2008/03/30(日)11:54
エディット・ピアフ~愛の賛歌
エディット・ピアフ 愛の讃歌
【ポイント3倍 3/31am9:59迄】エディット・ピアフ 愛の讃歌 / マリオン・コティヤール
【ポイント3倍 3/31am9:59迄】エディット・ピアフ 愛の讃歌 / マリオン・コティヤール
昨日鑑賞したエディット・ピアフの伝記作品。とは言っても、時系列を分解してパラレルに編集するなど、単なる伝記作品ではない面白さもある。ジャン・レノ主演「クリムゾンリバー2・黙示録の天使たち」で好演出を見せたオリヴィエ・ダアン監督が一転して重厚な人間ドラマをピアフの歌に絡ませて作り上げた。歌の内容とリンクさせたエピソードの数々が実に見事である。
絵画のような美しい撮影はフランス映画で活躍する日本人カメラマン永田鉄男さんが担当。華麗なカメラワークとライティングである。
また、主演のマリオン・コティヤールの「ピアフそのものになってしまう」演技は凄い。しかも20代・30代・晩年である40代を見事に演じ分けている。晩年のどこか哀愁を感じさせる演技には驚いたね。歌を歌うシーンでは実際にマリオンは「口パク」をしているのだけど(一部見事に歌っているよう)、そのリップシンクはパーフェクトである。マリオン・コティヤールはリユック・ベッソンがプロデューサーと脚本を務めた「TAXi」のころからキュートだけど確かな演技力を持った女優であるなあと感じていた。
ピアフ自身は「歌こそが自分」の信条を最期まで貫き、47歳の太くて短い生涯を終えるが、その生き方についてはすべて賛同できるかわからないが、多くの人にとっては彼女の歌と同じように魅力的なのであろう。「すべてを出して燃え尽きた」ピアフの人生、皆さんはどう感じられるだろうか。
そうそう、映画の中でアメリカ公演のシーンでシャンソンのアレンジがちょっとジャジーに成るとことでちょっとニンマリしてしまった。
2007年フランス映画
監督・脚本 オリヴィエ・ダアン
製作 アラン・ゴールドマン
撮影 永田鉄男
主演 マリオン・コティヤール
ジャン=ポール・ルーヴ
ジェラール・ドパルデュー
パスカル・グレゴリー
シルヴィー・テステュー
エマニュエル・セニエ
ピアフのアルバムはこちら
エディット・ピアフ/愛の讃歌
キュートで美脚なマリオン・コティヤール出演作品はこれ
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