2005.03.01-312005年03月09日再開です 訳あって「BORN TO LEARN」を閉鎖して約1ヶ月。再び「家」を持ちました。今度は基本的に身辺雑記としながらも、ワタシが関わっているいろいろな活動の告知も行っていこうと考えています。いかにもビジネス系ブログって感じになるかも知れません。 以前のワタシを知っている人は戸惑うかも。えっ?これがあの「座って小便する男が何%」とか言ってたおちゃらけ野郎?みたいな。 すみません。まだまだ転がり続けて生きているもので(笑)。 あ、ワタシは以前の舎路人と同一人物ですからね!(誰に言ってる?) 再開して当面の話題は「40歳からの仕事術」こと山本真司さんの大阪講演会とその後のセミナー(ワタシが関わっているのはこっち)が中心です。講演会は梅田のBook1stで行われるのですが、30分程度なんですね。それでは到底しゃべり足りない山本さんに持ちかけられたのがセミナーの、そして日記再開決断のきっかけです。 それからワタシが潜伏期間中に参加した 「情熱の学校」 についてもちょくちょくPRしますのでよろしく。メルマガも作っていますのでぜひご登録下さい。面白いですよ。 ではまた。皆様との再会を喜びつつ。 2005年03月10日 セミナー会場物色中 暑いです。大阪は20度越えた? まあ春先にはこういう日が何日かあって、「今からこんなんじゃ夏は一体どうなるんだあ?」みたいな会話を交わすのも季節のお約束。桜の季節まではちょくちょく「冬に逆もどりか?」みたいな日もあるはず。 40年も生きてりゃだいたい分かります(エラソに言うことか)。 さて27日のセミナーについて一つ確認しておきます。 昨日の日記でも触れていることですが、梅田Book1stにおいて15時から30分間、山本さんの講演があります。この講演はとくに予約の必要もなく、スペースがあればだれでも立ち見で参加できるのだそうです。 しかしあの書店のどこにそんなスペースがあるんだろう? その日は本棚をどかすのか。 で、不肖ワタクシが準備しているのがその後のセミナー(便宜上、今後はBook1stのほうを「講演会」、その後のほうを「セミナー」と呼んで区別します)。 山本さんは20時の新幹線で東京に帰らねばならないため、できるだけ時間のロスがないようにBook1stの近くで貸し会議室を探しています。 考えようによっては新大阪の会場にしたほうが山本さんもぎりぎりまでしゃべれるかな、という気もするんですが、どうかな。 実際大阪駅前ってあれだけビルだらけなのに貸し会議室って意外にないんですよね…。まあもうちょっと考えましょう。 セミナーは16時半~19時過ぎくらいの間で考えています。 これはBook1stの講演会とは切り離して考えていただいて結構です。講演会だけ、セミナーだけの参加ももちろん自由です。 ちょうど食事時ですが、食事しながらの懇談は考えていません。ざっくばらんなミーティングですが、基本的にはセミナーですから。それに限られた時間を有効に使いたいですからね。 懇親会はセミナー後に意気投合した者同士でいきましょう。 費用は基本的に割り勘です。会場代、備品代を参加人数で割ります。 とりあえず「参加したい」という方は早いうちにメールで意思表示していただけるとうれしいです。こういう仕事は数読みがすごく難しいんですよ(それが面白くもあるんですが)。 なんとか来週中には会場や費用など詳細を詰めて、再来週の頭に再度参加の確認をさせてもらいます。 よござんすね。 2005年03月11日 おとなリンク 相変わらず温かい一日。お昼前から雨がぱらつき始め、降ったり止んだりのはっきりしない天気。 午前中は大阪市内の服飾専門学校で打ち合わせ。午後からは来客の対応で時間がつぶれました。ワタシが属している業界は人の移動が激しく(個人の問題でなく会社の統合、提携も多いのですが)、数ヶ月前に会った人が「会社を替わったので」と別の名刺を持って挨拶にくることもしばしばです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ しばらくブログから離れていて(もちろんその間も好きなブログには出入りしていたんですが)、こうやって戻ってくるというのはなかなか複雑な気持ちです。病気か何かで数日間学校を休んでいて、しばらくぶりに登校するときの照れくささに似ています。校門から教室まで、友人と顔を合わせるたび「久しぶりじゃん」なんて言われつつ廊下を歩くムズムズするような感覚。こちらから「戻ってきたよ」なんて触れまわるのもアレだし、ココロの中で「早くみんな見つけてくれーっ」と叫ぶような。 そんな中、このブログを立ち上げたその日のうちに旧知の方たちがすぐに訪問して下さり、短いお祝いの言葉とともに再びリンクしていってくれました。うれしかったです。「おおーっ、帰ってきたんかあ!」と頭をペシペシ叩かれるような歓迎でなく、ちょこんとコブシを合わせるだけ、みたいなクールさがいい。 とりあえずまとめてお礼です。大田黒薫さん、野沢菜々子さん、yagamania1961さん、UNITAさん、きんときパンツさん、迷走行政書士そうまさん、特許屋さん、じゅんじゅん73さん、またよろしく。 2005年03月12日 副業の土曜日 土曜日なので本業はお休み。しかし今は副業のほうが明らかに充実しているわけで、どちらかといえば土日のほうが忙しい昨今。 まずはお世話になっている投資顧問会社の事務所移転の手伝い。ここの社長とは近々ウェブを使った「株の学校」を作ろうと画策中。