ゴーヤ泡盛の野毛日記

[野毛] カテゴリの記事

全520件 (520件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 ... 11 >

• バレンタインデーを野毛で過ごす

  チョコレートに特別な想いを込めるでもなく、いつものように野毛に出かける。お昼ご飯がわりに「きよ」でおでん。この冬はずいぶんお世話になった。大根、こんにゃく、つみれにロールキャベツ。しみ具合が素晴らしい。「福田フライ」ではまったり日本酒。女子のモーグルで盛り上げる店内はいつもより賑やかだ。宮川町に戻って「五鐵」で味噌を舐めつつ赤兎馬。ぴおシティの「花壇」で一休み。再び飲みモードに入り「バジル」ででこぽん味のホットサングリア。都橋の「○豊」ではほうれん草としらすの煮浸しをつまみにレモンサワー。○豊のロゴ入りチロルチョコを頂く。ようやくバレンタインデーらしくなってきた。「ボデゴン」では野菜とバーニャカウダソースで白ワイン。「よりみち」では初の試み冬期限定こぶ茶割。「151-Ａ」でオリオンの生ビールを飲み干し、最後は「パパジョン」。いつもかけてもらうアルバムを聴きながらロックグラスを揺らした。

  2010年02月14日

  コメント(0)

• 如水

  「如水」は桜通りから一本入った通りの港興産ビルにある居酒屋。硝子張りの店内。奥に伸びるカウンターが見える。入口には開店祝いかこぼれるような花。扉を開けて店に入るとフロアは一段高いところにある。カウンター10席。４人掛けのテーブル席が２席。静かで落ち着いた雰囲気だ。バックカウンターのメニューを眺めながら、まずは生ビールを頂くことにする。グラスが２種類にジョッキが２種類あるというので、間をとって中ジョッキにした。お通しは煮豆。小エビの赤がアクセント。オーナーは大分出身だという。本日のオススメと書かれた黒板にはは、コマイ￥430、アラのカブト￥1200、厚岸産生ガキ￥300（１個）、鳥肝の甘辛煮￥480、朝びき鳥の刺身￥880、本シシャモ￥480等が並ぶ。飲み物はビールの他サワー各種￥450、ワインはグラス￥500、日本酒￥400～、焼酎￥450～。厚岸産生ガキは粒が大きく美味。生グレープフルーツサワーを２杯頂いて、締めて￥1,500也。

  2010年01月19日

  コメント(2)

• 2009年を振り返る

  大晦日は馴染みのお店でカウントダウンをして新しい年を迎えた。気持ちよく飲んで気持ちよく眠り、だらだらと過ごしているうちに一週間が過ぎようとしている。そろそろ年賀状にも着手しなければと思いながら、例年通り一年を振り返ることから始めることにする。昨年おじゃました野毛のお店は計114店舗。延べ747軒になる。残念ながら閉店してしまったお店、新しく出来たお店など昨年も野毛にはずいぶん動きがあった。中でもよくおじゃましたお店（月１回以上）を以下にあげておく。何かの参考にして頂ければ幸いである。今年も楽しい時間をぜひ野毛で！★Movie Star(106）★○豊(97)★よりみち(74)★福田フライ(48)★すずな(37)★STRUT(28)★みつ徳(26)★きよ(26)★お秀(25)★守礼の邦(22)★BASIL(18)★けんちゃん(15)★華(15)★Breezin'(13)★151－Ａ(12)★Thank you(12)

  2010年01月07日

  コメント(0)

• ドリームジャーニー

  有馬記念は年の瀬の野毛を沸かす。日ノ出町の駅を降りてＪＲＡへ向かう人波は普段とは勢いが違う。かくいう私も自然足早になる。満員電車の中にいるような会場で無事に勝馬投票券を手にすると喉が渇いた。まずは「鶴亀大吉」で喉の渇きを癒す。大きな液晶画面に映る競走馬を見ながら里芋をつつく。続いて「きよ」に入るとＧ１デーの私のお楽しみ、昼食代わりのおでんをつまみにレモンサワー。お腹がいっぱいになったところで散歩がてら野毛山動物園へと坂を上った。こちらも負けずに賑やか。のんびり歩き、たくさんの日を浴びて、ベンチでしばし読書。メインレースの時間に合わせて坂を下りるとちょうどファンファーレが聞こえた。結果はドリームジャーニーの勝利。たくさんの人の夢をのせた馬券が舞い散る。「よりみち」「○豊」と流して「五鐵」で芋焼酎のお湯割りを頂きながら自家製の味噌を舐める。「Thank you」でサッポロの黒を頂き、「Movie Star」で〆た。金杯を夢見て。

  2009年12月27日

  コメント(0)

• クリスマスを野毛で過ごす

  どことなく浮足立つクリスマスの夜。私はいつものように野毛に向かう。クリスマスイブに大掃除を済ませた「福田フライ」の磨かれたばかりのカウンターで冷酒。お勧めに従ってしずの酢〆を頂く。関東ではえぼだいと呼ばれるこの魚は干物で食すことが多いが、刺身もいける。この日の酢〆は絶品。思わずおかわりと言いそうになってしまった。いい気分で野毛小路を歩き「よりみち」でシークヮーサーサワー。本通りから都橋に出て「○豊」でレモンサワー。ほうれん草のおひたしを頂きビタミン補給。さらに２階の「華」で温野菜をつまみに紹興酒を頂いた。野毛小路に戻って「Movie Star」の小上がりで生ビール。中央通りに入って「けんちゃん」でグレビ。大通りの「ボデゴン」で白ワインを頂くと、クリスマスだからとメリーのチョコレートを下さった。最後は「守礼の邦」で泡盛を舐めながら過ごした。聖なる夜に乾杯。

  2009年12月25日

  コメント(0)

• 若竹弐号店

  「若竹弐号店」はＪＲ桜木町駅を背にして野毛小路を歩き、柳通りを左に折れてすぐ右手の路地にある焼鳥屋。連休最終日の月曜日とあって街は静かで、さてどこへ行こうと歩いていたら灯りが見えた。縄暖簾をくぐり横引きの扉を開けると小ざっぱりとした店内。カウンター10席ほどとテーブル席が１席。焦茶色のカウンターは酒とつまみが乗る程度の幅で、丸椅子が並んでいる様はどこか懐かしい。ショーケースが見られるようにカウンターの中央に座り、まずは生ビールをグラスで頂く。ビールはプレミアムモルツ。お通しは大根おろしにウズラの玉子。メニューは手羽￥350、みち（ホルモン）・ハツ・首肉・銀杏がそれぞれ￥200、軟骨とみさきが￥180、食道と皮が￥150、白レバー（限定）￥230、鳥もつ煮込み￥400、お新香￥400。せっかくなので限定の白レバーと銀杏を頂くことにする。パタパタと炭をおこす団扇の音が響く。ビールからレモンサワーに切り替える。金宮焼酎にトーインのレモン。白レバーは柔らかく口の中でふわりと溶ける。銀杏はまさにいい塩梅。最後は柚子たっぷりの鳥スープで芯まで温まった。締めて￥1580也。

  2009年11月23日

  コメント(0)

