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彼女と会ったのは毎日行く地元の銀行。
うちの会社は金庫がないので毎日Chequeを入金に行く。 まあ金庫があっても入金に行くだろうな。 (怖くておいておけん) その銀行に昨年の末辺りからちょっと変わった子が入った。 もう3年近く毎日通っていれば向こうも顔を覚えるだろうし (アジア人はやはり目立つ)こっちも変化に気付く。 今までも色んな人が何人も出入りしていたのだが 彼女とは挨拶したり、たまに話したりしていた。 その彼女がある日突然変わり始めたのである。 ![]() 眼の周りが黒くなっているモード系?のメイク (昔ピチカートファイブの野宮真貴がしていた様な感じ) ピアスやシルバー類で飾られた顔や首や腕 ビジュアル系(死語)のいでたちになった。 きっともともとこうだったんだけど、入行するに当たって 多少猫をかぶっていたのだろう。 慣れたんで本性発揮!って感じだったのだろう。 でもきっと注意されたんだろうな、そのメイクもしばらくするとなくなった。 それから数ヶ月が過ぎた頃、彼女が急に見当たらなくなった。 ホリデーでも取ったか?と思っていたがなんと銀行を辞めたのだ。 それを今日偶然知ることになる。 近くの町メイドンヘッドへ行く用事があったので 午後から出掛け、その帰りがけコーヒーを飲みに入った。 カフェリバブリックというチェーンのコーヒーショップだ。 そこでラテとバナフィーのマフィンを頂いていたら 何とその彼女が近づいてきた。 銀行は先週辞めて、この店で働き始めたと言う。 銀行は色々と厳しいし、好きなカッコできないし(例の格好) バスに乗って行くのも遠いし、自由な雰囲気で働けて コーヒーが無料で飲めるここの方が性に合ってると言う。 (確かに銀行では無料でお札はくれないが、もったいない気がする。) 今度入っている時に来たら、コーヒーおごるわよ。 と言った彼女の目の周りはやはり黒かった・・・ でも今までで一番彼女が彼女らしく見えた。 銀行の制服には収まりきらない個性が爆発した感じ。 名前を交換し、握手をして分かれた。 なんだか嬉しいような、悲しいような感じの午後のコーヒー。 またコーヒーを飲みに来てみよう、彼女がいれば良いのだが。 ![]() ![]() ![]() ![]() 今日の近所の風景 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 8, 2004 02:00:22 AM
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