家具の移動などの力仕事は当然引越屋さんがやってくれるのですが、移転後のパソコンの接続などいろいろ手伝うことはあるもので。 実はこの会社、移転を期に会社名を変える予定。「じゃあロゴマークを作りましょうか?」と持ちかけると「おう、それいいな。外資系みたいなカッコイイの作ってくれよ」とのご注文。これは外注しないでワタシがデザインしてあげるつもり。これでもいちおうグラフィックデザインの勉強はしてるんです。 引越が意外に早く終わったので、山本さんセミナーの会場の下見。いちおう昨日めぼしはつけてあったのですが、「今から10分後に見に行っていいですか?」と聞いたら管理している会社の方は「いいですよ」と快諾。教室もきれいだし、対応も良かったのでここに決めようかな。とりあえず仮押さえしてもらいました。詳しくは明日のブログで。 夕方は音楽の専門学校でスタッフ対象に行う個人情報保護法説明会の打ち合わせ。…は15分くらいであとは広報担当の方とベース談義。ベースソロなんてあるの?と思いつきで尋ねると「ありますよ!」と即座にパソコンからジャコ・パストリアスの演奏を呼び出してくれました。ツヤのある低音にうっとり。はなわとは違うなあ(当り前じゃん!)。 2005年03月13日 セミナー会場決定 「“30歳からの成長戦略”の真実を語る」のセミナー会場の下見をしたことは昨日お伝えしたとおりですが、他の候補会場がロケーション、料金ともいまいちなのでやはりこちらで決めようと思います。 大阪駅前第一ビル10階 ANJOインターナショナル内 第一教室 〒530-0001大阪市北区梅田1-3-1 ミニ講演会が行われるブックファーストは目と鼻の先。ゆ~っくり歩いても10分以内で移動できます。教室は最大で36人まで収容可能。プロジェクタ常備。どうですかお客さん! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて、講演会とセミナーの内容ですが山本さんからこのようなメールをいただきました。 プログラムはこうしましょうか? 1.「30歳からの成長戦略」のここを読んで欲しい(15:00~15:30) 於ブックファースト ・この本で読んで欲しい3つのポイント。 (この間のJ-Waveの出演でしゃべったのが、これで30分です。) ・・・場所移動・・・ 2.「30歳からの成長戦略」の真実を語る パート1(16:30~18:00) 於第一ビル教室 ・執筆過程のメモ公開。一寸違うアングルから「30歳」をご理解いただく。 3.「30歳からの成長戦略」を斬る パート2 (18:00~19:00) 於第一ビル教室(引き続き) ・読者、参加者の方々からの質疑、反論、失礼な突っ込み、なんでもあり。 ワイワイガヤガヤ討議会 ブックファーストが15時から30分ですが、安全を見て、講演会第一部のスタートは 16時半として、19時終了。 20時の新幹線で帰ります! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ブックファーストの講演会(1)は予約不要です。第一ビルのセミナー(2、3)は要予約。講演会のみ、セミナーのみの参加はもちろんOK。なお、食事会や懇親会はセミナーの一環としてはとくに考えていません。その場の流れで意気投合した者同士で行きましょう。 気になるセミナーの参加費用なんですが、営利目的ではありませんので経費を参加者の人数で割ります。したがって人数が多くなるほど個人の負担は軽くなります。というわけで、ぜひお友達もお誘い合わせの上ご参加下さい(だいたい3000円前後と思っておくといいかも)。来週半ば、お申込みいただいた方にはメールにて最終確認とともに詳細のご案内をさせていただきます。 なお、収容人数以上のお申込みがあった場合は、…うーん、なんとかします。 とりあえずは、あー、ほっとした。 2005年03月14日 ブックファーストは梅田に3店! 今月初めに企画を売り込んだ結婚式場から初受注。この式場、もともとは個人の邸宅を改造したもので、「いわゆる結婚式場」の派手派手しさや「ホテル」の大仰さのない、「気取らないけれどメチャお洒落」なハウスウェディングができるんです。ここで行われるブライダルフェアの集客をWEBでお手伝いしようというわけで。しかし、うーん。受注したはいいけれど、式場探し中のカップルの気持ちって今ひとつよく分からない。実はワタシ、2回も結婚しているのに式は一度もしたことないもので、この方面はちょっと苦手なんスよね(なんてゴメン、冗談ですよ社長!) 夜は「ヨン様からのホワイトデープレゼント『スキャンダル』」をなぜか鑑賞。オヤジ一人で何を見てるやら。さすがにテレビなのでエロな部分は相当カットしていた模様。しかしそれより何より、ワタシ的にはひげ面のヨン様が松尾スズキに見えて仕方がありませんでした。 あ、クワテルさん、リンクありがとうございました。イタリアは寒いですか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて27日15時からの講演会(無料・予約不要のほうですよ)について気がついたことがひとつ。山本さんから「講演会場は梅田のブックファースト」としか聞いていなかったんですが、ブックファーストって梅田にいくつかあったような気がするなあと。念のためにホームページを開いてみると、おおっとお!梅田駅周辺に3店もあるじゃないですか。 