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前回の明日香の最後の姿はキラキラ女子とは程遠いくらいみる影も無くなりましたね。世話を放棄されたトイプードルはどうなったかというと姉の家族に引き取られて幸せに暮らしてたので安心しました。

さて、本作の主人公は明日香の後輩のサヤ。前回でも登場したイケメンADの徳井はサヤとつきあっていたことが判明しました。そして今回はサヤにプロポーズするところから始まりました。女性なら一度は憧れるであろうイケメンエリートからのプロポーズにサヤは嬉し涙を流してました。一方で『あたしを見て』と心の声が。実はサヤも明日香と同じく承認欲求が強く、SNSに注目されたい女性でした。

サヤがSNS界でトップを誇るフォトスタグラマー misakiに憧れていました。misakiのSNSにアップされてるセレブな暮らしぶりに目を輝かせるサヤ。サヤはmisakiをキラキラ女子の鑑として目指していました。

会社ではSNSの発信力を買われて営業部に配属になり前途洋々。そしてもう一人入ってきた派遣社員の中山泉が登場します。一見地味な派遣と距離を置こうとするサヤは、キラキラ輝く先輩 林田詩織と仲良くなります。そんな時にあるパーティに誘われました。そこはセレブたちがたちが集まる港区会。林田詩織にハイソな人たちを紹介されて、セレブならではのハイレベルな会話にドキドキします。そこでネットショッピングの大手企業の社長の児玉と知り合います。君次第なら港区のマンションを紹介してあげるよと言われて嬉しそうに話すサヤに、詩織はみんな『パパ活』を当たり前にしていることを話します。

それから派遣の中山泉に仕事を押し付けてまで港区会のパーティに行くようになったサヤ。パーティの写真にいいね！が増えて、憧れのmisakiに近づいてると期待を膨らませます。セレブたちの交流に酔いしれて、やがてイケメン彼氏の徳井がつまらない男に見えてしまします。

ある日理由をつけて派遣に仕事を押し付けてたことがバレて社員から冷たい視線を浴びることに。一方で新しい企画を提示する派遣は一目を置かれてるのに対抗意識を燃やしたサヤは仕事の契約を取るべくパパ活に手を出してしまいました。

そこにさやの行動をネット越しに見ている人影が。

感想:セレブの世界に踏み入れたさやは手に入れたいものならば、パパ活でもなんでもする思い切ったことをしますね。ある意味明日香より凄いです。しかもイケメン彼氏がおりながらΣ(￣。￣ﾉ)ﾉ

しかし煌びやかな世界が当たり前になってくると、イケメン彼氏で完璧な徳井でさえも物足りなくなってしまうのだろうか思うとゾッとします。そこに人間の際限ない欲望がこの漫画に凝縮されてるなと思いました。

そして謙虚に振舞ってる中山泉も何かしらクセがありそうな気がしました。

ゴミ屋敷とトイプードルと私 ＃港区会デビュー1