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ビール片手に

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映画(邦画)

February 27, 2008
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カテゴリ:映画(邦画)
現役医師が書き下ろしたベストセラー・ミステリー小説を映画化。大病院で仕組まれた犯罪の真相を、竹内結子と阿部寛演じる女医&役人コンビが、コミカルな掛け合いで探る。
ストーリー
成功率60%という心臓バチスタ手術。その専門集団“チーム・バチスタ”は成功手術記録を26連勝と伸ばしていた。しかし、突如、3例連続で術中死が発生。事故か?殺人か?内部調査を任された心療内科の田口医師の前に、破天荒なキレモノ役人・白鳥が、現れた.....。
キャスト&スタッフ
[監]中村義洋
[原]海堂尊
[脚]斉藤ひろし 蒔田光治
[出]竹内結子 阿部寛 吉川晃司 池内博之 玉山鉄二 井川遥 田口浩正 田中直樹 佐野史郎 野際陽子

映画の構成上、原作とは若干の相違があるが、この映画アレンジも、充分に楽しめる出来だった。
原作では、男性医師・田口役を、女優の竹内結子がやるなんて、一体どんな雰囲気になるんだろう?って心配したけど、「ほんわり癒し系&しなやかで芯のある女医像」に上手くスライドさせ、彼女らしい個性を生かして、演じきっていて、好感が持てた。

彼女がスクリーンに出てくると、周囲がパッと明るくなる。
華がある。ちょっとした微笑みも、悔しそうな顔も、驚いた顔も。マスクをした目の表情も豊かで、愛らしく観てるだけで癒される何かがある。性別を見事に乗り超えて、適役だったと思う。「サイドカーに犬」の微妙な役どころも、きっちりこなしていたし、心に残るいい演技のできる女優さんだなあと、今回も感心した。

一方、白鳥役の阿部寛は、登場から破天候でギロギロ脂っこくて、強烈な個性を発揮。
阿部寛は、「トリック」でも奇人役を熱演していたが、こういう役は文句なしに上手い。

バリスタ・スタッフも、はまり役が多かった。時間枠上、看護師の藤原さんや高階病院長等の年配者の味わい深い描写が略されていて残念だった。でも、その分、登場時間は短くても、野際陽子や平泉成など名優が、きっちり脇を固めていた。

小説では、どうしても欠けたり補えない部分(音楽や映像)が加わると、一気に臨場感・緊迫感が高まる。バリスタ・オペシーンは、観る者も緊張して息を飲むほど。その他ロックや、ソフトボール試合光景など、原作にはないオマケもあって楽しめた。

でも、作品完成度の高さは、やはり小説に軍配が上がるような....。映画と本、両方味わうと、相乗効果でより楽しめそうな気がしました。
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Last updated  February 27, 2008 08:16:18 PM
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October 6, 2007
カテゴリ:映画(邦画)


オダギリジョー主演の緊迫感みなぎる人間ドラマ。ある事件をきっかけに激しく揺れ動いていく兄弟の絆を、「蛇イチゴ」の西川美和監督が繊細に映し出す。

ストーリー
写真家として活躍する猛の兄で温厚な稔が、幼なじみの女性をつり橋から突き落とした容疑で逮捕された。やがて裁判が始まり、稔の意外な一面を垣間見た猛は、法廷で思いもよらないことを証言するのだった。
キャスト&スタッフ
[監][脚]西川美和
[出]オダギリジョー 香川照之 伊武雅刀 新井浩文 真木よう子 蟹江敬三 木村祐一 田口トモロヲ

兄弟は、同じ家庭で生まれ育ち、両親の愛情を分かち合い、時には奪い合いぶつかり合い助け合いながら、揉まれ揉まれて一人の人間として成長してゆく。その過程には、身内ゆえの気安さ、何も語らなくても通じる共通の価値観や安堵感、互いを思いやる愛情も充分に育つのだが、血縁でも違う個性差に生まれる羨望や嫉妬心等、微妙で複雑な心理も育っていくのだと思う。