ワタシ的には、講演会のできる「梅田のブックファースト」といえば新阪急ビルの1~3階をぶち抜いた大型店舗しかないと勝手に決めつけていましたが、人によっては他店を「梅田のブックファースト」と思っているかも知れません。間違いじゃないし。 そういうわけで、急遽山本さんに確認依頼のメール。すぐに返信が返ってきて、「新阪急ビルで間違いありません」とのこと。 講演会に参加希望の皆様、「梅田のブックファースト」は「新阪急ビル店」ですのでお間違えなきよう。阪神百貨店の裏、旭屋書店の向かいです。お店の中のどこかは当日たしかめましょう。 さっそくトップの大文字にも「新阪急ビル」の補足を入れておきました。 って、こっちのほうはワタシ別に関係ないんですけどね。 2005年03月15日 終わってる? 昨日結婚のことなどを少し書いたこともあり、ふと大変なことに気がついてしまいました。 結婚記念日を忘れてる! といっても、「3月14日が記念日で気がついたら15日だった」とかいうのではなくて、記念日そのものがいつだったか分からない! 1日か、いや25日くらいだったような気もするし…。いやほんと、ウソじゃないんです。3月にはちがいないんですが…。うわ、やばー。ボケが始まったのかワタシも。 怒られるのを承知で単身赴任中のニョーボに電話。あわよくばの期待をこめてカマをかけたりして。(この小心者!) 「ワシらそろそろ結婚記念日やなあ」 「そやったか。ふーん」 「ふーんて、一応記念日やんか」 「ええよ気ィ使わんで。そいでいつやったっけ?」 「いつって?」 「日にち。3月やったか?」 「多分」 「多分て、あんたも覚えてへんのか」 「あ、いや、あの、…面目ない」 「式もせえへんかったし、婚姻届のコピーもとってないしなあ。気になるんやったら市役所に聞いたらええやん。ほなもう遅いし寝るで」 信じられないかも知れませんが実話です。 2人とも結婚記念日を忘れてしまった夫婦なんて、ワタシら以外にいるんでしょうか。とりあえず役所に聞いてみますけど。 2005年03月16日 自分が(一部)書いたメルマガが届く ワタシも参加しているメルマガ「情熱の学校」の第3号が届きました。当然発行前に何度も見た原稿なのですが、読者として受け取ると印象が違いますね。ちょこっと感激です。いきなりのブシツケな依頼にも関わらずご登録に応じていただいた皆さん、ありがとうございました。 楽天の関連では「本を書こう」でおなじみミドル英二さんにもPRのご協力をいただきました。できたばかりで読者数わずかの駆け出しメルマガの相互紹介依頼に、御大は快く応じてくださいました。おかげさまで読者数も500人を越えたようです。(あ、なんかワタシが発行人みたいな書き方になっていますがそうではありません。首謀者はこの人) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ スーパーマーケットに行くと、入荷したばかりのいかなごの釘煮がワゴンに積み上げられています。いかなごが店頭に並ぶと「春だなあ」って感じるんですが、それって関西だけかな? ワタシのところで売っているのは岸和田や淡路島で水揚げされたもの。ご飯が進みます。ああもう、ぱくぱくと。 Dr.悠々さん、リンクありがとうございました。医療現場やご家庭のお話からいつも元気をいただいています。 2005年03月17日 ゴー・ザ・ディスタンス ある方からこのブログのURLの意味について聞かれました。 gothedistanceはゴー・ザ・ディスタンスで、「やり遂げる」という意味なんです。何から思いついたかというと、ワタシの好きな映画に「フィールド・オブ・ドリームズ」というのがありまして、そこから。 知っている人も多いと思いますが、あの映画はケビン・コスナー演じるアイオワの農家のおじさんが、天からの声を聞いてトウモロコシ畑を切り開き野球場を作ってしまうというお話。はっきり言ってワケの分からない話なんですが、それでも野球好きにはたまらない名作です。もちろん原作も読みました。 その天からの声というのがまず“If you build it,they will come”。それを作れば彼らがやってくる。「それ」は野球場で、「彼ら」は往年のメジャーリーグの名選手たちなんですが。 それで、あまり覚えている人はいないんですが、天からの声は実はもう一つあるんです。 ケビン・コスナーがトウモロコシ畑の中に立っているとまた声が聞こえます。今度は、“Go the distance”と。「いいからやりなさい」みたいな。 それが結構好きで、フリーメールのアドレスにも使ったりしています。 そういえば山下達郎もこのフレーズの入った歌を歌ってますね。 松田龍平君が出てるやつ。一緒に出てる「米だぞー」の女の子は田畑智子かな。 だとしたらキレイになったなあ。 2005年03月18日 むしろ「これから」の人に 朝から突風。一日じゅうオフィスの中にいたんですが、ビュウビュウと空気がビル街を吹きぬける音が響き、ときおりガシャシャカーンとかボコッズシャウワンウワンワンとか、CDの効果音大全集を聴いているような一日でした。 あ、前者は放置自転車が倒れる音、後者は円形のゴミ箱が倒れて蓋が転がっているであろう音です。擬音てムズカシイ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 就職活動をしていたときの自分を思い出せば、同じリクルートスーツを着ていても今の若者たちはほんとしっかりしていると思います。