香川のあんもち雑煮の作り方
お雑煮も全国各地で色々ですが、なかでもビックリするのが、香川の「あんもち雑煮」。白みそ仕立ての雑煮にあん入りのもちが入っています。最近はマスコミにも取り上げられ有名になった。聞いただけで「なにやら不気味な食べ物」という感じがしますが、食べてみると、白みそとあんのバランスがよく、意外にうまいですよ。あんもち雑煮の作り方だしをとった中に大根・金時にんじん(香川特産の真っ赤な人参。フツーの人参でも可)を丸く輪切りにし(紅白の縁起担ぎ・家庭円満の和を願って)、あん入りの丸もちをいれ、おもちが柔らかくなったところに白味噌を入れます。食べる前に花かつお、青海苔を振り掛けるとできあがりです。白みそはこちら↓あんもち雑煮の写真もあります。瀬戸の風土が育んだ讃岐白味噌は、米麹たっぷりの甘口みそです!サヌキ白味噌・白小路(最高級...価格:420円(税込、送料別)問題は、あん入りの丸餅。なかなか売っていません。自宅に餅つき器がある方は作られるのがイチバンですが…餅つき器はこちら。東芝 餅つき機 AFC-10F 0.36~1.8L(2合~1升) 「快速もちっ子」 おもちもパンもおまかせの...価格:11,600円(税込、送料別)餅つき器がない方はこちらのあんもちを使われるのがよいでしょう。【送料無料&10%オフキャンペーン】白餅に小倉あん入りのあんこ餅【送料無料&10%オフ】【焼...価格:1,215円(税込、送料込)これであんもち雑煮が出来ます。あんもち雑煮の謎香川は讃岐三白(砂糖、塩、綿)で豊かなところだったが、昔は甘いものは高級品。せめて正月ぐらいはということで、あん入りの餅が作られたらしい。香川の人は昔から競争意識が強く、隣が農機具を買うと、「うちも」と買うところで、あん入り餅も一気に広がっていったのだろう。最初の頃は、本家で大量にあん入り餅を作って分家に配っていたが、その後、それぞれの家庭で、餅つき器を使ってあん入り餅を作る。そのため、香川ではほとんどの家庭に餅つき器があるようだ。作るのは年末の28日か30日。29日は苦餅といって作らないとのこと。ちなみに、小豆島は、昔「あづきじま」といわれていたし、香川県善通寺市には「あずきあらい」という妖怪の民話がある。