嵐の匂い
朝5時半、ヒグラシの大合唱が次第にそぞろになってきても、今朝は潮騒のようなざわめきが響いていました。 窓をあけると、ちょうど「ピィピィピィ、ツピチュン!」と、シジュウカラが朝の巡回で我が家に立ち寄ったタイミング。少々びっくりしながら去っていきました。にわかに生ぬるい風が家の中を吹き抜けて出て行きます。 庭を見下ろすと、今年は随分、松や野草のマメを生やし放題にしてしまったのが目に留まりました。ざわざわ吹く風に、尚も野生的な生々しい息遣いで伸びなんと膨らんでいるように見えます。 田んぼの向こうの林から飛び立った2羽のカラスが、鳴きながら強い風に吹き流されて翼をばたつかせています。 空の雲が地表のぬるい風をたっぷり吸い込みながら朝日を浴び、鈍く光り始めました。 嵐の匂い・・・環境ブログranking