やはり「氷河期」に適応してか、自分の将来に真剣にならざるを得ないのでしょうか。 ワタシの世代の就職活動はバブル前夜の円高不況にぶつかったのですが、「まあ大学出てりゃどっかの会社は入れてくれるだろうし、入ってしまえば何とかなるだろう」なんて楽観的でした。何とかなってませんけど。 でも30歳を越えたくらいのときに思いましたね。「この道を歩むのなら、大学で、あるいは20代でこういう勉強をしておけばよかった」と。後悔はしていません。でも反省はしています。 ワタシはとくに「やりたいもの」を持たないまま社会に出て、潮流にもまれるままに漂流して、今の場所に流れ着いたというのが正直なところです。とりあえず今は自分にとってまずまず満足な場所にいます。そうなったのは、ポジティブにとらえれば「苦労して取った資格」や「妥協できない夢」みたいなこだわりを持っていなかったのがうまく作用したとも言えるし、冷静に要約すれば「結果オーライ」でしょう。 とりあえずは良かった。でもこういう人生はあまり後輩にはお薦めしたくありません。そりゃあ成長するためには多少横道にそれるような無駄も必要です。でもそれははっきりと将来へつながる道を持っていればこそ意味をなすのであって、その場の風向きであっちへふらふらこっちへふらふらしていたのでは単なる寄り道、回り道でしかないと思うんです。 「人は何からでも学ぶことはできる」し「若い頃に迷い悩んだから今の自分がある」という人がよくいます。ワタシも言います。間違いではないでしょう。でもちょっと負け惜しみっぽいんですよね。 「今の自分に5年早くたどりつけていたとしたら」と自問すれば、ワタシは間違いなくそのほうがいいと思います。近道をしたかったというのではありません。しなくていい苦労を省略して、そのぶん必要な苦労をもっともっとしておきたかったという意味です。 山本真司さんは著書の『40歳からの仕事術』『30歳からの成長戦略』で「時間は限られている」「人間はすべてをやることはできない」と述べています。だからこうすればいいんだ、と分かりやすく示してくれています。と言っても「ズバリ言うわよ」と目的地を指差すのでなく、地図の見方とコンパスの使い方を教えてくれる、そんな感じです。 3月27日のセミナーは「30歳からの成長戦略の真実を語る」です。だからと言って、対象がオーバーサーティーというわけでは決してありません。むしろ社会に出たばかりの人、これから出ようとしている学生さんにこそ来て欲しいんです。この話を聞いたからといって人生に「迷わない」保証はありません(すみません山本さん)。でも迷い道くねくねしたときにそこから抜け出すヒントはきっと見つかると思います。 すでに多くの方から参加のお申込みをいただいていますが、余裕はあります。あ、でも遠慮しないでくださいね。もし教室に入りきらない人数の申込みがきたら場所を変えるだけですから。(もちろん近くでなんとかします) 3月27日午後、大阪梅田に出てくる時間がある方はぜひご参加ください。 とくにこれから社会に出る方。お待ちしています。 (場所、プログラム内容等は3月13日の日記をご参照下さい) 2005年03月19日 結局いつもの春 毎年この季節になると花粉症に悩まされていたのですが、今年は不思議なことにほとんど症状なし。まあ多少目が痒かったりくしゃみが普段より多いということはあるんですが、そんなもの去年までにくらべたらないに等しい軽さ。 これはもしかしたら花粉症を卒業したのか? 卒業していったい何わかるというのか? 思い出のほかに何が残るというのか? などと馬鹿なことを考えていたら、3連休の初日の今日、からだはいきなり去年までに逆戻り。からだじゅうの水分が全部涙と鼻水になってしまったかのような体内大洪水状態です。花粉の支配からの卒業は果たせず、せっかく快晴のさわやかな天気なのにどこにも行けず。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨夜はメルマガを作っている「情熱」チームの定例ミーティングに顔を出しました。まずはリーダーよりメルマガの読者登録数が580人を越えたとの報告(3号までを見てつまんねーなと思った方、これから面白くなりますのでまだしばらく解約しないでね)。とりあえず来週のまぐまぐの新着ベスト10には入りそうです。ご登録いただいた方、本当にありがとうございました。 会議嫌いな私ですが、この月例ミーティングは待ち遠しいとさえ思います。関西系のクリエイター、コンサルタントが集まった(自分が入っていて言うのもなんですが)まさにドリームチームですからね。こういうのを実現させてしまうのはやはりリーダーの情熱というか、はやりの言葉で言えば人間力ってやつですか。(リーダーは この人 ) ミーティングの後は例によって飲み会。TVプロデューサー「目立たせ屋」 S氏 の話に聞き入りました。「会社人は報・連・相、TV人は空気・間・華」だそうで、これはよそでも使えそうだなとしっかり脳にメモ。「若い者をいじめたくなる嫌な俺」にはいたく共感。そうなんだよなあ。自分が若い頃、つらくあたってきた先輩のあれは愛のムチなんかじゃなかったんだ(笑)。 2005年03月20日 ライク・ライディング・ア・バイシクル 連休というのに花粉のおかげでうちの中にこもりっきり。さっきおなかが空いたのでコンビニに行ってきたのですが、マンションを出てすぐに体内洪水警報発令。くしゃみの連発で歩きながら鼻水を撒き散らかすワタシはさながら狂ったスプリンクラー。