• 安兵衛

  「安兵衛」は野毛本通りにある焼鳥屋｡古民家風の造りで落ち着いた雰囲気だ｡横引きの扉を開けるとすぐ左手がｶｳﾝﾀｰに向かいあう形での厨房｡ﾌﾛｱには2人掛けのﾃｰﾌﾞﾙ席が2席と4人掛けのﾃｰﾌﾞﾙ席が1席｡小上がりには2席あり､見上げると液晶ﾃﾚﾋﾞの脇に神棚がある｡天井の業務用のｴｱｺﾝに取り付けられた特注らしきﾌｧﾝが静かに回転している｡ｶｳﾝﾀｰに座りまずは生ﾋﾞｰﾙ\590｡仕込みの終わったじゃがいもとつくねが目の前にある｡ﾊﾞｯｸｶｳﾝﾀｰの中の器はｼﾝﾌﾟﾙだが整然と並んでいる｡お通しはｷｬﾍﾞﾂ､人参､大根､胡瓜の浅漬け｡手早く出せるのは牛もつの煮込み\490だと言われたが､肉の味をみたくて鳥刺し\480を頂くことにした｡大葉に玉葱のｽﾗｲｽが添えられている｡日本酒は梅錦を選んだのだが残念ながら常温がなく､賀茂泉にした｡隣にお客さんが来て焼き物を頼み､暫くするとはぜる音が耳に心地よく響き始めた｡賀茂泉が開き始めて香りを増すと鳥刺しの肉の甘味も増すように感じられる｡日本ｼﾘｰｽﾞの成り行きに後ろ髪引かれながら､お店を後にした｡締めて\1720也｡

  2009年11月04日

  コメント(0)

• むとう

  「むとう」は桜通りを一本野毛大通り寄りに入った所にある居酒屋。小さな窓にあしらった竹が家屋の生垣を思わせる。扉を開けると黒を基調にした店内。落ち着いた雰囲気だが、どこか懐かしく温かみが感じられる。カウンター５席とテーブル４席。お互いが気にならないゆったりとしたスペースを確保している。まずは生ビールで喉を潤す。あらかじめ量を食べないことを伝えて、おまかせで頂くことにする。最初に出て来たのは蛸の子。冷凍のままですだちが添えられている。シャリシャリの食感から、溶ける過程と味の変化を楽しめる面白い一品だ。ビールでは勿体ないと口にすると勧められたのが程好く冷えた醸し人九平次。次の一品はアルミホイルで焼いたユリ根。生ビールはいつの間にかチェイサーとなり、次なる酒は醸し人九平次の常温。すっかりいい気持ちになったところでトドメの酒盗。お客様に楽しんで頂かなければ甲斐がないと笑う店主。ただただ頭が下がる。締めて\3000也。

  2009年08月13日

  コメント(0)

• obscur

  「obscur」は野毛本通りに出来たフレンチのお店。かつて薬屋だった面影はなく、ひっそりとした佇まいながらしっかりその存在感を主張している。硝子張りのファサードから覗く店内は、手前がテーブル席で奥がカウンター。バーントアンバーで統一されており、落ち着いた雰囲気。遠くカウンターの上ではランプの灯りが揺れている。バックカウンターにはバーボン、スコッチ、リキュールなどが並びフレンチレストランというよりは小さなバーのようだ。店先のブラックボードを眺めているとお店の女性が笑顔を向けた。カウンターの端に座ると開店サービスでシャンパンを出しているという。喜んで頂きながらメニューを見る。幅の広いカウンターには６席。４人がけのテーブル席、さらに通りに向く形で２人がけの小さなテーブル席が設けられている。メニューは\4000のコース料理とアラカルト。コースは一種類のみだ。アミューズ、前菜、スープ、魚料理と肉料理、デセール、コーヒー。内容は季節によって替わるのだろう。17時から22時までがディナータイム。以降朝４時までがバータイムとなっている。２杯目はターキーでハイボール。アラカルトでリッドボー・ブルーチーズグラッチネ\850を頂く。薫り高く美味。お酒の進む味だ。しなやかさを備えた店員さんの接客のおかげもあって楽しい時間を過ごすことが出来た。

  2009年07月13日

  コメント(0)

• 2009年上半期を振り返る

  早いものでもう一年の半分が過ぎてしまった｡好きだったお店の閉店がある一方､新しいｽﾀｲﾙのお店が出店したりと日々野毛の街は変化している｡上半期に私が通った野毛のお店は延べ403軒｡今年は週に2日の休肝日を作っているので､1日平均3軒のﾍﾟｰｽだ｡参考までによく通ったお店の名前をあげておく｡()内の数字は上半期に通った回数である｡★○豊(57)★Movie Star(55)★よりみち(36)★福田ﾌﾗｲ(22)★すずな(21)★STRUT(14)/お秀(14)★みつ徳(12)/ﾊﾞｼﾞﾙ(12)★華(8)/きよ(8)/守礼の邦(8)Thank You(8)★Breezin'(6)/ﾎﾞﾃﾞｺﾞﾝ(6)★ﾎｯﾋﾟｰ仙人(5)★山荘(4)/五鐵(4)阿武茶ﾞ(4)/鶴亀大吉(4)縁あって出会うすべてのものに日々感謝｡皆さまも野毛で素敵な出会いを!

  2009年07月12日

  コメント(2)

• 勝手に飲兵衛ラリーwithＭ

  敬愛する飲み仲間と野毛で待ち合わせ。まずは一人「きよ」でレモンサワー。ロールキャベツの誘惑にかられながらも我慢。きよさんが手をかけたおつまみは優しい味で好きだ。待ち人からの連絡を受け合流したのは「obscur」。開店したばかりのフレンチのお店だ。サービスでシャンパンを頂き、アラカルトからリッドボー・ブルーチーズグラッチネを頂いた。幅の広いカウンターはゆったりとしていて、ランプの灯りが空気を丸くしている。メニューは\4000のコース一種類とアラカルト。お食事タイムは22時までで、以降はバータイムになるようだ。２杯目はお店の方と旅の話を楽しみつつ、ターキーでハイボールを頂いた。たべもの横丁の「隆」に移り水割りでしばしマッタリ。ママの出して下さった漬物を頂きながら、私が好きだからと夏になると胡瓜の漬物を食卓に並べてくれた祖母を思い出した。「Breezin'」でギムレット。「GLORY」ではダイキリ。さらに滅多に飲むことのないフルーツのカクテルも堪能した。本通りに戻り「ミラクル商會」でシークヮーサーサワーを飲みクールダウン。最後は「STRUT」でグレビ。ノイリープラット＆ライムで〆た。楽しい時間は瞬く間に過ぎて行く。家に着く頃には夜はすっかり明けていた。

  2009年07月11日

  コメント(0)

• お秀

  日ノ出町の「お秀」に再び明かりが灯った。約一ヶ月ぶりである。京浜急行線の日ノ出町駅を降りて交差点をマクドナルド側に渡り、ガストの路地を浜劇を背に川に向かって入ると、かつては大人の玩具屋だった場所が「すずな」に変わり、「お秀」と並んで通りを明るく照らしている。「お秀」の扉が人を招き入れるように開いているのを確かめ、恐る恐る中に入ると、変わらない玉砂利が広がっていてホッとため息をついた。カウンターの端に座ってまずは生ビール。メニューはまだ書きかけ。いかにもこれからなのは逆に新鮮に目に写る。いつの間にかカウンターが広くなっている。聞けばお客様に寛いでもらえるように既存のカウンターの幅を心持ち広げたのだと言う。ボトル棚を整理して店内はこざっぱりとした印象。厨房をあずかるのは長年飲食業に携わってこられたという女将さん。構えずのんびりやってゆくようだ。ほんのわずか飼い猫のチコが姿を見せた。先代からの看板猫は健在。かわらない風景に心癒される時間だった。＜お店から一言＞以前ボトルを入れて下さったお客様へ。ボトルは引き続きキープしております。ぜひマイボトルを飲みにいらしてください。

  2009年05月12日

  コメント(7)