兄弟間に生れる「ゆれる」心理を、ろうそくの炎がかすかに揺れるほどの繊細な心の動きを微塵も逃さず、丁寧に描き出している秀作だった。
オダギリジョーや香川照之の渾身の演技、派手さは無いが地に足の着いた冷静なカメラワーク・映画に添った独特の音楽で脇を固め、土台のしっかりとした見応えのある映画だと感心した。

脚本も西川美和監督によるものだが、よく練れていて構成もしっかりしている。
キム兄の検察官役も個性的で、ジリジリじわじわと被疑者を責めていく様子に緊迫感があり、この配役は成功。また伊武雅刀と蟹江敬三兄弟間の確執もstoryと重ね合わせて見れる作りで効果的。
真木よう子は登場シーンは最初だけで少ないものの、二人の男性の前でゆれる女心をうまくつかみ演じていたと思う。

「つりばし」、「ゆれる」というキーワードを効果的に生かし、最後まで事件の真相を明かさず、観る者の興味を惹きつけたままエンディングに持っていく、面白い映画だった。

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Last updated  October 12, 2007 07:35:00 PM
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July 22, 2007
カテゴリ:映画(邦画)
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若手実力派の小栗旬、ユースケ・サンタマリア、「間宮兄弟」で新人賞受賞のドランクドラゴンの塚地武雅、香川照之、小出恵介ら、個性的な5人の役者が競演。コミカルかつハートウォーミングなワンシチュエーション・サスペンス。

ストーリー
自殺した売れないアイドル・如月ミキの一周忌に、彼女の熱狂的ファン5人が初めて顔をそろえた。家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、イチゴ娘というハンドルネームを持つ彼らは、ミキの死に不審を抱き推理を始める。

キャスト&スタッフ
[監]佐藤祐市
[原][脚]古沢良太
[出]小栗旬 ユースケ・サンタマリア 小出恵介 塚地武雅 香川照之

cocon烏丸京都シネマにて観賞。
「図鑑に載ってない虫」とどっちを観ようか迷ったが、結果的にこちらを見て大正解だった。

ワンシチュエーションの映画はとにかく脚本が大事だと思う。これが甘いと退屈で映画を観ること自体が苦痛になる。しかし、この作品はよく練られた原作&脚本で巧妙に構成されていて、110分という長い時間も飽きることなく、心の底から充分に楽しめた。

観るものが脚本家の手のひら上で、コロコロと何回も転がされる感じ。
流れから、こうなるのでは?と予想する展開も見事に覆され、「え?」という場面に何度も出くわす。
加えて5人の主役俳優達の熱演・怪演技が、なかなか良いのである。
それぞれのキャラ成りきり度・滑舌の良さ・台詞回しのタイミング良さ・表情や声色、どれをとっても思わず「うまいな~」と唸らされる。
配役もそれ以外の役者を考えられないくらいピッタリはまっていて、成功していると思う。

エンディングのダンスシーンが特に好き!
ラッキー池田のコミカルな振り付けは、笑える。
芸達者な5人がなりふり構わず踊る姿に思わずジーンと胸が熱くなるような感動まで覚えた。
予想外に大満足で席を立ち、お陰で持ってきた傘を置き忘れてしまうというオマケがついた^^;

ハラハラもし笑いもありハートフルでちょっぴり泣かせる楽しい映画だった。お勧めです!

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Last updated  October 3, 2007 07:15:16 AM
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June 25, 2007
カテゴリ:映画(邦画)
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山本周五郎賞受賞の荻原浩の同名小説を、世界を舞台に活躍する渡辺謙主演で映画化。若年性アルツハイマー病を患い不安にかられる男と、彼を必死に支えようとする妻の姿を描く感動作。

ストーリー
広告代理店に勤める佐伯は50歳を迎え、仕事は順調、家庭も円満、さらには一人娘が結婚間近と喜びに満ちていた。ところが徐々に物忘れがひどくなり、街で迷ったり大事な会議の予定をすっぽかしたりと彼の中で異変がおこる。若年性アルツハイマー病を患った彼の記憶は少しずつ失われてゆく。
キャスト&スタッフ
[監]堤幸彦
[原]荻原浩
[総][出]渡辺謙
[出]樋口可南子 坂口憲二 田辺誠一 袴田吉彦 吹石一恵 水川あさみ 香川照之 

