青春とは「好きだー」に尽きる
先日、高校や大学(学部)の同窓会に立て続けに出た。昔は「好きだったあの子は今?」みたいな興味があったが最近はビジネスチャンス獲得!てな感じの動きに変わった。あさましい。だってもうアラカンなんだもん、好きだったあの子もさすがに…とか言うと同級生女子から怒られるよねー。いや確かに最近のアラカン女子は元気だし綺麗だ。同級生だと早見優さん、鈴木保奈美さん、とかね。いずれも同世代のアイドル、女優を代表する方々。そして青春時代からブランクはあっても今も活躍中!素晴らしい!彼女たちに比べるとオレの青春時代は幼かった。何しろ直ぐ人を好きになり、だが告白は出来ず友人と妄想話を繰り広げるばかりの毎日。あの頃は「好きだー」といつも心の中で叫んでた。そうなのだ!青春とは「好きだー」に尽きるのだ。そんな「好きだー」連発のラブコメを発見した。愛おしい。そんな想いが溢れている「俺物語‼」(15・東宝)。主演・鈴木亮平くんのビジュアルがゴリラに似た原作のキャラクターを再現していて素晴らしい。鈴木亮平くんはこの映画のために30キロ増量したとか。何しろ人気少女漫画の原作だけに実写版のキャストにはあれこれと意見があった模様。ヒロインのキャラはおっとり系。さあ、あなたなら誰をヒロインにキャスティングする?ネット界隈では、有村架純さんを推す声が多かった。だが有村架純さんだと撮影時すでに23歳だもんね。オーディションで抜擢されたのは永野芽郁さんだった。当時16歳。リアル年代だ。確かにおっとり、というより活発な印象がある永野芽郁さんではあるが、この映画では超絶可愛い。原作とイメージが違うとか何とか、つべこべ言うなー!もしオマエらの学校に永野芽郁ちゃんがおったら男子全員「好きだー」と毎日ココロで叫んどるやろ!ん~。何だか青春が蘇ってきたぞー。青春ラブコメには永野芽郁ちゃんのような絶対的な可愛さがマストだ。だが映画「俺物語‼」はB級ラブコメではなかった。泣いたもん。だって脚本は野木亜紀子さんだよ。展開が秀逸。そりゃね、ホントはお互い好きなのに、誤解してすれ違い続ける展開は少々無理があるのだけど。でも、だからこそ終盤には何とか想いを叶えて欲しいとアラカンのオジサンでも本気で応援したくなる物語なのだ。だが最大の貢献者はやはり主演の鈴木亮平くんだな。好きだー!このセリフを絶叫する鈴木亮平くんサイコー!クールで超絶モテる友人役の坂口健太郎くんもいい。あ~青春って人を好きになることだよなー。ホント。ーつづくー