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カテゴリ:舞台/コンサート
『かもめ』 ●2008年6月20日~2008年7月12日 @赤坂ACTシアター ●作:アントン・チェーホフ ●演出:栗山民也 ●出演:藤原竜也 鹿賀丈史 麻実れい 美波 小島聖 http://www.tbs.co.jp/act/event/kamome/ **************************************** 1人でぶらりと、観てきました。 藤原竜也の『かもめ』 場所は赤坂サカス、 舞台から近い良席で、まんぞく チェーホフの戯曲『かもめ』の筋は、ご存じの方も多いことでしょうー。 作家志望の青年トレープレフと、 女優志望のニーナの物語です。 今回の配役は、 ● トレープレフ: 藤原竜也 ● ニーナ: 美波 ● アルカジーナ(トレープレフの母親): 麻実れい ● その愛人である有名作家: 鹿賀丈史 なかなかに絶望的なストーリーですが、 演出した栗山民也氏は、 どうやらチェーホフの喜劇性に焦点をしぼって魅せたかった様子。 それはとても難しいことだとは思うのですが、 鹿賀丈史と麻美れいがものすごく芸達者なので、 どっしりとした安心感がありました。 ただ、 ストーリー自体が暗いこともあって、 いくら喜劇性を押し出したといっても、 観客はどこで笑っていいのやら・・・?という混乱はあったかもしれないなぁ。 でも、 トレープレフとアルカージナの掛け合いの場面では、 会場から笑いも出て、 なかなか良い雰囲気だった なににせよ、 保守的な雰囲気のお芝居だったような気がする。 まぁ、それでいいんだろうけど (と思ってしまうあたり、わたしも蜷川グセが抜けてない。 良くないことだわー) あとは・・・ 藤原竜也がすこしオーバーアクションにすぎたかも。 もちろんうまいんだけど、 喜劇面 ー 悲劇面のバランスがちょっと崩れていたかもなぁ。 これは、演出のせいもあるかもね。 最後の、トレープレフが自殺に至るシーンは静かな迫力があって良かったんだけどな。 前後のつながりがやや薄く見えてしまうように感じて・・・。 そういう細かいニュアンスが読み取りにくかったのは、 すこし残念でした。 でも、総じておもしろかったです 『エレンディラ』以来に観る美波も、かわいかったし さてさて、 赤坂ACTシアターのホワイエには、 開幕後と休憩時間に、 ACTカフェがオープンします 『かもめ』上映期間は、 特別メニューとして、「かもめカクテル&ピロシキ」のプレートが販売 わたしも食べてみました☆ (奥に見えるのは、袋入りパンフレット) なかなか楽しいひとときでした やっぱり劇場は大好きだわー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.30 20:40:50
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