ワタシの歩いた道路脇には、来年美しい花が咲くことでしょう。 義父の墓参りに行きたかったのですが断念。許してくださいオヤジさん、と四天王寺の方向に手を合わせました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ うちから出られないということは、うちでしかできないことをやればいいわけで、今日は一日パソコンの前で社外スタッフをしている(勝手にされた?)投資顧問会社のロゴマーク制作。 ふふん、こう見えてもワタシ、グラフィックデザインができるのですよ。デザイン学校も出ていないし専門の教育を受けたこともありませんが、CIブームのときにデザイン会社に在籍していたので現場の知識をみっちり吸収しているんですわ。 とはいえ、実際にはその会社を辞めて15年以上たつわけで、これが自動車の免許だったらとんでもないペーパードライバー。まあできなかったら本職に外注すればいいやと無責任な気持ちで始めたんですが、いや、やれるもんですね。 基本的なアイデンティティ要素を組み上げたら、当時作ったチェックリストはしっかり体が覚えていました。社長の「外資系みたいな」という要望もしっかり反映し、クラシックなタイプフェイスを使って外国の投資銀行のようなイメージに。うーん、いいじゃん。 「昔とった杵柄」はたしか英語で「まるで自転車に乗るような(一度覚えたものは忘れない)」という表現だったと思いますが、まさに何年かぶりに乗った自転車で気持ちよくツーリングしてきましたって感じです。 ここまで書いてできたロゴを見せないっていうのもアレですが、すみません、あまり勝手にオープンにしてしまうとまた突然失踪しなければならない羽目になりますので…。ああでも見せたい。ちょっと社長に聞いてみます。興味のある方は後日もう一度のぞいてください。 005年03月21日 ザビエルさんのこと 初めて名古屋でお会いして、まだ1ヶ月たっていないんですよね。 でももう何ヶ月もお付き合いしているような、そんな気さえします。 年齢もひとつ違い、ともに不惑を過ぎて新しい職場を選んだ境遇も似ていたし、本業以外にいろいろと考えをもっているところも、ワタシと波調があった理由かもしれません。 会社員であり空手の先生でもあるザビエルさんから「道場のホームページを作ろうか、とりあえずブログから始めたほうがいいか」と相談のメールをいただき、迷わず楽天に引っ張り込みました。 ホームページなんか作ってもなかなか見てもらえません。ブログなら簡単に同じ趣味の人間を集めることができますよ、と。 今話題の(でしょ?)知多半島で空手を習いたいという方は、ぜひアクセスしてみてください。 顕正会館愛知支部 です。イエズス会ではありませんのでご注意(こらこら)。 それにしてもザビエルさんの多趣味ぶりには驚くばかりです。空手にバイクに株…、おおっとワタシが言うことではないですね。それはおいおいご本人の口から日記の中で明らかにされるでしょう。ワタシも一読者として楽しみに待っています。 今後ともよろしく。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ kappa18 さん、リンクありがとうございました。日記タイトルの「チャレンジ」の意味、プロフィールを拝見して理解しました。こちらもリンクさせていただきましたのでよろしく。 2005年03月21日 メルマガ第7位ランクイン! ワタシも参加しているメルマガ「大阪発!5分で究める小さな会社の実践『ブランド道』」が、ウィークリーまぐまぐの「新作メールマガジン発行部数ベスト10@ビジネス」の7位にランクインしました。とりあえずベスト10入りの目標は達成です! ご登録いただいた方、ありがとうございました。まだの方は、ぜひ。 ちなみに1~10位はこんな感じです。 1位 黄金の卵を生む!真の外貨預金で金利ザックザク生活! http://www.mag2.com/m/0000150447.htm 週1~2回 (6528 部発行) 2位 朝4時発信!類語はトモダチ♪~語彙17倍計画~ http://www.mag2.com/m/0000149960.htm 日刊 (3139 部発行) 3位 脱サラし、独立起業!成功人と失敗人、幸福人と不幸人 http://www.mag2.com/m/0000150524.htm 不定期 (3074 部発行) 4位 今より104倍使える英単語を増やす方法 http://www.mag2.com/m/0000149955.htm 毎週水曜日 (2439 部発行) 5位 転職交友会☆体験談・成功法・仕事の裏側表側情報 http://www.mag2.com/m/0000149970.htm 不定期 (690 部発行) 6位 まだまだできる経費削減! http://www.mag2.com/m/0000150141.htm 隔週刊 (621 部発行) 7位 大阪発!5分で究める小さな会社の実践『ブランド道』 http://www.mag2.com/m/0000149988.htm 週刊 (563 部発行) 8位 直感理解!動画で学ぶ【ウインドウズXP】講座 http://www.mag2.com/m/0000150531.htm 週2回 (548 部発行) 9位 知っ得フリーソフト!! http://www.mag2.com/m/0000150197.htm 不定期 (538 部発行) 10位 直感理解!