族、臓器提供を待つ家族など、立場の違いによる心情のズレが、よく描かれている。ナオミ・ワッツの迫真の演技に、事故を境に急降下する人生の儚さを観た。
ベニチオ・デル・トロ演ずる信心深いジャックも、決して悪人ではないのに、ある日急に運命が狂い始める。信仰とは、一体何なんだろう?と、思う。
臓器移植を受け、幸運にも命の期限を伸ばせた人は、きっと臓器提供者がどんな人物で、どんな暮らしをしていたか、知りたくなるのだろう。しかし、他人の臓器を得ても、拒絶反応や免疫抑制剤の投与など、新たな問題にも出くわす。人の臓器に頼ってまで、己の人生を繋ぐ意味とは?

「運命の皮肉と命の重さ」を、ひしひしと感じた。
神が与える試練の大きさ、それでも人生は続いていく意味。決して明るい映画ではないが、忘れられない作品になりそう。
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Last updated  March 6, 2008 05:02:18 PM
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