◎ドライバーの基本 13~18支点となる左手3本指はしっかり握れ! インパクトでクラブヘッドを走らせるためには、スイングの支点が大事になる。支点がぽやけてしまっては、クラブヘッドの走りは鈍いものになり、大きな飛距離はとても望めない。そこで左手の中指、薬指、小指の3本をしっかり握るようにしたい。ここをしっかりと握ることで、支点が固定しヘッドが走るようになってくる。普段から、この左手3本指だけでクラブを握り、素振りを繰り返して強化するようにしたい。 左手3本指以外はゆるめに握ろう! 「両腕にはゆとりを持たせて」といったが、前述した左手3本指以外の指はゆるめに握り、手首が硬くならないようにしておくことも大切だ。ガチガチに強く握りしめてしまっては、手首を使うことが難しくなってしまう。また、両手の親指、人さし指に力が入ってしまうと、腕の親指側の筋肉が硬直し、腕までもが硬くなってしまう。腕、手首をやわらかく、しなやかに使いたかったら、左手3本指以外は軽めに握っておくことだ。 アドレスの位置に手を戻してインパクト! 「グリップした左手3本指をしっかり握り、支点にしよう」と前述したが、そのグリップがインパクトの時にアドレスの時とは違う位置にいたのでは何にもならない。グリップがアドレスの位置に戻ってこそ、フェースはスクエアな向きになりフェース面のセンターでしっかりボールをヒットできるわけだ。だからダウンスイングでは、グリップをアドレスの位置に戻すようにする。それもタメをほどかず、トップスインクから直線的にアドレスに位置に戻していくのだ。 アドレスの位置で手を止め、ヘッドを走らせる! ダウンスイングからインパクトまでは、クラブヘッドよりもグリップの方が先行しているのが正しい。クラブヘッドが先になってしまっては、タメは望めない。しかし、いつまでもグリップが先行していては、クラブヘッドを走らせてヘッドスピードをアップすることができない。前述したように、グリップをアドレスの位置に戻したら、そこで手首を止め、一気にリストコックをほどいてクラブヘッドを走らせ、今度はクラブヘッドが先行するようにす るのだ。 上半身の前傾筆勢を一定に保つ ダウンスイング以後、特に注意したいのが、上半身の前傾姿勢を一定に保てるかどうかだ。テークバックで上半身が起きあがってしまうのもいけないが、一般アマチュアに多いのは、インパクト近くになって前傾姿勢が浅くなり、上半身が起きてしまうというケースだ。ボールをすくい上げようとするためにこうなりやすいのだが、ボールを上げるのはフェース面のロフト。前傾姿勢を一定に保って、クラブを振るということに専念すべきなのだ。 自分の体の線よりも前でスイングしょう! よく「クラブが寝ている」とか「クラブが立っている」という言葉を耳にする。クラブが寝てしまうと、横殴りのスイングになり、ボールは右にも左にも出てしまう。クラブは立てて使う方が、より正確なショットが可能になるし、この方が飛距離も出る。そのためにも、アドレス状態で両手を広げ、その線よりも前でスイングするようにしたい。壁を背にして、そこでバックスイングして、クラブヘッドが壁に当たるようならば、クラブは寝ているといえるわけだ。 ゴルフの悩みが解決! ジャンル別一覧
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