• 野毛を中心とする長い一日

  日ノ出町からのスタートは「すずな」のレモンサワーから。お通しはほうれん草のごま和え。正におふくろの味。続いて都橋商店街の「○豊」で大岡川を眺めながらレモンサワー。野毛小路に入り「福田フライ」で日本酒。中央通りに入って「みつ徳」で生ビール。お通しはカボチャの煮物。ほっくりとして優しい味。鯨の刺身があるというので頂くことにした。肉厚なのにやわらかく甘味がいつまでも残る絶品。野毛小路に戻って「よりみち」でシークヮーサーサワーでサッパリ。「ムービースター」で生ビールを飲んでスッキリ。再び「みつ徳」に寄り、都橋商店街の「はる美」で芋焼酎。野毛大通りの「ボデゴン」で白ワインとズッキーニの塩炒めを頂く。会員制のラーメン屋でビールでマッタリ過ごした後、隠れ家でさらにマッタリ３杯。いつの間にか朝になっていたものの、せっかくだからと横浜橋の「千成」へ向かい瓶ビール。もうすぐ我が家のはずが何故か野毛にＵターン。宮川橋通りの「五鐵」で生ビールを飲みながら、五島から取り寄せたという、きびなご刺身を堪能。「鶴亀大吉」に移動してレモンサワーとゴーヤチャンプルー。「きよ」でレモンサワーときぬかつぎ。野毛小路に入り「よりみち」でシークヮーサーサワー。仕上げは「碧華楼」だった。飲むも飲んだり、食うも食ったり。

  2009年05月10日

  コメント(2)

• ゆめじ

  かつて「濱野屋」があった場所が「ゆめじ」となって２年。お店の前を通りかかったら『もつや「はまの」』と看板が出ている。「濱野屋」が帰って来たのかと不思議に思っていると硝子戸には「ゆめじです」と書かれている。これは扉を開けて聞くしかないと入店。カウンターと奥に小さなテーブル席がある。ママ一人の店。カウンターに座りまずはビールを頂く。ビールは瓶ビールでキリンかサッポロ。当然のごとく看板メニューであろうもつ煮込みを注文。聞けば「濱野屋」を懐かしがって来られるお客様が多いので、それならばともつ煮込みを自ら作ることにしたという。毎日丹念に仕込んでいるというもつ煮込みはほんのりとしたカレー味。看板も「濱野屋」を愛するお客様に対する配慮とか。青森出身のママだけに食材にもこだわりがある様子。ビール２本、もつ煮込み、烏賊刺身、焼酎のウーロン茶割りを頂いて￥2000.-也。

  2009年04月02日

  コメント(0)

• 野毛山カレー食堂

  「野毛山カレー食堂」は野毛大通りから一本川側に入った通りに出来たお店。少し前からテイクアウトでカレーの販売をしていたが、ついに本格稼働となったようだ。まずは琥珀ヱビスドラフト生\500、お通しはガーリックトーストバケット３枚、隣人からタイ風ピクルスとオリーブのガーリックマリネ(\500)を頂きお味見モード。木の箸に箸置きの落花生が登場。厨房に対面するカウンターに８席、背を向ける形で９席。白、オレンジ、茶などを基調にしたポップな店内に軽快なリズム。明るい雰囲気だ。メニューはフルーツトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ\500、ベーコンと胡桃のホットシーザーサラダ\500、たっぷり温野菜のチーズカレーフォンデュ\900、マッシュポテトとキーマカレーのナンピザ\600、味玉のフライチリマヨソース\500、レッドホットカチャトーラ豚バラトマト煮込み\700、ぷりぷりエビのカレー卵とじ\700など。セットメニューで「おつカレーセット」(ミニカレー+前菜２種+生ビール又はカクテル)\1300もある。飲み物はソフトドリンク\400、ビール・グラスワイン\500、カクテル\600など。ランチ後休憩を挟んで夜の営業となる模様。

  2009年03月16日

  コメント(2)

• Movie Star５周年に寄せて

  野毛小路を柳通りに向かい「鷹一」の生け簀に目をやって「SHEVA」の賑やかな声を聞きながら階段の下から２階を見上げると「Movie Star」の看板が目に入る。看板が消えていてもクリスマスツリーの飾りのような電飾が光っていればママは中にいる。準備中のサインだ。階段を上がって横引きの扉を開けると「おかえりなさい」と声がかかる。カウンターに座り生ビールを飲む。この時間が何より好きだ。オープン当時は都橋を渡った先の吉田町にこの店はあったが、野毛に移った今も変わらない温かさに癒されている。夜の定食は日替わりで疲れた体に活力を与えてくれる。無性に食べたくなるのがナポリタンと焼きそば。定番でありながら飽きがこない。イタリアンのコース料理を作って頂いたこともあった。めったに美味しいと言わない私の母がドルチェまで綺麗に食べた時は、ママの実力に驚嘆し、おもてなしの心に感謝した。同じ場所で時間を共有する仲間にも恵まれた。人が人を呼び、出会いが出会いを生んだ。この街に通い続ける限り、あかりを灯していて欲しいお店だ。日頃の感謝の気持ちを込めて、ありがとう。５周年おめでとうございます＞ママ。

  2009年03月13日

  コメント(0)

• ちどり

  「武蔵屋」の前で『しばらく休業します』と書かれた貼紙を見ながら佇んでいた。休み休み、それでも息の長い店だ。またここに明かりが灯る日を待とうと背を向けて歩き出す。仲通りに入り２月に店を閉めることを決めた「ちどり」の扉を開けた。昭和46年創業。ママは38年に亘って店に立ち続けて来た。六名館（ろくめいかん）などと称されたこの店は、正にカウンター６席のみのこじんまりとした店である。ちょうど店にはだれもおらず、贅沢にもママを独り占めした。温かいおしぼりを受け取り、ビールをお願いする。１品目はエシャロット。じんわりとした味噌味で飲むペースがついあがってしまう。ママは口腔癌であることを自ら公表している。元気なうちにお店をきれいにして、後は好きなことをやりたいと語った。２品目はたたきごぼう。こちらは胡麻の優しい風味だ。お客さんに恵まれ、家族に恵まれ、幸せだと笑う。最終営業日まであとわずか。明るいママの声をまた聞きに行こう。

  2009年01月27日

  コメント(2)

• Dior Homme

  「Dior Homme」は都橋商店街に出来たスナック。扉の内側が見えないお店の多い中、斬新なガラス張りで通りがかりについ目がいってしまう。店内にある大型の液晶モニタも目を引く。Ｌ字のカウンターとテーブル席。カウンターは赤、テーブルは青、そして黄色いソファ。店内は明るく、都橋商店街の中にいることを忘れてしまう。メニューを見るとセット料金は￥1500.プラス飲み物代である。私はビールを頂くことにした。４点盛りのお通しは、ポークランチョンミート＆スパム、ジーマミー豆腐、ミミガー、キムチだった。聞けば店主は沖縄出身。ディスコ世代で音楽も踊るのも大好きだと笑う。このお店を始めたきっかけは夢。都橋の２階のお店の窓から桜を眺める夢を見たのだそうだ。そのお店の名前がディオールの香水からとった「Dior Homme」で、今の店名になっている。見た夢を現実にしてしまった店主と共に、このお店で花見を楽しむのも一興か。桜の花の咲く時期が待ち遠しい。

  2009年01月24日

  コメント(0)

