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私の十三年の病気は、たしかに精神的にも肉体的にも、そして経済的にも苦しいものであった。だが、今過去を顧みて、あの十三年の病気の月日は、やはり必要な、なくてはならぬ時であったと、つくづく知らされることがある。病気のみならず、あの時、なぜわたしはこんな不幸な目にあうのかと思う、いわば、人生の曲がり角に幾度か立たされてきたものである。ふしぎなことに、後で考えると、それはみな、人生の魂の生活のためには、必要な曲がり角であったと思わせられている。
〈三浦綾子『光あるうちに』〉
Last updated
Jan 22, 2022 09:26:07 PM
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