図解と動画で学ぶ【EXCEL】講座 http://www.mag2.com/m/0000150532.htm 週3回 (531 部発行) ※2005/02/28(月)号掲載の新作メールマガジンで、すでに創刊号が発行されたメールマガジンの最新号の発行部数ランキングです。(2005/03/14 時点) それにしても1位の6528部って、もうバケモノっすね。今回ワタシたちも手を尽くして相互紹介など声をかけまくったのですが、それでもせいぜい563部(今日段階でほぼ600に手が届くところに来ています)。もちろんお金をかけてプロモーションすれば1000や2000はすぐに集まるんですが…、そうだとしても6000超はすごい数字です。とりあえず登録して人気の秘密を探ってみるか。 2005年03月22日 変われない 午後から某インターネットサービス会社(レップといいますが、他業界とはちょっと意味合いが違います)の新商品説明会。これほど新商品がしょっちゅうリリースされる業界ってないですね。説明会まで開かれることはめったにないですが、メールでの「こんなん出ましたけど」的新商品紹介は週に1回くらい来ます。受信するほうは勉強が大変ですし、発信するほうはいかにして代理店の印象に残すか、やはり大変な業界です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一旦閉鎖したブログを再開して約3週間たつわけですが、次からはもうやめようと思っていたことがいくつかありまして。 一つは当然「閉鎖を余儀なくされるようなことを書かない」ですが、もう一つは「記入率100%にこだわらない」こと。そう思ったんですが、「留守」にしていた間にできたあの円グラフは何ですか! ああいうのを見せられると「あああ書かねばああ」と自分を責めてしまう損な性格。過去にさかのぼって書けるから始末が悪いんです。過ぎた日の日記はもう書けないっていう設定にできないものでしょうか。なんかいっつも「完全試合を目指しているピッチャー」みたいな気持ちなんですよ。 そういうわけで、今日は25日の金曜日なのに時間遡行して書いてるわけです。 やっぱ人間はそう簡単に変わりませんね、クワテルさん。 あ、Wakatteru君、リンクありがとうね。また遊ぼうな。どうでもいいが日記タイトルが「日記」というのはなんかすごいぞ。 2005年03月23日 なるはや 某専門学校より広告出稿をいただいたメルマガ、本日発行のはずなのに夜8時をまわってもまだ配信されません。え~っ、初出稿なのにいきなりクレームかよ!と思ったら11時過ぎに着信。とりあえず期日は守ってくれましたが、冷や冷やさせないで欲しいなもう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 東京のネット会社の若いスタッフに仕事を頼んだら「オッケーっす。なるはやでお出しします!」と元気の良いお返事。元気は結構。しかし「なるはや」ってナニ? 長崎? それは諫早。 文脈からすると「なるべく早く」でしょうねえ。うーん、東京の人はみんなそういう言い方をするんでしょうか。ちょっとショックでした。オトナ語だなあ。 ちなみに大阪では「アズスーナズポッシブル」と言います。(ウソ) 2005年03月24日 呪われそう ウェブマーケティングなどをやっているワタシの会社の仕事は、企画を作って企業や団体に持っていくのが基本なのですが、お客さんのほうから「仕事をお願いします」というありがたいメールや電話が来ることもたまにあります。今日も一件あったのですが、なかなかユニークなお客様でした。 基本的には「代行サービス」の会社です、何をしてくれるのかというと「呪いの代行」。お願いしたら「プロ」のスタッフが夜中にわら人形を持ってどこかで丑の刻参りをしてくれるというのです。ほんとですよ! ホームページには通信販売もあって、わら人形とか五寸クギを販売していました。 こんな会社の広告、大手媒体が掲載してくれるはずがありません。おそらくアフィリエイトしかないだろうと思い、いくつかの会社にシミュレーションの依頼を送信。依頼書の成果報酬の欄に「丑の刻参り申込み1件につき3000円」とか「呪いグッズ販売1点につき1000円」とか書きながら、世の中にはいろいろなお仕事があるのだなあと感じ入ってしまったうららかな春の午後でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3/27セミナーにお申込みいただいている皆さんに場所・時間などの詳細を記した確認メールをお送りしました。費用はとりあえず3000円用意しておいて下さい。おそらくお釣りをお返しすることになりますので。よろしく。 2005年03月25日 百円硬貨をご用意下さい クライアントからクレームのお電話が。 「Y社(某大手ポータル)の登録キーワードの変更を申請したんやけど、全然変わってへんで。もう2週間近く待ってるけど忘れてるんとちゃうか?」 あのう、それウチの仕事じゃないんですけど…。 なのに聞かれると知らん顔できない性格なもので「ほんとはY社さんの仕事ですからね」と念を押しつつ業界の事情通に問い合わせてみました。 すると「ああY社ねえ、あそこは今2ヶ月くらい待たされてるみたいね」。 2ヶ月待ち! たかが登録作業に。ブランドもののバッグを注文しているんじゃないぞ! それをクライアントに伝えると「遅いわ!それでは仕事にならんのや。何とかならんかなあ」。 だからあ、ウチの仕事じゃないんだって…。