• ら旺

  「ら旺」は中央通りに出来た居酒屋。かつて「新井屋」のあった場所だ。厨房と対面のカウンター、壁に向かう形のカウンター、さらにテーブル席がある。スペースを有効活用するためか、折り畳み式の椅子が並べられている。20席ほどはあろうか。カウンターに座りまずは生ビール\450。焼鳥のハツ\100、野菜焼きのエリンギ\100、ピーマン\100を頂いてみる。バックカウンターは収納するものに合わせて造ったようで、グラスやお猪口、皿などが整然と並んでいる。ご夫妻で仲良く営業。お店のロゴはお嬢さんのデザインだそうで看板も手作り。枝豆をサービスで頂く。メニューは焼鳥、串焼き、串揚げ、炒めもの、もつ煮込みなどの一品料理がある。アルコールはビールの他に日本酒、焼酎、サワーなど。メニューも造りも手作り感いっぱいのお店だ。店名の由来は音合わせに使うラの音と日へんの旺を使うことで人のたくさん集まる場所にという願いを込めたそうだ。締めて\680のところを\650にして下さった。感謝。

  2009年01月10日

  コメント(0)

• 2008年を振り返る

  新しい年の幕開けに昨年一年間を振り返ってみる。一昨年同様昨年も開店ラッシュが続いた野毛。街は日々変化している。個性的な顔を並べる野毛の街は、ますます味わい深い場所になっているのではないだろうか。参考までに昨年一年間に私がよく通ったお店をあげてみる。（）内の数字は一年間に通った回数である。のべ746軒。一日に２軒はまわっている計算だ。★Movie Star（112）★○豊（110）★福田フライ（51）★華（36）★STRUT（23）★みつ徳（22）／BASIL（22）★お秀（21）／ホッピー仙人（21）★よりみち（17）★きよ（13）／狸狐亭（13）★五鐵（11）／はる美（11）変わらぬ癒しを与えてくれるお店、刺激を与えてくれるお店、様々な場所でたくさんの方々に活力を頂いた昨年。日々感謝である。今年はどんな出会いが出来るかワクワクしながら、また野毛に繰り出そうと思う。

  2009年01月01日

  コメント(6)

• すずな

  「すずな」は京浜急行線日ノ出町駅前のバーミヤン脇の路地にある居酒屋。かつては大人の玩具屋さん「玩鬼」のあった場所である。扉を開けると左手がカウンター。右手にテーブル席がある。カウンター６席。幅広のカウンターにそれぞれがゆったりと寛げるだけのスペースを確保している。テーブル席の椅子は壁面に沿うように設えたソファで、こちらも心地良い。見上げると天井が高くすっぽりと自分が包み込まれるような安心感がある。通りに面した窓は開口部が広いばかりでなく、見上げる位置にも窓があり開放感のある空間を作り出している。外装内装共に木の温もりが感じられ自然と落ち着いた気持ちになる。ママは和服の似合う笑顔の素敵な方だ。明るい声に元気をもらえる。これまでの豊かな経験を活かしお客様に寛ぎの時間を過ごして頂きたいと言うママ。家庭料理をつまみにゆるゆると飲みたいアットホームなお店だ。17:00～23:00まで営業。日曜が定休日。

  2008年12月10日

  コメント(1)

• 花葉根

  「花葉根」は宮川町の小さな路地の中にある。通りに面した小窓からカウンターと厨房の様子がうかがえる。扉を開けるとふわりと音楽に包まれ、自然に足が引き込まれる感じだ。Ｌ字のカウンターに座面がスクエアのどっしりとした椅子。カウンターに８席。奥に６人掛けのテーブル席がある。裸電球の明かりが鈍くカウンターを照らし落ち着いた空気を醸し出している。内装は店主自らが手がけた。開店して10日。カウンターの端に座りまずは生ビール（グラス）￥480を頂く。お通しは蓮根のきんぴら。カウンターの上にはフルーツの乗った皿の他、惣菜の乗った大皿がいくつか並んでいる。メニューは漬物￥450～、サラダ￥500～といった軽いものから塩焼きそば￥650、田舎カレー（小）￥580、お茶漬け￥450などご飯ものも充実。飲み物は焼酎割り￥490～、カクテル￥580、ソフトドリンク￥300、日本酒￥550～、ワイン（グラス）￥550～。年内は不定休。17:30～05:00まで営業。朝まで過ごせるお店がまた増えた。レモンサワー￥500で〆て計￥1280也。

  2008年12月02日

  コメント(0)

• 雪の茅舎

  野毛の「お秀」で不定期に行われている蔵元を囲む会に参加した。今回は秋田の雪の茅舎。齋彌酒造店の社長自らが資料を基に酒造りについて30分ほどレクチャー。蔵人自らが秋田酒こまちを栽培するところから始めるという徹底したこだわりの酒造りについてお話を頂いた。一杯目は花朝月夕。山田錦を35％まで磨いて低温で長期間醸したという華やかな大吟醸だ。雪の茅舎純米吟醸ひやおろし、山廃純米など９種類のお酒を贅沢に楽しんだ。中でも純米吟醸「愛山」が私の口に合った。愛山は超希少米だそうでなかなか出会えるお酒ではないようだが、口当たりがよく実にふくよかで旨味のあるお酒だった。素敵な出会いに感謝したい。【今回頂いたお酒】１．金賞酒大吟醸花朝月夕２．雪の茅舎純米大吟醸18BY３．雪の茅舎大吟醸18BY４．雪の茅舎秘伝山廃５．雪の茅舎純米吟醸ひやおろし６．雪の茅舎山廃純米７．雪の茅舎本醸造８．隠し酒2000年醸造９．純米吟醸愛山

  2008年10月24日

  コメント(0)

• 週末は飲ん兵衛ラリー

  前日に身動き出来ないほど飲み食いしたにもかかわらず、朝から何故かやる気満々。打越橋から車橋に下り、元町方向に歩いてまずは「来来」。餃子をつまみにビール２本。寿町を抜け吉田町から都橋を渡る。宮川町をＪＲＡに向かいながら「きよ」でレモンサワー。「五鉄」で生ビール。「鶴亀大吉」でレモンサワーを頂き、飲ん兵衛ラリーのパスポートを手に「野毛うどん」へ。パスポート用のメニューは肉うどんだというので、それをつまみにライムサワーを頂いた。都橋の「○豊」でクールダウン。「ル・タン・ペルデュ」で白を頂き、飲ん兵衛ラリー７軒目となる「鳥どり」。パスポート用メニューはドリンクと焼鳥３本。ハツ、ネギマ、ツクネを頂きつつ冷え冷えの生ビール。「福田フライ」で日本酒、「けんちゃん」でグレビ、ボデゴンでサングリア、「バジル」でもサングリア、「La Botte」で白ワイン、「都」でレモンサワーを頂き、最後は「清香楼」で締めた。

  2008年09月28日

  コメント(0)

• ３連休は飲ん兵衛ラリー２

  二日目はうっかり飲ん兵衛ラリーのパスポートを使い忘れていつものように飲んでしまった。その反省を活かして三日目はお昼からスタート。まずは「五鉄」で生ビール。日の高いうちからやる気満々である。「きよ」でレモンサワーと里芋と烏賊の煮物を頂きエンジン全開。飲ん兵衛ラリー２軒目は「八十八」。まず飲み物をというので生ビールを頂く。いつも通りお通しが出てくる。今日はポテトサラダ。さらにセットの一品で鳥の唐揚げが出て来た。ぴおシティの「花壇」で一旦クールダウン。ラリー３軒目は立ち飲みの「石松」。焼酎類と￥400以下のおつまみがセットだというのでレモンサワーと鯵の刺身を頂いた。野毛小路に入り「福田フライ」で日本酒。都橋に移り「○豊」でレモンハイ。ラリー４軒目は「トモ」。チケットでウーロンハイとお任せ料理が食べられるという。出て来たのはマテ貝焼き。プリプリで味わい深かった。大通りに出て「バジル」でサングリアの白。最後は「キネマ」でジンライムとレッドアイを頂いた。長くも充実の一日だった。

