2008/06/05(木)22:37
人生とは答えがないもの
ここ数日、脳科学者である茂木健一郎さんと
神田昌典さんの対談を聞いている。
茂木さんは最近の脳ブームについてコメントしていた。
「日本人はすぐに正解を求めたがる。
これをやれば大丈夫!とか
そんなものはフィクションですよ」
いわゆるラクをして奇跡を求める、というやつ。
ああ、耳が痛いぜ。
「人間の脳とは不確実性に立ち向かい
自ら選び、決断し、行動する」ためにあるのだ。
生き物とは、答えがない中で生きている。
誰と結婚するか、どの会社に行くか、
誰をビジネスパートナーにするか。
答えがない中で、しかし決断しなければ人生は進まない。
それを支援するような脳科学じゃなきゃ意味がない。
スピリチュアリズムについても触れていて、
何を信じてもそれはあくまで脳内現象だから全部OKだと。
その考え方が自分にとって、また社会にとって
役に立つものであればいいということ。
オカルトだろうが何だろうが、いくらヘンなことを
言っていても、”手元”がきちんとしていることが大切だそうだ。
非常に合理的である。
このあたりは福島大学の飯田史彦さんと同じ考えかな。
要するにやることやってりゃいいわけさ。
ビジョンだけで夢をうわ言のように語るというのが危ない。
ああ、耳が痛いぜ。
どうも昔から先の理想ばっかり見えちゃって、
足元お留守っていうのが多いからな~。
毎日の習慣、日々やることの重要性を感じるよ。
明日からちょいとお出かけでーす
日曜までブログお休みっす m(__)m