ご当地グルメ研究所

2018/01/04(木)00:00

西日本は丸餅、東日本は角餅

おせち・餅・お雑煮(8)

「西日本は丸餅、東日本は角餅」と言われるが、もともと餅は本来、丸いものだった。切り餅が出てきた背景は、生産性の問題と言われている。ひとつひとつ丸めるよりは、平らに伸ばした餅を切り分けた方が早くできる。人口の増加が著しかった江戸では、大量の餅を作らなければならず、切り餅が主流になったという。要は嗜好などという問題ではなく、そうせざるを得なかったのである。そのため、西は丸餅、東は角餅になったらしい。ところが、この「西日本は丸餅、東日本は角餅」は、大分変わりつつあるという。関西でも、徐々に角餅が増えているらしいのだ。これまた、格好など気にしない関西人気質の表れ?といってよい。

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