人生初の有給休暇は・・・(その6)
さて、鉄博を後にして宿へ向かいます。歩いて10分もかからず到着。まさに昭和の佇まい、やまと旅館。宿の前に4台分の立体駐車場があり、今回泊まる部屋からもよく見えます。部屋もまさに昭和。ご主人から宿についての非常に丁寧な説明をいただきました。しかしこの部屋、他の部屋より少しばかり安いんですが、その理由が・・・この写真じゃ非常にわかりにくいんですが、目の前に山陰本線(嵯峨野線)の高架があるのです。それがちょっとばかりうるさいので他の部屋より安いんですね。いや、ちょっとばかりじゃなく、かなりうるさいです(笑けっこう夜中まで走っているので、列車が来るとズゴゴゴゴゴゴゴ・・・・となかなかのサウンド。さて、少々休憩して晩飯を食べに京都の町へ繰り出します。食べログでちょっと気になる寿司屋を発見、疲れてなければ歩いて行けなくもない距離ですが、さすがにこの頃には長距離運転と1日歩き通しの疲れがピーク。梅小路京都西駅から京都までこれに乗りました。初めての山陰本線、初めての221系。117系新快速の後継車ですね(京都駅到着後に撮影)改札へ歩く途中に駅弁売場を発見。実に美味そうな弁当がたくさん並ぶのを横目に目的の店へ向かいます。それにしても京都駅、田舎者にはデカすぎてナニが何だかわかりません。あまりに人が多かったので写真を1枚も撮ってないのですが、見上げるとさらにスゴいです。googleマップを頼りに歩くこと約10分、目的の店に着いたのですが・・・なんと満員週末の金曜日、しかも小さな店なので仕方ないですね・・・それで疲れが一気に出てやる気がなくなったヤマザキ、さっき駅弁売ってたな・・・と思い出し、もう駅弁でいいかと、京都タワーを背に駅へ引き返しました・・・しかしいざ弁当屋に着くと、さっきまで並んでいたはずの弁当のほとんどが売り切れ!残り物には福があると、とりあえずその中からいくつかを選んでまた電車に・・・とその前に少しは写真撮るかと他のホームをウロウロ。115系常磐線色ではなく、湖西線でした(笑費用削減のためとはいえ、この1色塗りはなんとも・・・207系。その奥には・・・智頭急行HOT7000系振り子付きの速いやつ。見せられるのはこのくらいでした・・・さて、足取り重く宿へ帰ると、ずいぶん早よう戻ってきましたなぁ、とご主人に迎えられます。腹も減っているのでとにかく部屋へ。お湯を沸かしてお茶をいれ、弁当を広げます。福井の番匠本店、越前かに棒すし京都の駅弁じゃない(笑しかしそこは越前かにめしで有名な番匠本店のカニ駅弁、なかなか美味いです。1本ペロリとたいらげました。え?奥に何か別の弁当が見えるって?ヤマザキと言えばからあげ。からあげと言えばヤマザキ。こちらはひっぱりだこめしで有名な明石の淡路屋のからあげ弁当。白飯も俵型になっていて、からあげ幕の内、という感じでしょうか。さすがに時間が経ったからあげなので東京のチキン弁当並みですが、全ておいしくいただきました。ごちそうさまでした。食ったらまた少し腹休め。ちょっと横になったらそのまま寝てしまいそうなので、その前に風呂へ。さすがに写真はありませんが、昔の家庭用のステンレス浴槽の大きい版のような風呂でした。他に宿泊客は2人ほどいたようですが、どうやらヤマザキが一番風呂のようです。ゆっくり風呂で疲れを癒し、備え付けのインスタント歯ブラシで歯磨きしてから部屋へ戻り、ちょっと横になったら眠ってしまい・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・寝れねぇ(笑さすが京都、夜遅くまで電車走ってるな・・・そんな時は部屋の窓を開けて夜の京都の風を・・・最初は行きかう電車の音と、枕が違うと眠れない病を発症しかけてなかなか寝付けませんでしたが、やはり疲れには勝てず、いつの間にか眠ってしまいました・・・というわけで(その7)へ続く