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今日は半日、バイク(ホンダの500)の修理。
駐車場でバイクをいじっていると、となりのアパートの駐車場に止まった軽バンから派手なジャージ姿の外国人が降りて、こちらへ歩み寄ってきた。 「なんだコイツ?!」と少々警戒すると、彼は笑顔で、たどたどしい日本語で話し掛けてきた。 「これ、バイク?かっこいいね?どこかこわれた?」 ああ、スコシね・などとナマ返事を返すと、彼は隣りにしゃがんでさらに話し掛けて来た。 自分はトヨタ・シティーで働くブラジル人だという事、 今日は隣りのアパートに住んでいる姉に会いに来た事、 (確かに普段から外人女性をよく見かけた。) 彼はサンパウロでホンダの400ccに乗っていたのだという事。 「だって、ホンダはナンバー・ワンでショ!」と満面の笑みで彼は言い、自分の車の中から金属磨きを取り出してきて、僕が手を付けていない所を磨いてくれたりした。 やがて彼の姉がアパートから出てきて、二人は車に乗り込みいずこかへ出かけていった。 別れ際に会釈をすると、ふたりともより深い礼を返してくれた。 はじめ彼が近づいてきた時、正直自分は「盗むのに目ぼしいバイクでも探してるんじゃないか?部品でも捕られるんじゃないか?」などと思った。 そんな自分が、とても小さい人間に思えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年01月21日 22時18分39秒
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