  2008年09月15日

  コメント(2)

• ３連休は飲ん兵衛ラリー

  ＪＲ桜木町駅脇にある野毛地区インフォメーションセンターで野毛国旅券を￥3600で購入。赤いパスポートには飲ん兵衛ラリーの参加店情報が掲載されており、６枚のチケットが付いている。チケットを出すことによって一杯一品がセットで出てくるシステムだ。お店によってチケットが２枚あるいは３枚必要になるところもある。この週末に限り購入した人にはボーナスチケットが１枚プラス。どう使うかは自分次第だ。早速張り切って野毛の街へと足を踏み入れる。まずは野毛小路の「萬里」。チケットを出すと餃子と青島ビールが出て来た。いきなり満腹。クールダウンに都橋の「○豊」へ。さらに２階へ上がり「はる美」。ここでついに完成した美術手帖を受け取る。横浜トリエンナーレの特集。周辺情報として野毛のお店紹介の記事を書かせて頂いた。横浜トリエンナーレは11月まで開催。これからは歩くのにいい季節だ。記事が掲載されたお店へ美術手帖を持っておじゃまする。「華」「ホッピー仙人」再び「○豊」。なんだか仕事を終えた気分で「」Movie Star」でまったり。最後は都橋を渡り、久しぶりの吉田町。「南風」で半そばを食べて一日が終わった。

  2008年09月14日

  コメント(2)

• 轍

  「轍」は動物園通りにある居酒屋。扉を開けると左右にテーブル席が並ぶ。右手はコンクリートの打ちっぱなしの床。左手は一段高くなっていて石が埋め込まれた模様のクッションフロアのようだ。あわせて16人分の椅子がある。全体に懐かしい食堂の雰囲気があり、肩の力がふうっと抜ける。まずは生ビール￥400を頂く。よく冷えたビールに喉が鳴る。おすすめは合鴨のパストラミ￥380、小串のうなぎ蒲焼き￥380、秋刀魚の塩焼き￥500、水茄子￥500、鶏の唐揚げ500。この中からうなぎ蒲焼きを選んだ。使われているのは国産の鰻らしい。ふわふわの鰻は口の中で溶ける。壁面を上手く活かしたボトル棚には金宮が並んでいる。障子の白さが眩しい。壁に備え付けられた扇風機が懸命に首を振っていて、何故か湯上がりの銭湯で寛いでいる気分になってきた。寛ぎついでにレモンサワー￥350を頂く。銭湯ではマミーが定番だったなあなどと思いながら気持ちよく過ごした。締めて￥1,130也。

  2008年09月08日

  コメント(0)

• THANK YOU

  自らの不注意で財布を無くし各種再交付手続きで疲れ果てた夕方、滅多に鳴ることのない固定電話が鳴った。電話は区役所からで、財布を拾った方がわざわざ区役所に一報入れて下さったのだ。あまりの嬉しさと安堵感でふにゃふにゃになりながら、野毛「お秀」で行われたビール祭に参加した。珍しく扉を開け放ち外に縁台を設けている。ここはやはり外飲みだろうとジョッキを持って表に出る。気持ちのいい風が吹いていた。前日散々飲んだにもかかわらず「狸狐亭」の生ビールからスタート。「○豊」ではいつものレモンハイ、「福田フライ」ではお約束の日本酒、「みつ徳」で生ビール後焼酎、「けんちゃん」でグレビ、「パパジョン」では角ロックと駆け抜け、宮川町へ。「THANK YOU」の一周年記念パーティーだ。既に満席で賑やかな声が上がっている。席を譲って頂いてカウンターに座るとまたもやビールから。フードは完売。かろうじてこの店自慢のカレーを僅かに頂けただけでも感謝しなければ。あとをひく味。ついグラスのピッチが上がってしまう。ありがとう、THANK YOU。

  2008年08月23日

  コメント(4)

• 座　和創庵

  「座　和創庵」は野毛大通りにある居酒屋。ＪＲＡの向かい、「野毛うどん」の隣りに出来たばかりだ。玉砂利の埋め込まれたステップを上がり、横引きの硝子戸を開けると左手に丸い生け簀がある。４席だけの小さなカウンター。その目の前が厨房になっている。右手にはゆったりとした広さのテーブル席が２席と奥に小上がりがある。名前の通り和風で落ち着いた雰囲気だが、競馬中継はこのロケーション、お約束通りに流れている。カウンターに座るとまずは生ビール。ビールはプレミアムモルツだった。お通しは里芋のおかか和え。壁に貼られたお勧めとメニューを眺め、アオリイカの刺身を頂くことにした。メニューは魚が中心で握りも出来るようだ。思いの外速やかに出されたアオリイカは、涼しげに美しく盛られて出て来た。マッタリとした甘みが舌に絡み付いてくる。実直な印象の店主は黙々と手を動かし続けている。私はゆるゆるとした時間を楽しんだ。締めて￥998也。

  2008年08月03日

  コメント(0)

• 絵になる街・野毛

  野毛の街を描いていてふと思うことがある。自分はこの街の何に惹かれているのだろうか。初めて描いた場所は「バラ荘」だったと思う。最初は喫茶店として、その後バーとして営業。ひっそりとした美しい建物だ。代替わりしたが今も建物は残っている。「バラ荘」と同じように何度か描いているのがベルギービールの店「ル・タン・ペルデュ」。大道芸とジャズの街を象徴的にあらわすような建物だ。偶然の出会いからお店を描くことになったのは「BARABA」。瓦屋根が飛び出した特徴ある門構えの「五月色のやぎ」、野毛の斜塔と呼ばれる「まこ」。この３軒が軒を連ねる姿も素敵である。大岡川に張り出すように弧を描く都橋商店街。その向かいにある「喫茶みなと」「日ノ出理容院」、三角形のスペースをそのままお店として利用している「まき」などが軒を連ねる現役のアパート。離れが柳通りから垣間見える緑に覆われた「村田家」。その向かいの老舗和菓子屋「もみぢ」。お稲荷さんの隣りにある「若竹」と向かいの立ち飲み屋「福田フライ」。山小屋のような造りでジュークボックスのあるバー「山荘」。仲通りに肩を寄せ合う小料理屋「ちどり」と「けいこ」。お手洗いも仲良く共同でお店の裏側が繋がっている。今は珍しいスタイルだろう。トンネルの中にいるようなたべもの横丁。その奥にある「若柳」の提灯。看板もなく一軒家としか思えない居酒屋「武蔵屋」。どこを切り取っても魅力的だ。過ぎていく時の中で変わらずに在る力強さを感じる。あるいはそこに私は惹かれているのかもしれない。

  2008年07月08日

  コメント(2)

• La Botte

  「La Botte」は野毛小路に出来たイタリアン居酒屋。外のテーブル席では既に食事を楽しんでいる方があった。その脇を抜けると明るい厨房に向かい合うカウンターがすっと伸びている。小さなテーブル席が３つ。一番奥がワイン樽をベースにしたテーブル席だ。煉瓦の壁。全体に白と茶を基調にした落ち着いた雰囲気。まずはグラスワインの白￥500。黒板に書かれたニューは盛り合わせ、サラダ、マリネ、煮込み、揚げ物、蒸し物、焼き物、ピッツア、ラザニア、パエリア、ドルチェと多岐に渡る。一品￥450～￥900。せっかくなのでピッツアマルゲリータ￥450を頂くことにした。厨房に立つのは日本人スタッフ。フロアにはイタリア人スタッフ。生地から手作りで、作る工程を眺めていられるのが楽しい。可愛らしいピッツアはプレートで焼かれ小さなまな板に乗せられて出て来た。パン生地でシンプルでありながらもボリュームがある。聞けばこのお店はマルコの系列店。清潔感に溢れた店だ。締めて￥850。オープンサービス価格のようだ。

