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シーバスリーガル親モルトシリーズ「ロングモーンン」をご紹介します。 このシングルモルトは、私がバーテンダー時代に、前出の「ストラスアイラ」「グレングラント」と同様に、一定のビンテージ、エイジングの商品を買いあさっていたシングルモルトです。この3つのシングルモルトに限り、ゴードン&マックファイルよりリリースされるもののみを購入していました。蒸溜年(ビンテージ)は1950年代~1960年代のものが特に、ミラクル・シングルモルトが多くありました。只、あまり熟成をさせすぎたものは個性が強く出すぎるものもあり注意が必要です。 今回の、「ロングモーン」はとても知名度は低く知られていませんが、スコットランドの蒸溜家の間では人気あるものです。その理由は「え?」と思われるかもしれませんが、フルーティーな味わいが感じられやすく、そしてバニラ、レーズン、リンゴ、洋ナシのような豊かな香りがあります。食後酒として最適で、ゆるりとご自宅で好みのシガーを吸いながら、好みの本でも読み、大きめのエジンバラ・クリスタル製のオールドファッションドグラスで過ごせるシングルモルトです。 ※エジンバラ・クリスタルとは スコットランド最高のクリスタル製品のブランド スコットランドと土地、空気、水、砂を使い出来上がる、ある意味スコッチウイスキーの為のクリスタルグラスとも言える作品です。是非お好みのシリーズを揃えて楽しんでください。 ロングモーン蒸溜所は修道院のチャペルから、粉引き工場が建てられ、ロングモーンに引き継がれている由緒ある土地に1894年創業しました。 ※ロングモーンとはゲール語で「聖人の場所」の意味。 ロングモーン蒸溜所は、エルギン周辺の豊富な大麦とふんだんにあるピートを使い、最高のウイスキー原酒を造り続けています。1972年には、グレングラント、ザ・グレンリベットと合併、1977年にはカナダのシーグラム社の傘下となり、シーバスリーガルの重要なキーモルト産出蒸溜所となりました。 ※ブレンデッド・スコッチウイスキーの「クィーンアン」「サムシングスペシャル」などのキーモルトにもなっています。 ロングモーン蒸溜所はニッカウヰスキーの創業者、竹鶴正孝が実際にウイスキーづくりの修行をさせてもらった蒸溜所の一つで日本のウイスキー誕生に大きく寄与した蒸溜所と言えます。 ※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月09日 11時22分57秒
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