「キュイズィーヌAエガミ」はJR石川町駅南口を元町側に出て二の橋を渡り、バス通りを一本中に入った所にあるフレンチレストラン。目印はえびす温泉。斜め前といったロケーションだ。元町、中華街からわずかに離れているだけだが気持ちのいい静けさの保たれた場所である。扉を開けると緩いRを描く9席のカウンターと奥にテーブル席が一つ。十分にシェフの目が行き届く造りだ。カウンターと厨房は対面していてシェフの手元が見える。やわらかく温かい空気に満ちた店内。まずはビールの小瓶を頂く。野菜のぎっしり詰まったテリーヌ、鴨肉、鮪ほほ肉の3種類のオードブル。飲み物を白ワインに切り替える。野菜サラダ。甘味のある野菜は鎌倉ものだという。さらに焼きたてのパンにリエットを乗せて頂く。ふわふわのパンにほどよい塩けのきいたリエット。ワインが進む。最後に牛のほほ肉のパイ包みとジャガ芋の付け合わせを頂いた。常にシェフと気持ちの掛け合いをしながら提供される料理に舌鼓を打つ幸せ。食後にコニャックを頂いて〆。思いがけず贅沢な時間を楽しんだ。
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最終更新日
2007年07月15日 17時46分15秒
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