  2008年06月20日

  コメント(0)

• 韓の蔵

  「韓の蔵」は野毛小路にあるちりとり鍋の店。日頃一人で飲み食いすることが多いのでどうしてもメニューが限られてしまいがちである。このお店のちりとり鍋が気になりながらもなかなか機会に恵まれなかった。偶然野毛小路でばったり会った飲み仲間を誘いようやくその機会を得ることになった。２階の入口に立って声をかけると３階のテーブル席に案内される。まるでサロンのような店内は空間を贅沢に使い寛いだ雰囲気に包まれている。生ビールとちりとり鍋を迷わず注文。自家製キムチを味わいつつ、わくわくしながら鍋を待った。ちりとり鍋は大阪の屋台が発祥といわれ、四角く薄いちりとりのような形をしたステンレス製の平たい鍋にたっぷりの野菜や肉を入れ、辛味噌で煮込んで頂くもつ鍋、ホルモン鍋の一種。「韓の蔵」では和牛のホルモンを用いている。一口食べたら箸が止まらない。野菜の甘味と肉の旨味を存分に味わえる鍋だ。モツを追加し満腹になるまで食べ続けた。

  2008年06月15日

  コメント(0)

• 福田フライ

  野毛小路のフライ屋の鰻の寝床のような店内の一番奥に陣取るといつものように日本酒を飲みながらホワイトボードのメニューを眺める。看板にあるフライだけでなくホワイトボードにぎっしりと書かれた本日の魚は楽しみの一つ。何をいただこうかと迷っていると、珍しいものがあるけど食べるかとノブさんに声をかけられた。もちろんと頷き出て来たものは緑三味線貝。見た目は指の先ほどの緑色の殻をもつ二枚貝で三味線の棹のような肉質の柄があり、名前はそこから来ているようだ。調べたところ分類学上は触手動物の腕足類に属し、古生物時代から現在までほとんどその姿を変えることなく生き続けてきた「生きた化石」ということらしい。国内では有明海でとれ、メカジャという名で親しまれている。塩茹でにすると美しい緑色となり、殻を剥いて貝を食べるだけでなく柄の部分も爪で軽く折ってその中身を頂く。手に入りにくい食材だそうで、キロあたりの価格を聞いてのけ反ってしまった。趣味だと笑うが、ノブさんの食に対するあくなき探究心には恐れ入る。

  2008年06月14日

  コメント(0)

• 二人で行く野毛

  桜木町駅に降り立ち、とにかく煮込みと鮪ブツだと言う連れをまずは「第三酒寮キンパイ」へと促す。コインを入れて熱燗を二つ作り乾杯。有無を言わさず七味唐辛子を投入してくる煮込みを分け合う。続いて「福田フライ」で日本酒。ホワイトボードをざっと眺め、すかさず塩らっきょうを頂く。大振りのらっきょうはいい具合に浸かっている。わずかに味噌を乗せて頂くとこれまた美味。刺身は真子鰈を頂いた。オスの方が身がしまっていると言うが、メスのふるふるとした食感と身の甘さを楽しめる。塩浸けにしたという卵もそそる。連れが豚トロを注文し、珍しく炒めものも頂いた。都橋商店街に向かい「○豊」でレモンサワー。茹で上がったとうもろこしを見たら無性に食べたくなってしまった。まず一列綺麗に取ったら、おもむろに親指でわしわしと剥いて行く。皿に全てを剥いてから食べるのがゴーヤ流。だが、連れが剥くそばから食べるので実に忙しかった。２階に上がり「華」で招興酒を飲みながらまったり。二人飲みは場所を選ばずさくさく回れるのと食べ物の種類を味わえるのがいい。

  2008年05月31日

  コメント(0)

• 朝まで勝手に飲ん兵衛ラリー

  意気揚々と中村橋商店街「和田商店」から角打ちスタート。カウンターで仕切られたエリアには誰もおらず清々とした気分でスーパードライを飲み干す。吉野町から伊勢佐木町に移って「甘粕屋酒店」に入る。富翁の純米吟醸祇園小町を頂く。ぶらぶらと歩きながら福富町までやってきた。「浜屋」で生ビールを飲みリセット。都橋の２階になんとなく上がると「梓」の前に柴犬がいた。しばらく柴犬と遊んでから野毛小路へ移動。「福田フライ」で日本酒。宮川町に渡って「鶴亀大吉」でゴーヤチャンプルーをつまみにレモンサワー。「春告魚」で生ビールを頂き、さらに「Thank you」でも生ビール。都橋に戻り「○豊」でレモンサワー。つまみには茄子の素揚げ、アボカドとトマトのサラダを頂いた。２階に上がり「はる美」でVSOP。「華」で招興酒を飲み、「五鉄」で生ビール。「Movie Star」で電気ブランを頂き、最後に「STRUT」でグレビ、レッドアイ、ノイリープラット＆ライムで〆。長い夜が明けた。

  2008年05月17日

  コメント(0)

• パパジョン追悼ライブ

  昨夜｢福田ﾌﾗｲ｣で飲んでいたら明日｢ﾊﾟﾊﾟｼﾞｮﾝ｣でﾗｲﾌﾞがあると聞いた｡ﾊﾟﾊﾟの追悼ﾗｲﾌﾞと聞いては行かないわけにはいかない｡出演は村田浩＆ｻﾞ･ﾊﾞｯﾌﾟ･ﾊﾞﾝﾄﾞ｡8時からというので外で軽く飲み､入店するとまだまだﾗｲﾌﾞを行う空気ではない｡ﾌﾗｲﾔｰのﾊﾟﾊﾟは笑顔で胸を張っている｡私はｶｳﾝﾀｰの端に座り､いつもの心太で角ﾛｯｸ｡8時になってやっとｾｯﾃｨﾝｸﾞ開始｡場所が場所だけに立ち位置を決めるのにも一苦労だ｡厨房にもﾒﾝﾊﾞｰが入らなければならない｡さすがに長年様々な舞台で演奏をされてきただけあって村田さんの場の仕切りは素晴らしかった｡的確であり柔らかい｡譜面を見ながらのﾒﾝﾊﾞｰの打ち合わせを聞きながら私自身のﾃﾝｼｮﾝも上がる｡なんとか全ての機材が納まり今日はｾﾙﾌの店となった1980年（昭和55年）創業の「ﾊﾟﾊﾟｼﾞｮﾝ」｡8時半になって満席となり､ﾗｲﾌﾞｽﾀｰﾄ｡ﾓﾀﾞﾝｼﾞｬｽﾞから美空ひばりまでﾊﾞﾗｴﾃｨに富んだ構成で楽しませて頂いた｡入れ代わり立ち代わりいったいどれほどの人が訪れたのか｡10坪の店内にパパの生きた時代の音楽と歓声が響いた｡

  2008年05月15日

  コメント(0)

• 五鐵

  「五鐵」は宮川町にある居酒屋。「旭屋」の閉店の後に移転して来た。カウンター７席、テーブル席３席。福富町で営業していた頃はカウンターのみのお店だったので少し広くなった格好だ。本場の長崎ちゃんぽん、皿うどん、地鶏料理を味わえる数少ないお店である。私はカウンターの端に座り生ビール￥500を頂く。お通しはマカロニサラダ。バックカウンターの収納は中の見えないタイプですっきりした印象。振り返るとお店の名前が入った柱時計の振り子が静かに揺れている。メニューは長崎ちゃんぽん￥800、皿うどん￥700、すいとん￥550、鴨鍋￥1500、鴨つくね￥600、焼鳥各￥150、鰤照り焼き・塩焼き￥500などの他、一品料理も充実している。フロアの奥にある液晶モニタにはまだグリーンチャンネルは映し出されていないが、土日は午前中から開け夜まで通しで営業するそうだ。深夜は手伝いの男性が来るので平日でも朝７時頃まで開けている。今のところ定休日は決まっていない。

