デュッセルドルフ出張記、もといブンデスリーガ観戦記です。
9月17日 ボルシア・メンヘングラウドバッハ(MG) 対 ベルダー・ブレーメン
飛行機のデュッセルドルフ空港到着が16時で、メンヘングラウドバッハでの
キックオフが18時半。時間があると思うなかれ、飛行機が着いてからパス
ポートチェック、スーツケース受取り、荷物を持ってのタクシー移動などで
デュッセルドルフのホテルにチェックインしたのは17時過ぎだった。
でもこれなら間に合いそうだと、ホテルから徒歩10分くらいのデュッセルドルフ
中央駅に行く。駅がデカ過ぎてホームが16ヶ所くらいあり、全く勝手が分からない。
昔来たのは20年くらい前で記憶にないし、多分新しくなってるし。ドイツで切符
を買うのも久々だなと、切符の自動販売機を見つけて向き合う。英語表記があるので
意外に簡単だぜ、と思いきやクレジットカードが反応しない。現金を入れようとする
も反応しない…なんだ壊れてんじゃん(怒)、使えないなら使えないって表示出せよな!
思いがけず時間を食ってしまい、はじめに乗ろうとしてた17:22の電車を逃した。
これに乗れば試合開始に間に合ったはずなのに。うーん、次のメンヘングラウドバッハ
行きはどのホームかな?
実はそんなこともあろうかとDB(ドイツ鉄道)のアプリをダウンロードしてたのだ。
しかしスマホの時間が日本時間になっていて、そこを変更したりして時間を食う。
さらに駅名を入れようとすると、デュッセルドルフもメンヘングラウドバッハもスペル
にウムラウト(Üみたいなやつね)がある。ウムラウトがタッチ入力できないから駅名
の選択肢がきちんと出てこない(涙)
仕方ないのでその辺の人に「メンヘングラウドバッハ行きはどこですか?」と聞いた。
しかしメンヘングラウドバッハの発音は「ミョンシェングバハ」みたいな感じらしく、
サッパリ通じない。今度はDBの駅員にメンヘングラウドバッハと書かれた紙を見せて
聞いてみる。すぐに教えてくれるのかと思いきや、駅員はなんと自分のスマホを出して、
DBアプリで調べ始めるじゃないか!いやいやそれ俺も持ってるし(笑)
しかしDB駅員はスマホでウムラウトもしっかり入力できて(当たり前か)、すぐに
メンヘングラウドバッハ行きの電車とホームが分かった。「次は12番線ホームね」
「おおダンケ!」
その12番線のメンヘングラウドバッハ中央駅行きは、各駅停車で到着が18:06だった。
駅からスタジアムのボルシア・パークは6kmほど離れていて、シャトルバスに乗って
2~30分かかる。こいつは18時半に間に合わないなあ。チケットも事前情報で売り切れ
だから、現地でダフ屋と交渉して買わないといけないし。厳しいな。
駅を降りてバス乗り場に向かうと、サポーターの格好をした3人組が先を急いでいた。
「タクシーほにゃらら」なんて言葉が聞こえてきたので「スタジアムに行くのか。おれ
も行きたい!」というと「じゃあタクシー相乗りしていくか?一人あたり4ユーロだ」
「おお、それはありがたい。一緒に乗せてくれ」というわけで便乗することにした。
つづく