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Grace’s Room

留学生活



Grace’s 留学時代

アメリカ・ネブラスカ州、サザーランドという小さな町の、小さな公立高校。
ここで過した時間と、出会った人達のおかげで、今の自分があるんだと
心から思う。たった1年だったけど、一緒に過したホストファミリーとは
その後も11年以上に渡って、今でもFAMILYとして行き来してるんだ。





初めての海外。初めてのアメリカ。
飛行場が成田で、NARITAがいったい何処にあるのかすら解っていなかった16歳ホヤホヤ。
空港で私を見送って涙する母親を見て、ちょっと切なくなりながらも、「これからどうなるんだろう?」
って事に、ひたすらドキドキ。ワクワクしていた。怖い物知らずというか、単にノンキな私だった。

私のホストファミリー
●横断鉄道のUnion Pacificで働くDad(日本のベースに居た事がある)
●小学校の先生で4年生を担任するMom
●一人娘で当時大学生のBobbi

Dadはかつて厚木にあるベースに長く居た事があるので、とっても日本人贔屓。
私が訪れる3年前にも日本人留学生をステイさせた経験がある家族だった為、日本人の文化や習慣なども
ある程度知っていて免疫があったおかげで、私はとっても過ごしやすかった。

一人娘のBobbiは本当に性格が良く、学校でも人気者。私達は直ぐに大親友になった。
でも彼女は残念ながら既に地元のハイスクールは卒業し、近くのもっと大きな街で1人暮らしをしていたので、
平日の日常生活は、Mom,Dadと私の3人。週末になると、Bobbiの所へ
泊りがけで遊びに行った。

そんな感じで・・・
ネブラスカというアメリカ大陸の中でもとっても田舎な州の、サザーランドという小さな町で、
私は高校生活の1年を過す。そしてこの1年間が、私の人格を形成し、その後の人生を
方向付ける大きな転機になったのだと思う。

他人の評価ばかりを気にしていた私が、初めて「私って何」「私は本当は何をしたいの」
自分と初めて1対1で向き合って過した1年間だったと思う・・・。(^-^*)


自分自身、家族、友人、恋愛。
沢山のすばらしい出会いと、楽しかった時間と、素敵な思い出。
言葉と文化の壁に何度もぶつかって、沢山泣いて、傷つく事もあったけど、おかげ様で
本当の自分とトコトン向き合えた1年間だった。
そして、日本人としての自分に誇りも持てて、改めて日本が大好きだ!って思えた。
アメリカや、アメリカに関わらず外国にはもちろんそれぞれのよさが沢山ある。
でも私は日本人で、日本が大好きだ。それを心底実感した。


あれから十数年経つ今でも、お互いに行き来をして、一つのFamilyとしてこんなに深く
繋がっている彼らは、私にとって何にも代えがたい宝物だ。。ヽ(*^▽^*)丿


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