  2008年05月11日

  コメント(2)

• 37yawd

  「37yawd」は宮川町にあるバー。赤い階段を上って扉を開けると思いのほか広々とした空間が広がっている。Ｌ字のカウンターに９席。フロアにテーブル席が２つある。開口部が広く外が覗けるためいっそう広く感じられるようだ。開店祝いか窓際には胡蝶蘭が飾られている。ダーツマシンが１台。カウンターの中にいるのは思いがけず若い女性だった。カウンターの端に座りまずは生ビール。ここではアサヒだ。液晶テレビでには映画が映し出されていた。ゆるく音楽が流れている。聞けば以前の店主から閉店するのでよかったらやってみないかと声をかけられたそうだ。どこで人生が変わるかわからない。気がつけば自分が店主になっていたという。本牧出身だという彼女は笑顔がキュートだ。ドリンクはほぼ￥500。フードはこれから充実させていきたいと語る。場所柄土日は競馬中継を流すというが、女性一人でも入りやすいお店が出来たことは喜ばしい。これからどんなお店に育っていくのか楽しみである。５時から深夜２時まで営業。定休日はまだ決めていないそうだ。

  2008年05月07日

  コメント(0)

• 野毛大道芸

  先週のヨコハマ大道芸に続き行われた野毛大道芸。曇天だがなんとか持ちこたえた滑り出し。街に入ると大道芸人を囲む輪がいくつも出来ていて、観客の歓声や露店の売り込みの声で賑やかだ。柳通りに入るとこちらも人で埋め尽くされており、通り抜けるのが一苦労。そんな中なんとか「Movie Star」に辿り着く。まずは讃岐うどんセット。ドリンク付きで￥500の大道芸価格だ。香川出身のママが作るダシはしっかりとしたいりこ味。お腹を満たしてから、さあと気合いを入れて外に出ると「トモ」と「カントリー」の出店が仲良く営業している。「トモ」で買った日本酒を片手に柳通りから桜通りに抜ける。本通りに出て長い頭の被りものをつけた「おじゃるず」のパフォーマンス、「カウボーイボブ」ショーを見ながら野毛坂に向かう。途中ふと気が付くと白い男「Shiva」が隣りを歩いている。仏壇通りに入ると黒山の人だかり。何かと覗けば「ささらほうさら」の金粉ショーだ。再び坂を下りて仲通りの「旅路」で生ビールを買い、柳通りの飴細工を眺める。「カントリー」でローストチキンを買い、「Movie Star」に戻りみんなで分けて食べた。雨が降り出してしばし休憩。

  2008年04月26日

  コメント(0)

• 野毛バー巡り【完結編】

  「Bar Meguri in Sakuragicho」の企画が始まってからバーに行く機会がことのほか増えた。気になりながらも行く機会を逸していたお店やしばらく顔を出していなかったお店もスタンプカードのおかげでおじゃますることができた。改めてこの企画には感謝したい。さて、前回の続きだが行ったお店と飲んだものをまとめておこう。●「ラブソルジャー」バドワイザーの生●「ワンメニー」ハイボール●「ヤノンバー」ギムレットとギブソン●「D Jr.」マティーニ●「うさぎ」久米仙●「パラディー」生ビール。これで「Bar Meguri in Sakuragicho」参加店合計27店舗を制覇した。野毛には今回この企画に参加していないお店も含め実に様々なタイプの魅力的なバーがあることを再認識させて頂いた。それぞれに特徴があり味がある。今日はどこへ行こうか。また迷う楽しみが増えてしまった。

  2008年04月21日

  コメント(2)

• まだまだバー巡り

  「Bar Meguri in Sakuragicho」のスタンプ有効期間は５月10日（土）まで。これまでに行ったお店と飲んだものをまとめてみよう。●「PHILLY'S」生ビール●「GLORY」ギブソン●「SHEEP」ティオマテオ●「Ｒ」ハイボール●「KONISHI」レーベンブロイ●「Breezin'」ギネス●「PUERTO」ギネス●「GAZZI」ジンライム●「Antiquary」ノゲシャン●「KAMPARI」ギムレット●「HAPPY JACK」ギネス●「OWL」ハイボールとミントジュレップ●「In The Still」ダイキリ●「ミラクル商会」ガラナホッピー●「SOUTH」サングリア●「Bodegon Nogue」サングリア●「BASIL」サングリア●「APRENDO」グレビ●「Bluish」グレビ●「Dejavu」ノイリープラット＆ライム●「ZOO」黒生ビール意外に冒険はしていないなと少し反省。みなさんもぜひこの機会に野毛のバーを楽しんで頂きたい。

  2008年04月16日

  コメント(0)

• 鳥勝

  「鳥勝」はブリーズベイ脇の通りを入り「一菜」と「夜光虫」に挟まれた場所にある焼鳥屋。大きな赤提灯が目印だ。扉と壁に丸窓があり、わずかに中の様子をうかがえる。串焼き￥130～、一夜干し￥300～、一品料理￥200～とある。扉を開けて中に入ると流れているのは何故かロック。しばらく聴いていたらＦＭヨコハマだとわかった。落ち着いた店内はＬ字のカウンターに８席とテーブル席２席。ショーケースに整然と並ぶ具材が眩しい。まずはビールをとメニューを見ると生ビールはプレミアムモルツ￥550だったのでスーパードライの瓶ビール￥500を頂くことにした。グラスはよく冷えている。ちなみにホッピーは￥400だ。私はもつ煮込み￥500を頂くことにした。大根、御坊、人参、こんにゃくとともにしっかり煮込まれた具だくさんの煮込み。葱がトッピングされて出て来た。唐辛子を振りかけるまでもなく十分に味が出来上がっている。次回は串焼きを試してみたい。締めて￥1000也。

  2008年04月11日

  コメント(0)

• 清し乃

  「清し乃」は都橋商店街の２階にある居酒屋。以前はママが一人で切り盛りしていたが、昼間の仕事が忙しくなり長期休暇に入っていた。一年半ぶりに看板の明かりがともっているのを目にして階段を上る。看板はそのままだが、扉の脇に「オール￥300」の表記。恐る恐る扉を開けるとカウンターにはママが一人座っている。お久しぶりのご挨拶をしてふと見ると厨房には若い男性。聞けばママの息子さんだという。「清し乃」の看板は息子さんに受け継がれることになったそうだ。しばらくはママが手伝いに立つ。カウンター５席。まずはビールを頂く。ビールは瓶のレーベンブロイだ。胡瓜入りの竹輪がお通し。いい刺身があるというのでお願いした。出て来たのは綺麗な鮪。酒を日本酒に切り替える。こめいちずの純米酒。つまみは他に、ししゃも焼き、枝豆、冷やしトマト、冷奴、おひたし、山芋千切り、肉焼き、炒め野菜、ヌタ、煮魚、あさり蒸しなど。焼きそば、ご飯セットなどご飯ものもある。23時まで営業。

  2008年04月04日

  コメント(0)

