だるま寿司花咲町1丁目(野毛)のキャバレーロンドンの向いに「だるま寿司」はある。 駐車場に囲まれた店で、ぽつんと建っている印象がある。 ガラリと扉を開けると、カウンター5席に 2人掛けの小さなテーブル席が2つ。 実にこじんまりとしている。 カウンターにまず甘酢しょうががドンと乗る。 湯気の上がるお茶にはしばらく手が出せない。 定番のまぐろから。シャコ、平貝と頼んだ。 にぎりもネタもしっかりしている。 常連さんと巻舌で話している親父さんの語り口調が小気味良い。 電話は黒電話。 現役らしき、使い込んだそろばん。 壁掛けの寒暖計も渋い。 何気なく生花があるところが、 親父さん一人の店にしては粋だ。 「コハダは明日だね。 明日の方が塩と酢の味が馴染んでうまいよ」 と親切に教えてくれる。 たいのにぎりと卵焼きをおつまみでもらって お腹が一杯になってしまった。 ここにあるお酒は、日本酒は月桂冠「恒の月」(京都)。 そして同じく京都の「玉乃光」。 焼酎は、芋焼酎「久耀 (くよう)七年貯蔵古酒」(鹿児島)と、 むぎ焼酎「二階堂」(大分)。 次回は刺身をつまみに日本酒といこうか。 |