非常に重いテーマの映画だが、渡辺謙が難しい役どころを上手く演じきっていた。
病気の告知を受けるところ(頭では理解できても心がどうしてもついていけない)、徐々に自分の異変に気付きあせりまくる心理、何十年も精魂を傾けて勤めた会社を病気のために退職せねばならない追い詰められた心境も痛いほどに気持ちが伝わり、涙を誘った。

体力的にもまだまだ充分に働けるこの年齢での発病は、あまりにも過酷だ。
にしても会社(企業)というのは、個人的事情には関与せず、情け容赦なく人を切っていく。(これがありのままの日本の能力主義・労働環境なのだろうが)
依願退職という形をとらず、娘の結婚式までせめても退職を伸ばしたいという男のプライドは痛いほどよく分かる。自分の能力を評価されずに職を失うことは、企業戦士にとっては「社会的な死」に値するからだ。退職の日に職場の部下から見送られるシーンでは胸を締め付けられた。

献身的な妻を演じた樋口可南子がまた上手い。辛いテーマで下手をすると過剰な演技をしがちだが、演技にあざとさがなく良かった。目線や表情の感情表現に長けている。
自身も先の見えない未来への不安を抱えながらも、病気の夫に寄り添い包み込むような愛情で支える。

今、高齢者の介護施設はあっても、若年性アルツハイマー患者を受け入れる施設は極端に少ないと言われている。多くは、ギリギリの状態まで家庭内での闘病生活となっているようだ。患者だけでなく介護する側の負担は想像を絶するものだろう。これも個人で抱えこむには困難な問題であり、福祉や地域社会で支えあっていくべきものなのだろう。現状はそこまでついていってないのだが。
徐々に記憶をなくし、人格も壊れていくかもしれないとう恐怖、孤独感・疎外感は計り知れないものがある。
自分や家族がこの病気を発症したら.....と考えると身につまされる。

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Last updated  June 25, 2007 05:40:20 PM
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June 11, 2007
カテゴリ:映画(邦画)
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「いま、会いにゆきます」の人気作家、市川拓司の恋愛小説を映画化。長澤まさみ、山田孝之、塚本高史という若手人気俳優共演で、幼なじみの男女3人の物語を感動的につづる。
ストーリー
観賞用の水草ショップを営む智史は、突然訪れた人気モデルの鈴音と共同生活を始める。彼女が離れ離れになっていた幼なじみだったことに気付いた智史はこの再会を喜ぶ。2人はもうひとりの親友で音信不通だった佑司の行方を知る。
キャスト&スタッフ
[監]平川雄一朗
[出]長澤まさみ 山田孝之 塚本高史 国仲涼子 北川景子 黄川田将也 本多力 和久井映見 小日向文世

「この世界には物理学の教科書にも載ってない強い力がひとつある。」というメッセージを込めた映画であるようだが、花梨の発病や事故や不幸ごとがあまりにもタイミング良すぎて観てて少々興ざめしてしまった。小説はそのあたりをもっと丁寧に読者に無理のない展開で描いているのに対し、映画という時間枠や人物設定(小説では30代男女の話)に無理があったのか、特にエンディングなど雑な仕上がりに思えた。

しかし回想シーンの子役の演技は非常に良かったし、胸を打った。秘密基地の廃バスシーンも美術セットに独自の工夫が凝らされて、幻想的で美しかった。夕日のシーンや花梨の病室の雰囲気、水槽に花梨の顔が映る場面も綺麗な描写で印象に残る。あんな世界はわりと好きかも。

長澤まさみはスタイル抜群で本当に可愛い。全体的に彼女との密着度の高い映像は、ファンにとってはたまらないものだろう。小説の世界を全部描き切るには、力及ばずといった印象はあるが、子役の熱演と息をのむような綺麗なシーンがちりばめられていて、それなりに楽しめました。