• 鳥芳

  「鳥芳」は柳通りにある焼鳥屋。角地にあり硝子張りの扉は二つ。二方向どちらからでも入ることが出来る。直角に折れたカウンターの一辺は焼き物系肉コーナー、もう一辺は生もの系魚コーナーになっている。座席は10席。私は魚コーナーに座り、まずは瓶ビール￥550を頂く。黙っていればキリンのクラシックラガー、言えばスーパードライもある。この日のお通しはマカロニサラダ。林檎入りの優しい味だ。目の前のショーケースには、雲丹、鯵、キンメ、鯨ベーコン、鰹、ほたて、明太子、生しらす、あさり串などが並ぶ。その中から鯨ベーコンを頂いてみることにした。昔父が食べていた鯨ベーコンはもっと脂が強いイメージだったが、あっさりとしていやみのない旨味が味わえた。バックカウンターに並ぶのは角のボトルのみという潔さ。親父さんと女将さんが二人並んでいる姿がほほえましい。焼き物は￥150～￥200。日曜、祭日、木曜日が休み。締めて￥1750也。

  2008年03月28日

  コメント(0)

• そしてバー巡り

  花粉症で夜上手く寝られない。寝られないなら起きてしまえと思ったわけではないが、バー巡りへと繰り出した。大井町のＡで真鯛の香草オリーブ焼きに舌鼓を打ち、さっくり白ワインのダブルを飲んで野毛に向かう。「狸狐亭」で生ビールを頂き、本通りの「APRENDO」へ。早い時間のせいか誰もいないカウンターをひとりじめした。頂いたのはグレビ。ここではグレープフルーツジュースは生搾り。目の前で搾ってくれるのが嬉しい。仲通りに入って「In The Still」の扉を開けると以前より心なしか明るい雰囲気。見れば女性のバーテンダーがカウンターにいる。新人ですと紹介されたが経験は豊富とか。ここではダイキリを頂いた。都橋に移動して「ホッピー仙人」で黒。一旦階下に降りて「○豊」でレモンハイ。再び２階に上がり「はる美」でオリオンビール。さらに「華」で紹興酒。残りわずかな巻き揚げを食べることが出来た。最後は「ミラクル商会」でガラナホッピーで締めた。

  2008年03月21日

  コメント(2)

• Movie Star４周年によせて

  「Movie Star」が吉田町から野毛に移って１年半、吉田町時代をあわせ３月で４周年を迎えた。関内に勤めていた当時、毎日のように都橋を渡って野毛でお昼ご飯を食べていた。私にとって吉田町は通過地点に過ぎなかったのだが、ある日定食の文字が目に飛び込んで来た。それが「Movie Star」との出会いだ。日替わりランチはドリンク付きで￥600。ボリュームもありなにより美味しかった。それからというものここに通いつめた。まさに胃袋をわしづかみにされてしまったのだ。あれから４年。土砂降りの雨の中お祝いに駆け付けて下さる方々を見れば、店主がどれだけお客様を大事にしてきたかがわかる。トビウオの刺身、スズキのカルパッチョ、サーモンとハムとチーズの盛り合わせ、唐揚げ、そら豆、揚げ餃子、焼きそば、香り高い筍ご飯などをつまみに、私は生ビールをチェイサーにして専ら日本酒。美人長「笑」純米酒無濾過生原酒と酔鯨を頂いた。【４周年おめでとうございます】

  2008年03月19日

  コメント(0)

• 狸狐亭

  「狸狐亭」は第一港興産ビルの２階に出来た居酒屋。以前は「積集合」だった場所である。店の造りはそのままでカウンターに８席だけのこじんまりとしたお店だ。店主の由梨さんは野毛の地区センターで料理教室を開いたこともあり、魔法のような手際の良さで次々に料理を作り上げていく。聞けば自宅でパスタや蕎麦も打つというから恐れ入る。都橋商店街の「はる美」で日替わりママとしてカウンターに立ったこともある。やわらかい笑顔で包み込むように話し、会話をしているうちに癒しを与えてくれるような方だ。会社勤めを辞めて一年ほどになろうか。待ちに待った日がようやく訪れた。本日レセプション。グランドオープンは21日（金）の予定だ。17～22時まで営業。日曜、祝日がお休み。レセプションでのメニューは菜の花の芥子醤油和え、鰹とみずなのサラダ、ハタハタの燻製、烏賊の燻製、自家製ベーコンのジャーマンポテト、焼きそばなど。たくさんの花に囲まれ華やかなスタートをきった。

  2008年03月18日

  コメント(2)

• 日曜日のバー巡り

  大岡川沿いにぼんぼりがつきはじめると自然に気分が浮き立つ。都橋商店街の「○豊」でレモンハイを飲みながら今日はどこへ行こうかと考える。「Bar Meguri in Sakuragicho」のスタンプカードを見ながら少し歩いてみようと思った。大通りの「BASIL」でサングリアの白（キウイ）を頂き、野毛小路に入って「福田フライ」で日本酒。見慣れた顔があり気持ちよく飲むうちに閉店時間を迎えた。「無頼船」脇の細い階段を上がって「カンパリ」でギムレット。ビーフィーターのキレが冴えていてすっきり味わえた。お通しはチリコンカン。お腹がいっぱいになったところで「フィリーズ」の生ビールでリセット。バー巡り５店舗制覇でマッカランのコインケースを頂いた。バー巡り５店舗ごとに頂ける景品は実に様々。期間中にあとどれくらいまわれるだろうか。これから少しずつ暖かくなる。春の宵をバーで楽しむのも一興。最後は隠れ家のインフェルノで締めた。

  2008年03月17日

  コメント(2)

• ワイン会＠Movie Starその２

  【料理編】今回「Movie Star」でワイン会を行うにあたり、ワインに合うイタリア料理を特別に用意してもらうことにした。日頃は定食と居酒屋メニューの「Movie Star」だが、イタリアンで鍛えた腕を奮ってもらった。魚、肉、野菜とバランスのとれた料理で、見た目も美しく、ワインを片手に食べる喜びも存分に味わった。［メニュー］●フンギ・マリナーティ（キノコとプチトマト、玉葱のマリネ）●カルパッチョ・ドラータ（真鯛のカルパッチョ。オリーブオイルと塩で引き出される鯛の旨味を味わう）●卵のキッシュ●地鶏のオーブン焼きチーズ乗せ（たっぷりの野菜と一緒に）●クロケッタ・ディ・ズッカ・コン・パンチェッタ（カボチャと豚の塩漬のコロッケ。口の中でとろけるクリーミーな味わい）●ベニス風海の幸の煮込み（いさきをメインに烏賊、海老、あさりなどの魚介類をあっさりしたスープで軽く煮込んだもの）

  2008年03月16日

  コメント(0)

• ワイン会＠Movie Starその１

  【ワイン編】野毛小路の「Movie Star」でワイン会を行った。ワイン好きの常連さんが気軽にワインを楽しもうと企画したもの。乾杯はオーストラリアのシラーズのスパークリングワイン。シラーズはオーストラリアで栽培される黒葡萄総量の半分近くを占め、醸造ワイン全体の1/4を占める生産量がある品種。今回頂いたのはロゼだ。その他ミュスカデ・セヴルーエメーヌシュルリーという珍しいおり絡みのワイン、梟がエチケットのラ・キュヴェ・ミティーク、良質のワイン造りで高い評価を得ているジョン・カレスケ、イスラエルのステート・カベルネ・ソーヴィニヨン、ドイツのローラベルグ・リースリング・シュペートレーゼ・トロッケンなど全10種類のラインアップ。それぞれのワインの産地が地図で表され、さらに味の特徴などを書いた手作りのタグをワインにかけて下さり、ワインに疎い私も大助かり。きめ細かい準備をして下さったＨさんにこの場を借りてお礼申し上げたい。

  2008年03月15日

  コメント(2)

全520件 (520件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 ... 11 >