まあ関係ない仕事をシャットアウトできないワタシが悪いんですけどね。「すいませんねえ」って、なに謝ってんだワタシは。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夜は27日のセミナーの配布資料のコピーと製本。本番よりも一足早く内容が分かるというのは関係者の役得です。しかし結構なボリュームですよ! 参加者の皆さんは丈夫なかばんを持ってくるように(冗談)。 それと、当日いただく参加費用は半端な額になるかも知れません。できるだけ百円玉をたくさんもって来てくださいね。これメールでも流しとこ。 2005年03月26日 ライブだなあ いちおうコンサルタント会社を離れて今は「広告代理店の人」なワタシですが、以前から関係のある各所ではいまだに「先生」として出没しております。 実は今月はそっちのほうが大忙し。なんといっても来月より個人情報保護法が全面施行されるわけで、「社内で勉強会をやるんだけどちょっとしゃべってくれない?」みたいなお話しをいくつかいただきまして。 受けておいて言うのもなんですが、別にワタシはそっち方面の専門家じゃないんですけどね。依頼を受けて急いで勉強して、でたとこ勝負で人前に立って、いろんな質問を受けたり答えたりしながらいつの間にか「その道のプロ」らしくなってきたというわけで。まあコンサルタントなんてそんなもんですわ(違う人ごめんね)。 ワタシのセミナーは前半説明で後半ディスカッション。ディスカッションというのはワタシがコンサルタント時代に身につけたウマイ手法です。自分一人が受講者の質問に答えるような「一対大勢」の関係を作ってしまうと集中砲火を浴びて大変でしょう? ワタシの場合は質問が出たら「うん、じゃあ○○さんはどう思う?」といったん別の受講者に振ってしまうわけです。みんなで考えましょうと。するとときどきワタシが思いもつかない鋭い回答をしてくれる受講者がいて、そんなときは「いいところに気がつきましたね」などと余裕を見せながら、こっそりプリントの端っこにメモをとったりしています。まあコンサルタントなんてそんなもんですわ(ワタシだけ?) しかし、ディスカッションにしても規定の時間内に受講者にそれなりの満足感を持たせてまとめるのはそれなりに経験もいるもので、その辺はとりあえずできているんじゃないかな、なんて言い訳がましいか。 バンドなどやったことはありませんが、セミナー講師みたいな人前に立つ仕事ってライブに似てるんじゃないかな。多分受講者には分からないレベルですが日によって出来不出来があるし、そして終わったあとの達成感なんかも、多分。 今日は関西のメルマガ大王ほりた先生のセミナーです。じっくり勉強させていただきますぞ。 2005年03月26日 大学生と名刺交換 行ってきました販促達人ほりた先生のセミナー。 意外にも講師は初体験だったそうですが、しゃべりはしっかり堂に入ってました。 基礎的な話が多かったものの、同業者のワタシも思わずメモを取りたくなるキラーフレーズが随所に仕掛けてあって、なかなかの充実度でした。 ただまあ、熱が入りすぎて時間はオーバーしてしまいましたけど。 キマジメすぎるなあ、もっと抜いたらいいのになあ、というのがもはやスレきってしまっているワタシの印象。いやとにかく、お疲れ様でした。 スーパーマネキンの話はまたメルマガで聞かせてください。 セミナーを主催している団体の会員に大学生が多いせいで、50人以上集まった受講者は半分以上が学生さん。普段出入りしている加齢臭漂う(冗談)セミナーとはまた違った雰囲気でした。 しかし今の大学生ってみんな名刺を持っているんですね。講演の前に名刺交換タイムみたいなのがあって、ワタシもとりあえず適当に広告屋の名刺を渡して回ったんです。するとやはりインターネット関連で、しかも広告関係の仕事ということで、話を聞きつけた何人もの学生さんに名刺交換を求められました。やっぱ人気業種なんですねー。いやいや自分がもてているわけではないんですが、なかなか気持ちのいいものです。ニヤケそうになる表情を抑えるのに疲れました。 中には「ついさっきまで就職セミナーに行ってました」って感じのリクルートルックの女の子もいて、切実な表情で「御社の業界についてお聞きしてもよろしいでしょうか」なんて聞かれたりして。うーん、もっとリラックスしないと面接官は引くよ。 その女の子からも名刺をもらいましたが、しかし初対面の男にそんなに簡単に個人情報を提示していいのかい? 気をつけたほうがいいですよ、お嬢さんたち。いやマジで。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ほりた先生のメルマガ「ズバ斬り!あなたのココロをメッタ斬り!?の販促企画」ご登録はこちらから。販促に限らずサービス業の人には参考になる話がいっぱいです。もちろんワタシも読者です。 2005年03月27日 BTNQ 「30歳からの成長戦略」講演会+セミナー無事終了。 講演いただいた山本さん、参加いただいた皆さん、ありがとうございました。 来られなかった方、また次の機会がありましたら声をかけさせてくださいね。 書店の講演会では告知内容との違いがあり、戸惑わせてしまったかも知れません。 不快な思いをさせてしまったならすみませんでした。 ワタクシゴトですが先週は本業が書き入れ時なのに加え、個人情報保護セミナー講師、ほりた先生のセミナー出席、そして最後に山本さんセミナーの運営と、休みなしで大忙しの一週間でした。 