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Last updated  June 11, 2007 11:33:31 PM
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May 16, 2007
カテゴリ:映画(邦画)
太平洋戦争末期、敗戦の色濃くなった軍の参謀は特攻隊を出撃させることを決める。敵にぎりぎりまで粘り強く戦い抜き最大限のダメージを与え同時に大和魂を見せつける為でもあった。特攻隊は「志願者を募る」という形を借りてはいるものの、内実国の為に命を捨てろという「命令」でもあった。実際には特攻隊志願者の中には何の迷いもなく一途に国のために命を投げうつこともいとわない青年から、一度は決断したものの迷いながら死を恐れながら、家族や恋人のために後ろ髪を引かれるもの、朝鮮出身の志願兵まで様々であった。

鹿児島の知覧で陸軍省指定食堂を営む鳥濱トメは、そんな様々な心情の若者達を母親のように見守り出撃までを断腸の思いで見届ける。特攻隊員達はそんなトメを母のように慕っていた。

特攻隊の出撃シーンは日米双方の目線からとらえてリアルに再現されていて迫力あり息をのんだ。ハンカチを握り締め思わず座席で身を避けてしまうところもあった。

音楽の使い方が印象的。極力過剰なサントラは省いたように思う。朝鮮人志願兵の歌うアリランや同期の桜、軍歌、特攻志願兵の吹くハーモニカ等が効果的に使われている。富屋食堂の居間の柱時計音までもこの時代の理不尽さ無念さを表現してるように思った。観る者の心を打つ。

印象に残ったシーンがいろいろある。的場浩司扮する関大尉が軍上層部より特攻隊第一陣として出撃要請されたところ。関大尉が無言の圧力を掛けられ、作戦遂行する決意をするまでの心の葛藤を捉えたわずか何十秒かのシーン。頭を掻きむしり個人的感情を押さえ込まねばならない複雑な彼の心情が上手く表現され真に迫っていた。

窪塚洋介扮する坂東勝次が出撃前「隼」に乗り込む時、最期の見送りに来た幼い弟や妹父に見せた後姿での阿波踊り。あれが彼の遺してゆく家族に対する最高の愛情表現だったんだろう。その苦しい心境を思うと思わず涙が頬を流れた。

筒井道隆扮する田端は、戦況を冷静にとらえ志願したものの特攻存在意義に疑問を持ちつつ、充分に整備されない「隼」をあてがわれそれにより何度も突撃中止して戻り非難される難しく不憫な役を好演。

河合惣一(←こんな漢字かな?自信なし)は子供っぽさの残る青年だが、蛍に自分の魂を重ねてトメに命を託す。母親の愛情を存分に受けて育ったのであろう。真っ直ぐな心の持ち主であるこの役を上手く演じていた。

また女優陣も良かった。多部未華子・中越典子など清純派女優達の演技にくどさがなくさらりと描かれているので、余計にその想いがこめられているように感じ素直に入れた。岸惠子の鹿児島弁の語りもいい。

以前子供と(夏休みの宿題だったと思うが)特攻隊に関する資料を集めたことがある。出撃前の血書や遺書とも思える手紙に書かれた特攻隊の心情が痛々しく胸を裂かれた。死を間近に感じた人間の無念さが伝わる。人生の意味を否が応でも問われたせいだろうか?二十歳そこそこの若者が遺した手紙の内容は実年齢よりもはるかに老成している印象があった。今の若者とは違う何かを感じた。あの当時、数多くの未来ある青年達が特攻を志願することが最善と思わされた異様な状況をよく理解しないといけないと思う。

敗戦後の日本の姿や戦争・特攻隊の存在意義を問われたことまで映画では後を追って描いている。人生途中でたった一つしかない命を捨て国を守ろうとした青年達の姿に胸を打たれた。時代に翻弄され自分の人生を貫けなかった先人の想いを忘れてはいけないと思う。

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Last updated  July 18, 2007 11:40:56 AM
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らめ仙人@ 初セッ○ス大成功!! 例のミドリさん、初めて会ったのに、僕の…
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さい8@ ちょちょちょ(^^; 見せて見せてっていうからチャック開けて…
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