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カテゴリ:不動産
『ニートの歩き方-お金が無くても 楽しく暮らすためのインターネット活用術』 という本を読みました。
著者のpha(ファ)さんを以前ニュースサイトで 見かけ、以来ツイッターでフォローしており、 共感できる部分があったため書籍も購入しました。
著者は京大卒の33歳ニート。 収入源は主にアフィリエイトで、 月に10万円以下だそうです。 ギークハウスというシェアハウスを主催していて、 首都圏でシェアハウスを運営している方なら 聞いたことがあるかもしれません。 ギークハウスは企画のみ、物件オーナーではなく、 ココからの収入はありません。
家族や世間に邪険にされ居場所がない、 といったいわゆるニートのイメージはどこにもなく、 不動産投資的でいえば、物件1~2戸買って 引退しちゃったのかな?という感じですw 世間に向け、アウトローの情報を発信しているだけ 引退している職業資産家のニート地主より 全然前向きかもwww
…話が逸れましたが、 本書では、ニートが幸せの形ならそれでいいじゃないか? という姿勢で一貫して書かれています。 自分の幸せを追求したらニートになった、 ということです。 この前提には、自分の幸せの形が何であるか? という認識が必要になります。 私達は普段自分の幸せは何か?という問いかけより オカネを稼ぐにはどうしたら良いのか? の意識になりがちです。 そこには、カネがあれば幸せ、という前提が 当然あるわけです。
オカネがあれば幸せ、ということには全く反対しません。 世の中の悩みの8~9割はオカネで解決できると 言われていますし、実際に自分もそう思います。 問題は、オカネを得るために交換するモノが何であるか? ではないでしょうか?
誰しもオカネと何かを交換して生きています。 会社員は自分の時間を交換しているわけです。 不動産投資をしている大部分の人は、 返済のプレッシャーと破綻リスクを 若干のキャッシュフローと交換しています。 これで自分は幸せだ、という人は 全く問題ありません。 しかし、プレッシャーに耐えきれず または返済リスクが大きいために 赤字で物件を手放す人もいます。 その人も購入する時は、自分の幸せの形は コレだ、と思って決断したことでしょう。
我々はとかく物件購入や運営のいわゆる「スキル」を 求めて情報収集しがちです。 しかし、本当に大事なのは、 自分の幸せの形は何であるか?ということを 知ることではないでしょうか? そのための情報収集にもっと時間を使うべきでは?
なーーーんて、真面目な書評を書いてみましたwww 戯言ですが、自分が最近考えていたことを 再考する機会を与えて頂いた著者phaさんに 感謝したいと思いますw 興味がある人は読んでみてね。
『しあわせは いつも自分のこころがきめる』 みつを
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Last updated
2012年08月05日 23時17分39秒
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