さすがにちょっと疲れが出ている模様。ちょっと休憩します。バタンキューなんて言ったら若い人に笑われそうなので、BTNQ。腰イテテ。 2005年03月28日 やばいかも 2年前にやったのと同じ症状。 腰を少しでもひねるとイデデデデ。 参った。寝返りすら打てんぞ。 それよりトイレに行けん。 2005年03月29日 姿勢が悪いせいで 28日の日記を読んでお見舞いメールを下さった方、ありがとうございました。 これを書いている今は30日水曜日、とりあえず不自由なく生活できるほどに回復しています。 ご心配をおかけしました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 腰痛というか、背中の下半分が軋むような痛みが多少やわらいだところで、うちから歩いて5分くらいの整体の医院に行きました。 そっと、そーっと、コップにいっぱい入った水をこぼさず歩くように。 たとえば後方で何か物音がしても、からだをひねって後ろを向くことができません。からだ全体をまわして視野を動かさねばならないこの不自由さ。 ほんとロボットです。アシモ以前の旧式の。 実はその整体の医院には、ちょっと行きづらい気持ちもありまして。 2年前に同じような症状になったときに「週2回通院したら1ヶ月で治る」と言われながら、2週間でそこそこ調子よくなったので行くのをやめてしまったんです。 そのとき完全に治しておけば今回大丈夫だったというわけではないですが、「言うことをきかないヤツは診たくない」なんて言われたらどうしようかと。 先生はしっかりワタシを覚えていましたが、「それ見たことか」と言うわけでもなく(そりゃそうだ)この辺が痛い?と聞きながらワタシの背中をさすります。 肩の下をさすって「ここは痛い?」「いいえ」。 肩甲骨の下をさすって「ここは?」「大丈夫」。 へその裏側あたりの場所で「ここは?」「はうっ」。 最初からその辺りが痛いって言ってるのに~。やっぱ仕返しか。 「また重いものとか持ってるの?」 「いえ、以前ほどは」 「出張とか多い?」 「ほとんどないです」 「疲れてる?」 「それは多少」 先生はふーむと小さくうなりつつ背骨を上下にさすってこう一言。 「だいぶ歪んでるね。姿勢の悪い生活をしたツケかも知れんね」 ああ、2年前にもそう言われました。 先生はそれから相当長い時間をかけて、ワタシを寝かせたり起こしたり身体を左右に捻らせたり、汗びっしょりになりながら治療してくれました。ありがとうございます。 今度はちゃんと最後まで通いますので、どうか見捨てないでください。 2005年03月30日 夢の城 その2人組と初めて会ったのは先週のことでした。 一人は金髪で日焼けサロンから来たかのような真っ黒クロスケ、もう一人は多少真面目そうではありましたが、ビタッとなでつけた髪の毛はやはり遊び人風。2人とも心斎橋あたりでチケットを束にして持って立っていても違和感がない、というかそっち系の匂いがプンプンしました。 要件は「携帯電話の新しいサービスを考えたので、インターネットでPRするプランを考えて欲しい」。話を聞くとなかなか面白そうでしたが、サービスはまだ開発中、会社はこれから立ち上げる予定。資金もどれほどあるのか分からない。 取引先として考えるには、はなはだ危なっかしい連中です。 もしワタシが管理者で、若い部下がこの2人組と面談したという報告を聞いたなら、「うまいこと言って断れ」と言うかも知れません。いや、言うべきでしょう。 でも、なんだか捨てがたかった。彼らの若さが眩しかったなんて言ったら笑われそうですが、でも彼らともっと話してみたかった。それにワタシは管理者じゃないし。 それで今日、プランのたたき台を持って彼らの事務所に行ってきたんです。 西日が差し込むマンションの一室に2人組はいました。 先週はかしこまっていた彼らも、自分のオフィスだと人が違ったようにアグレッシブです。やっぱアウェイゲームは不利だなあと思いつつ、でもワタシは彼らとツバを飛ばしながらの打ち合わせを楽しんでいました。 小学校の頃からの幼馴染だという彼ら(ミックとキースみたいですね、と言うとキョトンとしていました。知らんのか)。ひとつ花火を上げようと、お金を貯めてプログラマを雇い、「こんなのがあればいいな」と思う携帯サービスを実現に移したのだとか。 とにかく話がデカイ。年内に会員を100万人以上獲得するだとか、来年はヤ○ーを越えるとか。このサービスが当たったら次に投資するアテはもう決まっているとか。成功する根拠なんて何もない。あるのは夢と若さだけ。あるんだそんな漫画みたいな話、ドラマみたいな連中が。 この狭いマンションの一室が、もしかしたらHPにとっての「ガレージ」になるのかも知れないなんて、思ってしまいました。思わされたというか。 数日後に新たなプランを提示することを約束して部屋を出たら、外は真っ暗。 がんばれよ若者たち。 料金は前金でね。 2005年03月31日 似たもの親子 実家の母親から電話があり、父親が入院したと。 自宅で自分から「救急車を呼んでくれ」と母親に言ったのだとか。 そういう弱音はめったに口にしないタイプなので母親もたまげたそうです。 前から心臓が悪かったのだと、母親に言われてワタシは初めて知りました。 入院して処置してもらい、今は普段どおりにしゃべっているという父親。 「心配をかけたくないからだれにも言うな」とうるさいらしく、 これは相当見舞ってほしがっています。 そりゃあ分かります。親子だし。 |