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日曜日に奈良に行ってきた。
奈良といえば今年は遷都1300年祭ですごいにぎわいなのだけれど メイン会場や東大寺、興福寺、法隆寺といった 遠来の観光客の「外せない」スポットを外せば 別にどうということはない。 県全体がイベント会場みたいなものだからね。 ワタシが行ったのは飛鳥方面。 ほんとは自前のMTBで走りたかったが、それは体力的に 無理だろうということで(だいいち目的地にたどり着けない…) 電車で橿原神宮まで行き、あとは徒歩とバス。 飛鳥と言えば高松塚古墳とかメジャーなスポットも いくつかあるが、そんなところに行かなくても 奈良は散策場所にまったく不自由しない。 むしろ目当ての寺や神社に移動するまでの田園風景を 楽しむことこそが奈良の醍醐味ではないかと思う。 高台から平野を見下ろすと、野焼きしている煙が 上がっていたりして、絵画の中にいるような気分。 ほんと、奈良に行って観光スポットだけを車やバスで 急いで回るのなんて、楽しみを半分放棄しているようなもの。 多少時間があまったので三輪神社まで足を伸ばし、 山の辺の道に入ってほどほどのところで町に降りた。 (山の辺の道を全部歩ききるほどの時間はなかったので)。 地図ももたず、あてずっぽで歩いたが、ところどころに 標識や看板型の地図があるので迷わない。 地面にも目印になるタイルが埋め込まれているので それが有る限りはコースを外れていないと分かり、 安心感がある。さらには公衆トイレも目立たないながら 十分な数が用意されており、こういうのが観光に お金をかけるということなんだなあと感心。 このあたりは少し地面が盛り上がった場所があれば、 たいてい古墳。そんなのがそこここにボッコボコあるので、 中にはさほど大事にされていないものもある。 古墳の間で生活するのってどんな感じだろう。 駅に向かう途中にちょっと大きめの小山があったので だれの古墳かと思ったら、最近卑弥呼の墓ではないかと 話題になった箸墓古墳だった。 今年じゅうにあと3回は行きたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月17日 18時11分33秒
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