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6月15日(火)朝。私が担当していた利用者のKさんが亡くなられました。
お酒好きで、食べると言ったらおつまみ程度。在宅酸素をされていたけれど気に入らずによく装置を鼻から外し、苦しくなっても意地になって付けられない。1ヶ月前まで歩行器を使って自由に歩き、女性が来ると喜ぶというおちゃめなおじいちゃんでした。 食事がやはり少ないので主治医から入院を勧められ、食事量が増えたら在宅に戻りましょうという感じの、特に緊迫感のない入院でした。 連絡が来た15日は、午後から他の利用者の担当者会議がある日になっていました。 少し難しい問題を抱えている方の会議なので、結構この担当者会議には気合い入っていました。 まだひよっこですのでかなり緊張していたんですが、そんなところにこのKさんの訃報の電話が入ってきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・呆然。 私が担当を引き継ぎ3ヶ月。Kさんにはなんだかんだでお宅に訪問し、かなりお会いしている利用者の1人だったので、短い間だったけど結構思い出があります。最初にお会いした日だって覚えています。 さっきまで緊張して部屋の中をうろうろしていたのが、椅子に座って身動きせず。 気が抜けた。 この悲しみはどうしたらいいんでしょうね? お通夜は16日。とにかく今日は午後からの担当者会議を無事終わらせないといけないので、なんとか気持ちを切り替えました。 会社に戻り書類整理。 Kさんの経過記録に終結の文字を入れた時、ものすごい脱力感に襲われ、そしてまた悲しくなってしまいました。 そうですよね。 亡くなる方が出てくるのは当たり前なんだけど、いざ自分の担当の方が亡くなられるとほんと、だめですよ。 慣れないといけないんだろうね。 昨日16日、お通夜の始まる前に会いに行ってきました。 棺に入ったKさん、綺麗なスーツが体にかけてありました。 奥様に聞くと、 「ずっとパジャマだったから、せめて最後に新調した背広来て欲しくてね」 家族より、親戚より、私泣いてましたね。 やすらかにおやすみなさい。 天国で飲み過ぎないように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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