吉田うどん麺ロール
このブログでは何度か”吉田うどん”の素晴らしさは紹介してきた。茹でたキャベツに馬肉そして圧倒的にコシの強いうどん噛めば噛むほど味が出る富士吉田が誇るうどん界の隠れた名選手である。吉田うどん葭之池温泉の吉田うどん近頃では、吉田うどんカップラーメンが登場するなど世間への露出が多くなったが、それでも讃岐や稲庭などに比べるとマイナーな存在しかし、テレビで吉田うどん麺ロールなるものが紹介されたらしく、今大変な評判となっているらしい山梨のスーパーには、吉田うどんと銘打って袋入りのうどんが売られているが、味はというと残念ながら普通のうどんあの吉田うどん独特のコシの強さはほとんど感じられない。果たして、麺ロールではそのへんの再現は出来ているのであろうか?そして、麺ロールとはいったいどのような物なのか?興味は増すばかりである。私は、早速山梨ホットラインを通じて、麺ロールを入手した。ずしりとくる重さ一見すると小麦粉の棒であるこれを、引き伸ばして麺を作れというのか?しかしよく見ると、麺ロールは巻物のように、丸まっているということがわかった。最初私は、巻物を解いた状態で麺を一本、一本切っていった。一本麺を切るのに、なんども包丁を入れるため時間がかかる。さすがは、麺づくり体験セットなかなか大変な作業になりそうである。そんな方法で、10本程麺を切った後「丸めたまま、切れば早くね?」ということにやっと気づく案の定、製麺スピードが10倍ぐらいになった。気づいた私を、褒めるべきか気づかないで切っていた私を嘲るべきかそんな事を考えながら10分ぐらいですべて切り終わった。出来上がったうどんは大体3人前くらい見た目的には悪くない感じ(実際にはかなり太い麺も混入)まあ、上出来と言えよう。早速茹でてみた。10分位茹でれば出来上がると思ったが、全く柔らかくならない。さすがは、吉田うどん頑固である。その後も茹で続け、かれこれ20分近くも茹でたところで一応の完成を見せた。良い艶生の状態からだとかなり大きくなった感じこれに、吉田のうどうんつゆ【テンヨ武田】を浸して、見事自家製吉田うどんが完成した。かなり茹でたにもかかわらず、がっしりとした強いコシそして、吉田うどん専用のつゆはしょっぱさが目立つものの、しっかりと麺の味を受け止めている。馬肉や茹でキャベツは用意しなかったものの、本場の吉田うどんを味わった気分になった。⇒吉田うどん作成一部始終