2008/08/11(月)01:36
太陽なくして虹なし
エリザベス一世
『虹の肖像画』:アイザック・オリバー作:ハットフィールドハウス蔵
左側中央、女王の右手上の所にラテン語で
「NON SINE SOLE IRIS」と書かれています。
「太陽なくして虹なし」という意味で、
※太陽と言うのはイギリスを黄金の太陽で包む女王自身のことで、
虹は平和のシンボル。
『アストライヤ賛歌』
いまや、太陽は緑に輝き、天は青く晴れ上がっている。
生気にみちる「春」が生きとし生けるものに新しい生命をふきこんだ。
陽気さ春がきたり、
若々しく甘い太陽の光が
怒りっぽく老いた冬を追放した。
このように
詩人ジョン・デイヴィスは
エリザベス一世の治世を春にたとえて賛美した。