思った事を書いてみよう。

待ってたんでしょー。


このタイトルで日記が書かれるのを・・・ねえ池田さん？
期待に答えて書きますよー、今日ようやくＣＤを手に入れて聞く事が出来たのでね。


発売日を一ヶ月も過ぎての「いまさらレビュー」ですが・・・


いきなりですが、私はKANの曲がずっと前から好きなんですね。
先日は槙原君の曲が好きだと書きましたが、まあ浮気モノなんですね私は・・・。（笑）


もう久しぶりに（感覚的には34年ぶりに）彼がシングルを出したわけですよ
だからもう私としては何が何でも聞かなければならないのです。


「そこに山があるから登る。」


というアルピニストの台詞を引用させていただければ


「ＫＡＮがＣＤを出す前から既に心の中のオリコン第一位。」


みたいな感じでしょうか？（ぜんぜん違うじゃん）


様はそういう事です。（笑）


興味のない方には？な内容ですいません。


さて「カレーライス」の歌詞ですが、今回も正吾に紹介してもらったソフト（？）を使用して
ダウンロードしましたよ。（いやー本当に便利です。）




また君をおこらせた やがて泣きだした
少し寒くなった夕ぐれに 君が出ていく

仕方ないから今夜は
冷蔵庫のカレーを温め直して待とう
君が帰るまで 静かに

なにかうまい言い方を探しているんだけど
なんでもないようで なんとなくげせるような そう

作り過ぎたカレーを翌朝食べるように
一度さめて また温めて それでいい
一度さめて また温めて それでいい

そろそろ探しにいこう もう暗くなるから
いつもの河原で あんのじょう 君が待っていた

もし君が本当にいなくなったら
ぼくはどうすればいいんだろう
手をつないで帰ろう とりあえず

なにがどうあれぼくたちは ずっとこの家で
暮らしていくんだよ 何十年先まで そう

思ってたより少なかったカレーを温めて
譲りあうふりで取りあって それもいい

だから来週あたり またたっぷり作ってちょうだい
カレーライス for me for me

作り過ぎたカレーを翌朝食べるように
一度さめて また温めて それでいい
一度さめて また温めて それでいい



最近思うんですよ、歳を取っているのは自分だけでなくアーティストもしかりだと。


それこそ昔は「恋愛」中心の曲を歌っていたKANも、結婚をしてからこの「カレーライス」の様に「夫婦」を題材にした曲が増えたなあって思う。


また槙原君もそれこそ捕まった後は、それ以前よりずっと事実心に響く曲を書いている。彼も「恋愛」中心だった歌詞が「家族」を題材にした曲へと変化している。


この「カレーライス」を10年前に聞いても、間違えなく心の中のオリコン第一位なんだけども、きっとイマイチ「グッ」と来なかったと思うんですよ。


35歳になった今だから理解できる心理を微妙に表現していて泣けて来る。


アーティストと同じだけ自分も色々な経験や、歳月を重ねているからこそわかる何かがあるなあと思うのです。


その年齢にあった詩を書くというのはごくごく普通の事なのだろうけど・・・


岡村靖幸のように最後まで高校生の曲を書き続ける事が出来るという才能は、まれなのである。


同年代の方にこの曲から何か感じとってもらえると嬉しいのですね。


そして出来れば心の中のオリコン38位くらいになってくれれば、なお嬉しいですね。

なんだかまじめにレビューしてしまった。